ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京町家での「武者人形展」。表情豊かな人形たちとの楽しい出会い「京空間mayuko」5月6日まで

2024-04-30 | イベント
「お久しぶり~また会いに来ました!」と、ミモロが毎年楽しみにしている桃太郎君との再会。

1年に1度しか会えない二人???です。

京都四条堀川から南へ、醒ヶ井仏光寺にある古い町家「京空間mayuko」

ここで、5月6日までお座敷に武者人形が展示されています。

10時から16時まで、事前に電話で連絡をして伺います(入場料1000円)

ここの当主、友禅作家の黒田庄七郎さんの家に伝わる見事な武者人形たち。
京都の人形師「丸平」の貴重な人形もいろいろ。

「また会えたね~」と、ミモロは、大好きな桃太郎君と見つめ合います。

「ミモロちゃん、会いに来てくれてありがとう…」二人に言葉はいりません。ただ見つめ合うだけ…

「ちょっと馬で遊ぼう…」と桃太郎君は、愛馬に跨ります。

ミモロもそばの白馬にヒラリ…

二人は、草原を掛けるイメージの中に…。

しばらく一緒に遊んだミモロは、他の動物にも挨拶に…


「大丈夫~?」と金太郎に投げられた熊を介抱。


「ダメだよ~鯉引っ張っちゃ~可愛そう…」と、滝のぼりをする鯉を釣り上げた金太郎に注意を…

あくまで動物の立場に立つミモロでした。

ここでは、3月には雛人形が展示され、立派な人形が並びますが、ミモロは5月の武者人形飾りが楽しいと…
それは、さまざまな歴史上の人物がモデルになって、そのバラエティーが面白いのです。

雛人形とは異なり、動きや表情が豊か…

「これ誰かわかる?」

イケメンの武将は…なんと豊臣秀吉。
「人形師さん、ハンサムに作り過ぎだよね~」と思うミモロですが、あまりにリアルなのでは、展示したくなくなるかも…。

京都の武者人形の特徴は、神武天皇、神功皇后、源頼朝など関西出身の武将が多く、中でも秀吉は人気があります。
そして決して徳川家の武将は登場しません。「関西って、徳川家に厳しいんだよね~」と思うミモロ。

いろいろな武将が並んでいますから、それがだれか推察するのも楽しいかも…。

あれ?ミモロは???

さっきまでそばで遊んでいたミモロ…いました…床の間の前。

「柏餅がある…一個食べちゃおうかな…」と危険な視線を柏餅に注いでいます。
それは、食べられないの!「そうだとは、思ったけど…もしかして…」

武者人形展示は、掛け軸や甲冑飾りも…


今、外国人観光客に甲冑飾りが日本のお土産として人気があるそう。
「大谷選手も、ホームラン打つと、兜被ってたよね~」
雛人形より年間を通じて飾られる甲冑飾り…インテリアになっているようです。

もともと男子の健やかな成長を願って誂えた武者人形。日本では、残念ながら、男子が誕生してそれを誂える家が少なくなっています。なかなか見る機会が少なくなった武者人形…ぜひ、京都にこの時期いらしたら、ご覧になってはいかがでしょうか?

*「京空間mayuko]の詳しい情報はFBで

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幻の染めと言われる「辻が花染め」。新たな辻が花染めの作家 福村健さんの工房展示会へ

2024-04-29 | ものづくり

「すごくキレイ~どうやって染めるんだろ?」とミモロが見惚れるのは、「辻が花染め」の着物。


京都の伝統工芸の京友禅…でも、これはその中でも「幻の染め」と言われる「辻が花染め」で作られたもの。


「辻が花染め」とは、安土桃山時代に最盛期を迎えた染色技法の1つ。図柄を筆で描く一般的な友禅とは異なり、絵柄のラインなどを絞り染めで表現する極めて高度な技術を有するもの。江戸時代、京友禅が多くの人に普及してから、あまりに手間のかかる技法ゆえか、自然に消滅…。それで幻の染めと言われます。

さて、4月27日にミモロが訪れたのは、京都の北「三宅八幡」のそばにある「絵絞庵」という辻が花染め工房です。

ここは、現代の「辻が花染め」作家である福村健さんの工房。4月29日まで、そこで作品の展示および販売などを開催。


「近くでゆっくり見たい~」というミモロです。
工房内には、福村さんの作品がいろいろ展示されています。

「どうやって作るんだろ?」とじっと見つめるミモロ…「こんにちは~ミモロちゃん…ちょっと作り方お話しましょうね」と、何年か前にお目にかかったことがある福村さんの奥様が、お話してくださいました。


ここを訪れる人のために、技法の一部を解説するサンプルを前に、お話を伺います。


絞り染めを基本に…

図柄によって、何度も絞りを繰り返したり…とてもミモロの理解を超えるもの。

一見、描いた模様のように見える着物も、すべてさまざまな絞りの技法が施されています。


工房の2階もこの日は展示スペースに…「拝見します~」と階段を上ります。
ヨイショ

2階にもさまざまな作品が…


「ミモロちゃん、いらっしゃい~」と、2階で接客なさっていた福村さんにご挨拶。

福村健さんは、大学在学中から、さまざまな伝統工芸展で輝かしい賞を授与された「辻が花染め」作家のお父様に師事。その技法を継承し、さらに独自な技法などを創作なさり、工芸展などでその実力が高く評価されています。

お二人の仕事は、着物雑誌などでも取材され、着物を愛する人たちの憧れの品になっています。


この日も、福村さんの着物ファンが工房を訪れ、新たな品をご注文。

辻が花染めのお話に花が咲きます。

「いいなぁ~ミモロもいつか着てみたい…」と憧れるミモロ…ちょっと顔に合わせて、その気分を味わいます。


この工房では、下絵から染め上げまで、すべての工程を行います。お客様は、生地、色、模様などご自分の希望などを伝え、自分好みの着物を作ることができます。帯は15万円~、着物は20万円~模様などの多さにもよりますが、特別な品として代々受け継いで行けるものとして、全国から注文が…。

「へぇ、こういうのあるんだ~」となんとも贅沢な大島の生地に辻が花染めを施し、新たな表情を作ったもの。


福村さんは、着物だけでなく、和装雑貨なども多く製作。「より多くの人に辻が花染めの魅力を感じて欲しい」と。

「え~なんでネコの形に絞りができるの??」と不思議でたまらないミモロです。

また、インテリアにもなる作品も…


「辻が花染め」の特徴は、絞りならではの温かさと立体感…
生地を張って、その上に筆で線などを描くのとは異なり、布は、絞られくちゃくちゃに…
「どこをどう絞ればいいか、はじめに考えるんですか?」とミモロ。「はい、そう、どういう順番で絞り、染めてゆくかが一番考えるところかも…」と福村さん。

「う~わかんない~」何度も作品を見ても、よくわからないミモロなのです。

「ともかく素敵な作品、たくさん拝見しちゃった~」
ミモロは、奥様がご用意くださったお茶を頂き、「辻が花染め」でいっぱいになった頭を休めます。


ミモロのように「辻が花染め」にご興味がある方は、予約で、工房の見学が可能です。
また、ストールなどを製作できるワークショップも開催しています。

着物のさまざまな技法の中でも、複雑な「辻が花染め」。その魅力は、今、新たに注目されています。

*辻が花染め工房「絵絞庵」京都市左京区上高野大橋町20 ☎050-7110-6060 尚・4月29日の17時まで展示会のため、予約なしで伺えます。

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イベント目白押しのGWの京都東山。「蹴上浄水場のつつじの公開」岡﨑公園エリア「蚤の市」古川町商店街の「らんたん祭り」など

2024-04-28 | イベント

「5年ぶりだね~ここでツツジ見るの…」とミモロがGWの初日4月27日に訪れたのは、京都蹴上にある「京都市上下水道局」が管理する「蹴上浄水場」です。


滋賀県大津や山科を経て、京都の町へと続く国道143号線(三条通)沿いにあり、東山の山の斜面に植えられた約4600本のツツジが、4月下旬に見頃を迎え、27日まで一般公開されます。

ツツジの名所として知られる場所ですが、2020年以降、コロナ禍および市の財政難により、公開が中止され、今年、5年ぶりに一般の人が施設内に入れ、近くでツツジを見ることができるようになったのです。


琵琶湖から疏水を通じ引かれた水は、京都市民の暮らしを支えるもの。

明治45年に日本初の急速ろ過式浄水場として給水をスタート。その後、水需要の高まりで、施設を増設など行い、開業当初の給水量1日68100㎥から現在は198000㎥と、約3倍近くまで拡大しています。

京都市上下水道局は、他に、松が﨑浄水場、新山科浄水場、鳥羽水環境保全センターなど、京都市各所にある施設を管理・運営しているのです。

「わ~山が色鮮やかになってるね~」

オオムラサキツツジやキリシマツツジなど、次々に開花するツツジは、4月29日まで公開。入場無料で10時から15時半までに入場を…。

山の斜面に広がる施設で、ツツジを巡るコースは、山を登ってゆくことに…
「結構急な坂道が続くね~フ~」と、ミモロの息もあがります。見晴らしが素晴らしい山頂エリア付近には、キッチンカーなども用意され、飲食エリアや展示エリアなども楽しめます。

「あ、雨~どうしよかな??」と歩みを止めたミモロ。

すでに何度か訪れているミモロ…山のツツジを見上げると…「今年は、ここまでにしよう~他にも行かなくちゃいけない場所あるし~」と。
訪れるときは、歩きやすい靴が必須です。

GWの初日のこの日、京都岡崎エリアでは、いろいろなイベントが目白押し。
「ここにもツツジあるね~」と向かったのは、「平安神宮」参道である「岡﨑公園」です。

そこでは、仮設テントが並び、蚤の市のようなマーケットが…

いろいろなテントがある中で、ミモロが足を止めたのは…

「これ、可愛い~こういうセーター着たいなぁ~」と。

November Doll]という小さなお人形のセーターのお店です。亀岡の工房で、北欧デンマークの細い毛糸を使い、ひとつひとつ手編みで制作。人形関係のイベントなどに出店なさっているそう。

[すごく細い毛糸で、細かく編まれてる~すごいね~」と興味津々のミモロ。
「でも~ちょっと小さい…」そう、ミモロには着れない小さなセーターです。
「あのね~この子がモデルなの~」と手渡されたのは、ミモロが抱っこできる小さなお人形。

「ミモロ、大きいから~」と、いつもは小さなミモロですが、ここでは、巨大な大きさ…。

そこから、琵琶湖疏水沿いに「東山駅」方向へ

桜がすでに新緑に変わった疏水…。そこで「あれ?こんなの住んでたんだ~」とミモロが見つめるのは…
巨大な鯉…

まるで鮭を思わせる大きさ…今まで見たことがなかった大きな鯉が群れをなして悠々と泳いでいます。
「さすがここまで大きいと鷺なんかに襲われないかも…」と、もしミモロが落ちたら、食べられちゃいそう…
大丈夫…ミモロは不味いから、すぐ吐き出されることでしょう。「え~そんな~」と、表現に不満そうなミモロです。

到着した地下鉄東西線の「東山駅」そばの「古川町商店街」。アーケードには、ランタンが吊るされて、いろいろなブースが並んでいます。

「なにかイベントしてるんだ~」そう、ここでは、京都で有名なパンをテーマにイベントが開催。


「いろんなパンが並んでる~」お腹が空いたミモロは、夢中…


以前、この商店街は、多くの人々で賑わい、東の錦と言われたそう。近年、世代交代などが相次ぎ、ミモロが京都に暮らし始めてからも、肉屋さんや魚屋さんなどが閉店。今は、ゲストハウスやイベントスペースなどの利用が進み、昼間は、静かな通りになってしまいました。それを憂いた地域の人たちが、さまざまなイベントで盛り上げようとなさっています。
ただ、ゲストハウスが増えたため、夜は、外国人観光客多く集う飲食店が人気に…。

「東山の駅から、知恩院方向に進む近道なんだよね~」とよくここを通るミモロです。

現在、京都の町のあちこちは、艶やかなツツジが満開…


日本人より、海外からの観光客の姿が目立つ京都…「やっぱり円安だもんね~」

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藤の花が見ごろを迎えた奈良「春日大社 萬葉植物園」。雅な姿にうっとり…

2024-04-27 | 奈良、近畿
「藤娘…」と、藤の花を頭のそばで、ちょっとおすまし顔のミモロ。

「着物着てくればよかったかな~もっとぴったりするのにね~」と。

「奈良国立博物館」での特別展「空海展」に行った後、「今、満開らしいよ~行ってみようよ~」とお友達を誘って訪れたのは、昨年も行った「春日大社 萬葉植物園」です。

「英語で表示すると、もっと外国人観光客がわかりやすいのにね~」と思うミモロ。園内には、奈良公園ほど外国人観光客で賑わってはいません。

500円の入園料を払い敷地内を探索します。

藤と共に、ツツジも池の周囲を彩り、とてもフォトジェニック。

「ミモロちゃん、もっと奥よ、藤の花は…」とお友達…

「うん、待って~」自然の中を歩くと、あちこちの植物を観察するので、進みが遅いミモロなのです。

「わ~キレイ~」

空を覆うように花の房がミモロの頭上に…。

萬葉植物園」は、昭和7年に昭和天皇から御下賜金を頂き、約300種の萬葉植物を植栽する植物園としてオープン。約9000坪の園内には、できるだけ人的な手を加えずに、自然のままの状態で植物が楽しめるようになっているそう。萬葉園、五穀の里、椿園、藤の園が、それぞれ訪れる人を楽しませています。

なかでも、「萬葉園」を構成する植物は、万葉集に登場するもので、鑑賞用だけでなく、その多くが、食用、薬用、染織、織物、建築、工芸など人々の暮らしで使われたもの。当時、植物が、今よりも人々と共にあったことが伺えます。

「キレイで、しかも人々の暮らしに役立つ植物なんだ~藤ってすごいねぇ~」とミモロ。

藤は、マメ科の植物。「ここにお豆なるのかな?」とミモロ。
はい、藤もお豆と同じような実をつけるそう。でも、食べられるのは、あまり聞いたことがありません。

「藤の蔓を使った籠などは、今も夏のバッグとして人気があるね~ミモロも欲しいなぁ~」と。
花を見て、いろいろ想像するミモロです。

藤にもいろいろな種類があり、ここでは、珍しい八重の花の藤も…。


4月中は、楽しめる藤…「GWに奈良に来たら、ぜひ訪れたいね~」と。


今年は、NHKの大河ドラマ「光るきみへ」の主人公の藤原一族。
「春日大社」は、藤原家とゆかりの深い神社。そこにも藤の花がいろいろあります。

久しぶりに訪れた奈良…「観光客すごくいっぱいのところも多いけど…空いてるところもあるよね~」と。


お正月から節分、梅や桜を過ぎて、すでに新緑に…
「なんかあっという間に1年の四分の一が過ぎちゃったんだ~」ふと気づいたミモロでした。

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海外からの観光客で賑わう「奈良」。話題の特別展「空海展」を見に「奈良国立博物館」

2024-04-26 | 奈良、近畿

「ミモロちゃん、奈良に行かない?」とお友達に誘われたミモロ。

「いいよ~爽やかな季節だしね~」と、久しぶりに奈良に行くことに。

近鉄奈良駅には、奈良の公式マスコットの「セントクン」と鹿が訪れる人を迎えます。


お友達との待ち合わせ場所は、駅前の銅像のそば。

この銅像は、「東大寺」の大仏造営に力を尽くした高僧行基の姿です。

「今まで、何度もこの前とってたけど、この銅像が行基だって知らなかった~」というミモロ。
確かに、その周辺には、大勢の観光客はいますが、特別、この銅像に関心をもっていそうな人はいません。

大阪河内生まれと言われる行基は、日本における仏教の発展に大きな役割を果たしたお坊さん。
それまで、仏教は、身分の高い人を中心に学問的な色彩が強かったのですが、行基は、貧しい人など弱者をも救済する新たなスタイルを打ち立てます。民衆のために、水田の開墾、貯水池や橋の設置などの社会事業を行い、多くの支持をえることに。でも、この新しい仏教の動きは、朝廷から危惧され、弾圧を受けることになります。
しかし、行基の活動に注目したのが、聖武天皇。行基に対面した天皇から、仏教界の最高位「大僧正」の位を日本で最初に贈られ、そして「東大寺盧舎那仏」建立への協力を求められます。しかしその完成を待たずして、行基は81歳に入滅。
「完成した大仏様、見られなかったんだ~残念だね~」

「奈良との関係が深いお坊さんなんだね~」と。奈良だけでなく近畿には、行基ゆかりの寺院が多く、全国にはなんと600寺以上が行基開基の寺と伝えられているそう。

「あ、ミモロちゃん~お待たせしちゃって~」とお友達と合流、「奈良公園」方向へと進むことに。


「思ったより観光客少ないね~」と最初は思ったミモロですが、「東大寺」が近づくと、次第に外国人観光客の姿が目立ってきます。

外国人観光客にとって、奈良での楽しみは、「大仏」の見学。そのため、「東大寺」への参道には、「なんか昔の原宿みたいだね~」とミモロが思うように、多くの人が…

「大仏」以外には、鹿
町の中に、こんなに自由に歩き回る鹿がいるのは、世界でも奈良くらい…
そこで、外国人観光客は、鹿せんべいを購入し、鹿との触れ合いを楽しむのです。

「すごい鹿せんべい屋さん儲かってるね~忙しそう…」200円の鹿せんべいが飛ぶように売れています。

コロナの時には、観光客が少なく、鹿もお腹を空かせていたとか。
「今は、お腹壊すんじゃない?食べ過ぎで…」と思うほど。

ミモロのところにも、鹿が近づいてきました。

「あのね~ミモロ、鹿せんべい持ってないの…ごめんね~」というミモロの臭いを嗅いだだけで、「あそう!」という表情であっさり離れてしまいました。

「鹿せんべい上げないと、遊んでくれないんだ~」そう、鹿も無駄な動きはしないよう…。


「さぁ、もう少しよ~」とお友達。


向かったのは、「奈良国立博物館」。そこで6月9日まで開催している「空海展」です。

密教のルーツとマンダラ世界をテーマに、国宝約30件、重要文化財約60件という圧倒的な数の展示で、空海の世界に迫ります。
特に、日本最古の空海自身が製作に関わったと言われる「両界曼荼羅」が、修理後の初公開が目玉です。

「やっぱり空海さんって、字がキレイだね~」と、展示される多くの書簡や書を見て回ります。
空海が、唐から持ち帰ったと伝わる仏像や法具なども、見学者が目を凝らす展示です。

写真撮影できる場所は、限られているので、ぜひご自身の目で…


「ねぇ~曼荼羅ってよくわからないの~」というミモロ。
もともと字が読めない人にもわかりやすく仏の世界を説くためにつくられたものと言われますが、字が読めるミモロでも、理解することが今だできていません。

さて、展示会場にいるのは、ほとんど日本人観光客で、外国人観光客の姿は、グッと減っています。
「外国人観光客に空海って言ってもわからないよね~。それより、大仏の方がビジュアル的にわかりやすいものね~」とミモロ。

高野山や東寺など、空海ゆかりの場所には、何度か訪れているミモロですが、「本もいろいろ読んだけど…よくわかんない~」というミモロ。ネコだから理解できないのかな?いいえ、人間でもなかなか難しいのでは?

「まぁ、あんまりわからなくても、困って人を救ってくれる仏様のお話でしょ」と、展示されている国宝の「両界曼荼羅」に手を合わせるミモロ。


「ねぇ~藤の花見に行こうよ~」と、そこから「春日大社の萬葉植物園」に移動することに…

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