秋が日に日に深まる京都。ミモロは、ある朝、京都御苑のお散歩に出かけました。

「京都の町の真ん中にあるのに、すごく自然がいっぱいの場所で、朝、すごく早くても入れるのがいいよねー」と。

京都御苑は、まさに都会のオアシス。周囲4キロメートルの広大な敷地内には、桜、楓、いちょう、ケヤキをはじめ、さまざまな草花がスクスクと育っています。

「わー大きな銀杏の木ー」と秋の青空をバックに、色づき始めた大銀杏が聳えています。
「もうすぐ黄色になるねー」緑色が浅くなり始めた銀杏です。

「京都の銀杏の葉っぱって小さいねー」と落ち葉を見つけたミモロ。

確かに、東京でよく見る銀杏より小ぶりな感じです。銀杏は、東京都のマークで、ミモロのような東京出身者には、銀杏は、町でよく見かけるマークなんです。
大きな幹一面に黄緑色の衣をまとったような銀杏の大木。

「あ、ネコさんも朝のお散歩?」広大な敷地を庭のように悠々と歩くネコ。

「でも、京都御苑は、広いから一度入ると、門までかなり歩かないと出られない…。それに砂利が敷き詰められているから、ちょっと歩きにくいんだよねー」と。もちろん中を移動するにのバスなどはありません。

移動手段は、歩きか、自転車です。(京都には、観光客が気軽に借りられるレンタル自転車のお店も多くあるんですよ)

京都御苑の砂利の上には、自転車道が自然にできて、幅十数センチの道を、次々に自転車が渡って行きます。「なるほど、ここを歩くと楽ちんなんだー」と、ミモロもその自然にできた道を自転車が来ない間、歩くことに。

京都御所の塀沿いに進むミモロ。


京都御所の門の前にやってきたミモロ。


ミモロが来たのは、まだ公開時間前。「ちょっと早すぎたー」
そう、いつもは参観許可が必要な京都御苑ですが、今日から、なんと秋の一般公開がスタート。手続きなしで参観できます。
「京都御所秋の一般公開」10月31日から11月4日までの5日間。9:00~15:30まで。
お見逃しなく!
さて、御所の周囲には、緑が茂るエリアが広々と広がっています。「ここの道は、歩きやすいよー」ミモロお気に入りの散歩道です。

大きな木が茂る御苑は、まるで森のよう。

ミモロは、木漏れ日の中、気持ちよさそうに自然観察を…。

「この木には、なんかパワーがあるみたい…」苔に覆われた大木には、確かになにか精霊が宿っていても不思議ではない雰囲気です。

40分ほどのんびりと朝のお散歩を楽しんだミモロ。

「さぁ、そろそろ朝ご飯食べに戻ろう…」と、今出川御門から出て、

同志社大学の前を通る今出川通を歩き、朝ご飯へと向かいます。


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