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島根県の津和野の散策を楽しんだ後、お友達と待ち合わせをしている山口県の湯田温泉へと戻ったミモロ。
「初めての町は、歩いてみるのが一番!」と、翌朝、さっそく湯田温泉の町の探検に出かけます。
まずは、昨日降り立ったJR湯田温泉駅へ。
駅のそばに聳える大きなキツネにビックリ。
「ウワー、大きなキツネがいるー。どうして駅にキツネがいるの?」
では、湯田温泉について、ちょっとお話ししましょう。
湯が湧き出る田んぼから、その名がついた湯田温泉。1日2000トンという豊富な湯量と源泉温度70度という天然温泉です。泉質は、アルカリ性単純温泉。肌の老廃物をやさしく除去し、スベスベ肌に。また神経痛、冷え症、疲労回復などに効能が。その昔、白キツネが発見したと伝えられ、それにちなんで町には、キツネがあちこちに。
また、幕末、高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文など長州藩の志士たちや坂本竜馬、大久保利通なども、訪れた温泉地で、それを物語るような街道も。緊張する時代のなか、きっと湯田温泉の湯が、勤王の志士たちの疲れを癒したことでしょう。
さて、駅の大きな白キツネに見送られながら、ミモロは、トコトコ湯田温泉の町歩きへ。
車の行き交う県道を避けて、町の中を歩くと、そこには小川があったり、なかなかお散歩には楽しい町。細い道が大好きなミモロは、路地を見つけると、どうしても通ってみたくなるよう。でも、この町の細道は、慣れない者にとっては、まるで迷路のよう。ミモロも、ときどき地図を見ても、どこにいるか、わからない様子です。
「どっちに行くんだっけ…まぁ歩いていると、きっと大きな通りに出るね…」と、方向感覚のいいネコのミモロは、カンを頼りに散歩を続けます。
どこをどう通ったか定かではありませんが、住宅地を抜けて、気づくと商店街の道へ。
「湯の町商店街?」小判をもった招きネコのようなキツネが迎えます。
その通りには、いろんなキツネがお店の前に。「キャー面白い!」とミモロは次々に見て行くと…
さて何屋さんのキツネがわかりますか?
左から、酒瓶をもつ酒屋さん。魚をもつ魚屋さん。反物をもつ呉服屋さん。鉛筆をもつ文房具屋さんのキツネたちです。
「あれ、ここにもキツネがいる」と近づいたのは足湯です。湯の町だけあって、町には、だれでも自由に入れる足湯の設備が点在しています。
「ちょっと足をつけてみよーっと」
足湯だけでなく、飲める温泉もあります。
温泉のそばには、必ずキツネの姿が。
*旅のポイント 湯の町を散歩するときは、タオルを1枚用意すると便利です。足湯や観光客が利用できる温泉場などに出会うことも、しばしばですから。
ホント、この町には、キツネがいっぱいいて、マンホールの蓋も。
公園のジャングルジムもキツネでした。
「いろんなキツネがいて、アー面白かったー。足湯もいい気持ち・・・。たくさん朝のお散歩したから、お腹空いちゃった・・・さぁ朝ご飯食べに帰ろう!」。そういうとホテルへの道を急いで歩くミモロです。
*「湯田温泉」の詳しい情報は、ホームページから。
湯田温泉には、足湯のほかに、宿泊しなくても利用できる温泉がいろいろあります。ぜひ良質の湯で旅の疲れを癒しては?