「ミモロちゃん、すごく人気の中華料理屋さんが、三条会商店街にあるの知ってる?」と、ある日、お友達ののご夫婦に言われたミモロ。「三条会商店街?あ、ミモロが自転車買った商店街だ~。そういえば、いつもお店の前に人が順番待ちしてるところがある…そこかな?」とミモロは、堀川通の三条会商店街の入り口にほど近い場所の中華料理店を思い出しました。
そう、そこは「魏飯夷堂」という上海出身の点心専門の料理人さんが作る小龍包が、評判のお店です。さっそくお友達と待ち合わせして、出かけます。
商店街のアーケードに面した場所から、中で手際よく小龍包を作る料理人の姿を見ることができます。
「なんか古い町家を改造したみたい…」
お店をよく見ると、「本田味噌」という看板が掛かっています。「きっと京都御所の西側にある老舗のお味噌屋さんのお店だったところじゃないの?」
さて、このお店は、横浜中華街の有名店「萬珍楼」で修業をつんだ、魏福之(ぎよしゆき)さんが、2010年にオープンさせたお店。その9年前には、京都で評判の「創作中華 一之船入」を創業。中国より、最高級調理師の資格を与えられている調理人です。
この小龍包のお店は、本場上海の点心師との出会いが実現させたもの。その味を求めて、全国から大勢の人がやってくるのです。
開店は、11:30から。評判のお店だけあり、すでに開店前から、大勢の人がお店の前で列を作っています。ミモロたちも、その列に並びます。
開店と同時にお店の中に次々に案内されるお客様。入り口には、本場上海を思わせる装飾品が雰囲気を盛り上げて…。
「わ~大きな厨房…」
ミモロは、厨房の中に興味津々…「ミモロちゃん、こっち~早く~」とお友達の呼ぶ声に、我に返って、テーブルへと急ぎます。
週替わりランチ、定番ランチなど、豊富なメニューの中から、ミモロは、牛肉と野菜の炒め物(800円)を注文。
「ミモロちゃん、小龍包付きは、1000円だけどどうする?」
「え?もちろん小龍包付きお願いしまーす」と、ここに来たら、小龍包を食べないなんてありえませんから…。
お友達ご夫婦も、エビと春雨の炒め物とパーコー麺を注文しました。
もちろん小龍包付きで…。
「はい、どうぞ~すごく熱いですから、気を付けてくださいね~」とお店の人に。
「わ~美味しそうな小龍包…皮が薄くて、中に肉汁いっぱい入ってるんだよね~」
「ミモロちゃん、気を付けてね~」「うん、大丈夫…」ミモロは、黒酢をちょっとかけて、アツアツの小龍包をレンゲにのせて、器用にいただきます。
「う~肉汁美味しい…さすが本場の味だね~」といたく感激。
2こ付いた小龍包を、瞬く間にペロリ…。
さて、いよいよ注文した品々が、ミモロたちのテーブルへ。
「わ~なんかすごいボリューム…」さすがのミモロも驚く量。それだけでなく、小皿の料理やスープ、ご飯、デザートもセットされています。
みんなの注文した料理を小皿で分け分け…「なんかちっとも減らない…」お友達からもらった料理を先に食べたミモロ、自分の朱蒙した料理は、まだたくさん残っていて、なかなか減りません。
「わ~大きなプリプリのエビがいっぱい入ってる…」と、ボリュームだけでなく、その食材とお味の良さにも大感激。
「すごい、これで1000円って、感激しちゃう…」ミモロおすすめの1000円ランチにもちろん堂々エントリーされました。
「う~お腹いっぱい~。また来ようね~」と、ポッコリお腹を撫でながら…。
古い町家を改装したお店、日本と中国の文化交流が感じられる内装です。
「ランチは、一人で行くより、何人かでいっしょに行って、料理分け合うのがおすすめ。だって、他の料理も食べたいもの…」
人気のお店なので、待つことを覚悟で…。
*「魏飯夷堂」の詳しい情報は、ホームページで、どうぞ…
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