ミモロの住む京都東山岡崎エリアから、祇園は、お散歩の範囲内。「平安神宮」から続く神宮道を進み、三条通を超えると「青蓮院」が東側に。そこから「知恩院」そして「円山公園」へと桜の道は続きます。
秋の「粟田神社」の大祭で、神輿が上がる「青蓮院」」の門。大きな楠のそばの桜が、満開に…。
「ここから『知恩院』に歩くのが、楽しいよ~」とミモロ。
「知恩院」の黒門の前の「瓜生石」から、ちょっと寄り道して、参道を下ります。
「あ、あそこにも桜がある…」ミモロは寄り道が大好き…。
大きな椿の木に寄り添うように咲く桜。「春だね~」と、思わず口にしたくなる景色です。
再び、「知恩院」の三門にもどります。
ここは、枝垂れ桜が満開。
三門の修復も終わり、長い間かかっていた覆いが外され、いつもの堂々とした姿になっています。
そこから、「円山公園」に入ります。「やっぱりここは桜の名所…もう結構咲いてる…」
「円山公園」のシンボルの大きなしだれ桜。
6分咲きという感じでしょうか。
この枝垂れ桜は、2代目。カラスの害などで、元気がありません。さまざまに治療が施されていますが、以前ほどの枝ぶりを見ることができないのは、残念な限り。
「元気になって、もっと大きく枝を広げてほしいなぁ~」
ミモロは、祈るように木を見つめます。
この初代枝垂れ桜の孫桜が、「京都府庁旧本館」の中庭にいます。こちらは、大きく枝を伸ばし、それは見事。ぜひそちらも見学をおすすめ…。
「円山公園」と言えば、夜のお花見の名所。実は、京都は、夜桜を宴会しながら楽しめる場所がそれほど多くありません。
「東京の方が、絶対たくさんある!」とミモロ。桜の数は多くても、見事な桜は、お寺や神社などにあり、夜間、宴会は無理。
京都の夜桜見物は、静かに眺めるのが、主流。清水寺などライトアップされている名所もいろいろ。
町中の交通の便が最高にいい場所の花見は、やはり「円山公園」ということに。
「確かに、桜咲いてるし、屋台もたくさん出てるから、食べ物もいろいろあるもんね~」
昼間のうちから、花見の陣取りは進み、すでに平日ながら大勢の人が、ゴザの上で、宴会を…。
「夜になるともっとにぎやかなんだよ~」
「円山公園」をぬけて、「八坂神社」へ。ここは、現在建物が修復中。「桜より、夏の祇園祭に焦点を合わせてるんだよね~きっと」
「八坂神社」は四条通の東の終点。南北に町を通る東大路と石段下で交差します。
だから、通常も車の行き来が盛んな場所。昔は、ここに路面電車も走っていました。
「うわ~すごい交通渋滞…」
四条通を西に進むバスや車で、道は埋め尽くされ、なかなか進みません。
「なんか歩いたほうが早いみたい…」とミモロ。
昨日も、お話ししましたが、この時期、できるだけ、電車で移動し、そこから歩くことをお勧めします。
特に、祇園、清水寺、平安神宮周辺への花見は、歩いたほうが、時間を有効に使えます。
ミモロは、四条河原町まで、舗道を歩くことに…。
「わ~舗道も人でいっぱい…わあー前に進めない…」こちらも観光客で、思うように歩くことができません。
「きゃー踏まれそう…」小さなミモロは、命がけ…。歩くのやめて抱っこにしましょ。
バッグの中での移動を余儀なくされたミモロです。
四条大橋を渡り、河原町へ。
鴨川の岸の桜も、もうすぐ満開を迎えそう。
「ホント、春だね~」
そこから、四条通沿いに進むと、「わ~キレイ…」木屋町の高瀬川沿いの桜が満開…。
その周辺には、大勢の人たちが…。
「京都の町は、今、どこに行っても桜が楽しめちゃう…」
桜が多く植わっているのは、町中でも水辺です。
高瀬川、白川、鴨川、琵琶湖疏水など、川沿いに桜を眺め歩くのも、おすすめの京都観光コース。
「次、どこの桜見に行くの?」と、バッグの中から、顔の覗かせて催促するミモロでした。
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