ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大好きな桃太郎に会いに。京都醒ヶ井仏光寺「京空間mayuko」で5月15日まで「五月人形飾り展」開催中

2023-04-30 | イベント

「やっと会えたね~」と、ミモロが毎年再会を楽しみにしてる時期がやってきました。

1年に1度、まるで七夕の彦星と織姫のように再会するミモロと桃太郎くん。
初めて会ってから、すでに数年は経っていますが、ミモロの一目惚れではじまり、片思いは今も続いているのです。

この桃太郎の人形が展示されているのは、京都の町中、四条通と堀川通が交差する南東のエリアにある古い町家の「京空間mayuko」です。


ここは、友禅作家の黒田庄七郎さんと染色作家の気谷麻由子さんが、年間を通じ、京都の伝統文化や工芸を多くの人に知って欲しいと、さまざまな展示やイベントなどを開催している場所。
ミモロも、雛飾りや五月人形飾り、大黒様と恵比須様展、また草木染体験など、いろいろな機会にお邪魔しています。

「今年も、ようこそ~」と気谷麻由子さん。


5月15日まで開催されている「五月人形飾り展」。毎年、たくさんの武者人形が展示されます。


雛人形に比べ、絶対的な数が少ない武者人形。ここに展示されているのは、明治初期から、絹織物を商う「黒田庄商店」に伝わる人形で、男子が生まれた時に、その成長を願って揃えられたものなどです。

歴史上の偉人や武将をテーマに作られた人形で、人形作りが盛んだった京都を中心に江戸末期から明治期に多く作られたのだそう。関東では、五月人形飾りといえば、武将の甲冑飾りが中心。人形は、金太郎や桃太郎などが多く見られます。

ここで見られる武者人形は、働く女性の先駆者ともいえる神功皇后。

身重の体で、夫である仲哀天皇の意志を継ぎ、海を越え、新羅へ攻め込み、帰国後、九州で出産。その子供が、後の応神天皇と伝えられます。
「すごい!旦那さん死んじゃうから、出産したときは、シングルマザーだよ~」と、そのパワーは、まさに女性たちへ勇気をもたらす存在。

お人形のそばには、子供のお世話をする武内宿禰が寄り添います。

また、こちらは成長した応神天皇で、そのそばにも武内宿禰が…


武将といえば、源頼朝や義経なども…

手前が義経、一番上の段が頼朝で、真ん中は、義朝の7男になる阿野全成です。ちなみに頼朝は3男、義経は9男になります。

三人の子供を抱く常盤御前の掛け軸も…。

少年の阿野全成(今若)、源義円(乙若)、そして赤ちゃんの義経(牛若)が描かれています。

昨年は、訪れた人たちに、大河ドラマの影響から注目を浴びた人形です。

「これ、頼朝さんのお馬なんだよ~」と、毎回乗せていただくの白馬。乗る姿もなかなか板について来たミモロです。


さて、今年の大河ドラマの主人公は、徳川家康ですが、なぜか武者人形に徳川家の人物は登場しません。
「戦争が終わって、平和な時代になったからじゃないの?」とも思うミモロですが、
豊臣秀吉の人形は、堂々とした姿で…

「絶対、実物よりハンサムになってる~」と誰もが思う人形ですが、京都では、絶対的に豊臣家の方が、人々に人気。
「そうだよね~徳川家って、江戸にいたから、あんまり民衆との触れ合いがないんだよね~」とミモロ。
そう、京都の町の区画整理や改造を行ったのは、秀吉。北野の大茶会や醍醐の花見など、民衆を楽しませるイベントも豊臣家は行いました。「でも、江戸時代は、御所や神社仏閣の修復なんかに多大な資金援助したの徳川家なのにね~。やっぱりお金だけじゃだめなんだね~」と。

つまり五月人形になれるのは、京都や大阪などにゆかりの深い人たちのよう…。
「加藤清正とかいるよね~」

そんな人形たちの中で、やはりミモロが好きなのは、桃太郎!
実は、ここには、複数の桃太郎がいるのです。
 
その中で好きなのが、この桃太郎。「一番イケメンだと思う…」とミモロ好みのよう。


床の間にも、甲冑などの飾りが…

立派な飾りの中で、ミモロが気になったのは…

「これ食べられないよね~本物食べたいなぁ~」と柏餅に夢中。
はい、5月5日には、柏餅食べましょうね…

「ミモロちゃん…お蔵のお部屋で、闘茶しませんか?」と気谷麻由子さん。
「ハイ!やりたいです」と即お返事。「お茶飲めるんだ~」と、ミモロの下心がのぞきます。

珍しい武者人形がいろいろ拝見できる、京都でも貴重な展示です。

*「京空間mayuko」の詳しい情報はfacebookで

<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東山の景色を望む鴨川沿いのホテル「GENJI(源氏)kyoto].機能的で安らぎを感じる客室

2023-04-29 | 宿・ホテル

「屋上にお庭があるんだ~」

ここは、昨年オープンした五条通から少し南に進んだ鴨川沿いにあるホテル「GENJI(源氏)kyoto」の屋上にある「スカイ・フォレスト・ガーデン」です。

宿泊者がいつでも自由に過ごせる場所…ガーデンチェアに座りながら、ドリンクなどを楽しむのも素敵です。


「あ、清水寺も見えるよ~」屋上からの見晴らしはよく、東山の景色が180度見渡せます。


「きっと夜景もいいよね~」そう東山の寺院はランとアップされることがあり、その景色もここからなら眺められます。

鴨川を渡る風…「夏の夕涼みに、ここなら快適なんじゃない?」とミモロ。

昔から京都人は、夏になると鴨川沿いで夕涼みをしたのだそう。五条通から三条通の西側の川沿いには、夏は床という川にせり出したウッドテラスが作られて、そこでお食事などを楽しむのです。
「もうすぐ床も始まるね~」そう、それはまさに京都の夏の風物詩です。

「ここでバーベキューもできるの?」とミモロは、ホテルのスタッフの今西さんに尋ねます。
「う~まだ、バーベキューはできませんが、お食事をここにお運びすることはできるんですよ」と。

「あ、お部屋のテラスが見える…」
各部屋には、テラスがあって、そこには日本庭園のように石灯籠や木々が置かれています。

「じゃ、客室ご案内しますね~」と、ミモロはエレベーターで下へ。

ツインタイプのお部屋に…「ここは『うめがえ』という名のお部屋です」と。

「わかむらさき」「きりつぼ」「あかし」など、ここのすべての客室には、「源氏物語」にちなんだ名前がついています。
ベッドのそばに、京都で活躍する若手アーティストが手掛けた、その部屋の名前を象徴するアート作品が飾られているのです。

「すごく洗練さえた空間だね~」というミモロ。

置かれた家具のクオリティーも高いもの。職人さんの技が光り、温もりも感じさせる家具です。

10年ほどまで、京都の宿やホテル、ゲストハウスが次々に新たに登場し、当時、「和モダン」という言葉が内装などのコンセプトになっていました。「う~なんか無理やり日本風にしてる…」と思うような内装も多くありました。
時間を経て、「和モダン」というコンセプトは、洗練されたものへと変わり、今は、日本の趣を西洋的な快適さと融合されるスタイルに進化したように思います。

「大きなベッド…寝心地よさそう…」


広々した洗面スペース


そして「わ~ヒノキのお風呂だ~いいなぁ~」

湯船から外が見える部屋もあり、ちょっとした温泉気分が味わえそう。

部屋には、京都のお茶とコーヒーなども用意されています。


「ここに籠っていたい…」というミモロ。素敵な新しいホテルでした!


ホテルの中を案内していただいた後、ミモロとお友達は、歩いて「京都国立博物館」へ行きました。
「ここからなら、三十三間堂、智積院、がんばれば、清水寺なんかお散歩できるよね~」と。
路地を歩いたり、昔の京都らしい町の風情を楽しんだミモロでした。

「本当に、京都に、新しいコンセプトのお宿やホテル増えたよね~」その傾向は、今後さらに加速しそうな感じです。


*「GENJI(源氏)kyoto」の詳しい情報はホームページで
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和の面影が残る五条通南、鴨川沿いにある自然と伝統が調和したアーティスティックなホテル「GENJI(源氏)kyoto]

2023-04-28 | 宿・ホテル

「斬新な感じの枯山水のお庭だね~」と、ミモロがいうのは、昨年オープンしたホテル「GENJI(源氏)kyoto」にあるロビーのお庭。


外国人観光客の急増で、それに対応し、京都市内では近年、次々にホテルがオープンしました。
そんなホテルのひとつをミモロは、訪れました。

京阪電車の「七条駅」から徒歩8分ほど。鴨川を渡って、西へと進みます。


「ここのエリアって、あんまり来る機会ないんだ~でも、なんか古い京都の雰囲気残ってるね~」と、鴨川と河原町通の間の道を北に向かって歩きます。

京都駅へも、徒歩20分…歩けない距離ではないこのエリア。現在、駅周辺の都市開発が進んでいる地域の一角でもあります。
「町歩きしてると、京都駅に着いちゃうかも…」

トコトコ歩き至ったホテル。
  
あまり目立つ表示はなく、周囲の景色に溶け込むような色の建物です。

「はい、ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」と入口で迎えてくださったのは、お友達の今西さん。

長年ホテルマンとして多くの経験を持ち、このホテルでは、外国人観光客の対応なども担われています。

「こういうベテランのホテルマンさんがいると、安心だよね~」とミモロ。
世界中、いろいろな国から訪れるゲストは、その要望や過ごし方も異なる部分があるのは当たり前。それぞれの要望に的確で対応する上質なおもてなしが叶えられるホテルです。

落ち着いた雰囲気のロビースペース。

京都の職人たちによる手作りのカスタムメイドの家具、穏やかな光を放つ和紙の行灯のライトなど、ゲストがゆったり思い思いの時間が過ごせます。
「この光の具合いいね~」というミモロ。

このホテルは、海外で活躍する建築家でインテリアデザイナーのジェフリー・ムーサスさんとトミタ・ジュンさんが、視覚的には、和風に、そしてそこに西洋的な快適さを融合させているのです。

日本のホテルは、照明が明るすぎる…という声も…。それは日本の現代の家庭にも言えることで、リビングをはじめ、至る所に煌々とライトが照らされています。「外国のお家って、間接照明の使い方上手だよね~」と思うミモロです。
部屋全体が明るすぎることから、睡眠障害をもつ人が多いのではないかと推察されます。
心安らぐためには、ほどよい明るさが好ましいのです。

さて、そんなロビーは、「源氏ラウンジ」という朝食から夜のバーまで、食べ物(17:00まで)や飲み物が楽しめる寛ぎのスペースにもなっています。

「あの~ホテルの中、見て回る前に、お腹空いてるんで、ランチ食べたいんですけど…」とミモロ。

「はい、かしこまりました…何にしますか?」と今西さん。

さっそく食べ物のメニューをチェック。

ベジタリアンやビーガンなど海外からのゲストを意識した品々もあり、そこに和食のテイストも絡めたものなども用意されています。

一緒に行ったお友達と注文したのは…ビーフバーガー2100円

ピリ辛のソースが味を引き立てる100%ブラックアンザスビーフのバーガーで、京野菜や千枚漬けなども味わえます。

ミモロは「海鮮丼」2200円を注文。

サーモンといくら、アボガドにわさび風味のタレをかけて頂きます。

「こういうの外国のゲスト好きかもね~」とミモロ。
和食から洋食まで幅広いニーズに応えるシェフの出羽さん。

ここでは、お部屋や屋上のガーデンスペースでもお弁当などが頂けるそう。

「はい、ミモロちゃんどうぞ~」とバーにいた今西さんが、食後のカプチーノを作ってくださいました。

「これ、もしかしてミモロ???う~似ているような、似てないような…」でも、ミモロをイメージして作ってくださったことに感謝。はい、ごちそうさま~

ランチを終えたミモロは、ホテル内を見て回ることに…。
まずは、ロビー脇にある坪庭を拝見。


吹き抜けになった天井から陽光や雨が注ぎます。ホテルの庭園は、京都で活躍するランドスケープデザイナーであるマーク・ピーター・キーンさんが手がけました。
「源氏物語」からインスパイアされたホテルに相応しく、この庭は「浮舟の庭」と名付けられています。

水の流れを石を敷き詰めて表現…まさに斬新な枯山水庭園です。
「本当に水が流れているみたい…」と見惚れます。


そばには、円卓と座布団が置かれ、「ここで本読んでいたい…」というミモロ。


モダンな建物の中にある自然…それがここで過ごすゲストに寛ぎの時間をもたらします。

さぁ、お部屋や屋上を見に行きましょう。

*「GENJI(源氏)kyoto」の詳しい情報はホームページで

<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏を涼やかに、楽しく過ごす京都生まれの洒落た日傘やバッグなどが勢ぞろい。三条烏丸の「koha*」

2023-04-27 | ファッション

「今年の夏も厳しそうだね~お出かけには、日傘が必須…」というミモロが憧れる傘が揃うお店があります。


京都の町中、三条烏丸にある「文椿ビルヂング」という大正時代の洋館を再生した商業施設の奥に「椿ラボ」というショップに出かけました。

「ここに来ると、毎回、なんか素敵なものに出会うんだよね~」というミモロです。


このショップは、ファブリックデザイナーのkoha*さんが手がけたオリジナルデザインの布で作ったファッション雑貨がいろいろ揃うお店です。

「こんにちは~ミモロちゃん」と、koha*さん。「は~い、こんにちは~」と仲良しのミモロは、ピョンと飛びついてご挨拶。

koha*さんのデザインは、京都の暮らしの中で出会う草花など自然がテーマ。でも華やかな桜やボタンなどではなく、京都の暮らしに寄り添うようにある自然が、koha*さんならではの感性で洒落た雰囲気に表現されているのです。

「これ、コゴミ柄のクッションだって~」

「キャ~ミモロが大好きなサツマイモだ~」

たわわに実ったサツマイモが、ハートの形にデザインされています。

上質のコットン素材に京都伝統の染色の技、捺染技術で美しく染められたファブリックです。

ショップの壁面には、そんなオリジナルデザインのトートバッグがずらり…。


「もしかして、これは北山杉じゃない?」

緑の色の素敵なニュアンスが、洒落た雰囲気。

他にもいろいろなデザインが…ミモロはそれを見るだけで、ワクワクしています。


陽ざしが強くなってきた季節…また、まもなく雨が続く梅雨も…
そんな季節を前に、ぜひ、新しい傘が欲しくなります。


晴雨兼用の傘…お出かけするのが楽しくなる品です。


今年は、お出かけの機会が増えて、傘の出番も増えそう。
「京都って、突然雨降ったりするから、晴雨兼用傘って必須アイテムだよね~」というミモロ。

「これミモロにピッタリじゃない…」というのは、ディスプレイ用の小さな傘。

残念ながら売り物ではありませんでした。

また、素敵な色合いがファッションを引き立てるストールなども人気。


「これもいいね~」というのは、扇子やサンダル
 
「夏になったら、使いたいね~」と。サンダルは、木製の履きやすい構造になっているもので、足が疲れない評判の品。浴衣の時も使えます。

「これママと一緒に着たい~」というのは、親子で楽しめるお揃いのエプロン。


すべてkoha*さんが考えた暮らしの中にあったらいいなぁ~と思うものばかり。


「また、遊びに来ま~す」と、手を振ってお店を後にするミモロ。

「ここに来ると、なんか元気になるんだ~」と。ぜひ、ショップを覗いてみては???

各地の百貨店などへも、ツアーが増えている人気の「椿ラボ」。
オンラインショップも開設されています。

*「椿ラボ」の詳しい情報はホームページで

<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都百万遍の「アンスティチュ フランセ関西」での「マルシェ」。いろいろ素敵なもの見つけちゃった!

2023-04-26 | イベント

「このオリーブオイル美味しいね~」とミモロ得意の試食。

このオリーブオイルは、地中海に面したチュニジア産。世界でも有数のオリーブオイルの産地から輸入された品です。

これに出会ったのは、京都百万遍にある「アンスティチュ フランセ関西」で毎月開催される「マルシェ」。

いろいろなテントが並ぶ会場であるガーデンスペースには、どこか洒落た雰囲気が漂い、そこに並ぶ品々もインターナショナル。

ミモロが足を止めたテントには、木製の品々や瓶詰のものが並んでいます。


ここは、大阪でチュニジアの産品の輸入を手掛けている「マイライン・トレーニング・カンパニー」のスヌーシィー・アデルさんと靖子さんご夫妻のテントです。

「チュニジアは、とても温暖な気候で、オリーブオイルの産地なんですよ。特にポリフェノール成分をはじめ、抗アレルギー成分が豊富に含まれているんです。その素晴らしさを多くの方に知っていただきたくて~」とおっしゃる靖子さん。ご自身、長らくチュニジアに暮らした経験をお持ちです。

「いろいろな風味のオリーブオイルがあるんですよ~どうぞ試食してください~」と。

ミモロは、お言葉に従い、次々にパンにオリーブオイルをしみ込ませ、頂きました。
ここに並ぶのは、無農薬・有機栽培のオリーブ園で育った実を、収穫後、4時間以内で搾取し、デリケートなオリーブオイルの新鮮さとその劣化を抑えている品々なのでした。

チュニジアは、世界のオリーブオイルの生産量は、スペインに次、2位。まさにオリーブオイル大国なのです。その良質のオリーブオイルは、すでにヨーロッパでは広く知られるところだとか。
「そうなんだ~知らなかった~」とミモロ。チュニジアがどこにあるかを知らない日本人も多いのです。ちなみに地中海の南側、アフリカ大陸の北に位置し、古くから交易の拠点となった国です。

「手工芸も素敵なものがいろいろあるんですよ~」とおっしゃる靖子さん。
ミモロが、関心を抱いたのは、木製の料理用具。

「これでスパイス潰すのかな?」と興味津々のミモロ。

「これも素敵でしょ!」と広げられたカラフルな布は、まさに地中海の光を感じさせます。


「このバッグも素敵~」と大きな布製のバッグ。これならミモロもゆっくり入れる…と思った夏に使いたいトートバッグ。

模様もなかなか洒落ています。丈夫な作りなので、購入しました。1500円と手ごろなお値段も魅力。


そこから奥に進むと、「あ、ミモロちゃん、こんにちは~」とミモロを見つけてくれたのは、北白川で国内外の40種類以上のハチミツを扱う「オ・ボン・ミエル」の大久保さん。

[いろんな味のハチミツが揃っていて、どれも美味しんだよね~」と、ハチミツ好きのミモロが、ときどき舐めているハチミツです。


5月20日は、世界ミツバチの日。その日、山科の「GALLERY Fable」で「蜜源植物のいけばな展」が10時~17時で開催されます。「13時からは、ミツバチレクチャーとハチミツの試食会もやりますから、ぜひ来てくださいね~」と。

「う?試食???」その言葉に弱いミモロでした。

大久保さんにご紹介されたのは、隣りのテント。
ここは、二条でワインバー「MON]のテントで、美味しいワインなどが用意されていました。

「ぜひ、お店に飲みにいらしてくださいね」と言われ、「はい…喜んで~」とイケメンに弱いミモロは、即お返事。

一体誰に似たのか、親の顔が見たい???

この日、ワインのそばには、白っぽい陶器が並んでいました。
これは、大原で作陶をなさっている斎藤さん(白いシャツの方)の作品。

「ワインを飲むのをイメージした器で、香りがゆっくり楽しめるようなフォルムなんです」と。
掌にすっぽり収まるフォルムは、もちろんワインだけではなく、お茶やコーヒーなどを飲むのにも、そっと心を癒すよう。

「あの~このちょっと変わった形の器はなんですか?」とミモロ。

「それはワインのデカンタとして使えますよ。でも初めはお酒の徳利で作ったんです。一般的な徳利って、中まで洗うことができないでしょ。なんかあれが嫌で…」と斎藤さん。
「うん、わかる~その感じ…」とミモロ。これなら、しっかり内部まで洗えます。

この日も、いろいろな素敵な品と人に出会えた「マルシェ」。

本館の前では、コンサートも開かれ、多くの人が、穏やかな陽ざしを浴びながら、コロナで縮んだ心を伸びやかに広げているように感じるミモロでした。


*「アンスティチュ フランセ関西」の詳しい情報はホームページで
次回のマルシェは、5月21日です。お楽しみに~


<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする