「さぁ、『ミモロの世界 写真展 -大好きなクラフト作家さんといっしょー』のご案内ハガキ配らなくちゃー」と、日曜日にお散歩を兼ねて、京都祇園へと出かけたミモロ。
「ここのお店にお願いしちゃおう!」と、まず立ち寄ったのは、大和大路通にあるカレーの店「RYOKAKU(リョウカク)」です。
8月11日のミモロのブログでもご紹介していますが、ここは昨年11月に「黒七味」で有名な「原了郭」が作ったカレー店。
種類豊富な野菜や果物、10種類のスパイスを合わせて煮込んだカレーは、一度食べるとまた食べたくなる味。
「あ、ミモロちゃんお久しぶりー」と、すでに顔なじみのミモロ、さっそく「あのー今度、写真展イベントするんで、この御案内のハガキお店に置いてもらえませんかー」とお願いを…。
「わー楽しそう…ぜひ、伺いまーす」と、お店の目立つ場所に置いてくださいました。
もちろんカレーも食べました。「ちょうどよかったー。キノコがいっぱい入った秋のカレーライスが登場したばかりなんです。ミモロちゃんに食べて欲しかったんでー」と料理長の森長さん。
カレーが運ばれる前に、いつもサービスで出るカレー風味の小さなハムサンドと試食の品。
まさにミモロサイズ。
ミモロ、見つめ過ぎ…目が寄ってます。はい、一口でパクリ。やがで運ばれたカレー。「わーキノコや野菜がいっぱい…」
「牛すじが溶けるほど、煮込んではいってるから、リッチなお味…キノコや野菜とピッタリ!」と、ペロリと完食。
さぁ、お腹もいっぱいになったので、少し町歩きをして帰りましょ。
大和大路通を四条通方向に進むと、「この郵便局個性的…」
「京都祇園郵便局」赤いフレームの窓枠が目立ちます。「でも、京都にあると、なんか神社を思わせるねー」
郵便料金の値上げも決定。でも、「やっぱりお手紙っていいよねー」とミモロ。確かにメールで受け取るより、特別な感じがして記憶に残ります。「御礼状なんかは、やっぱりお手紙でだしたいよねー」
京都の祇園の路地は、結構歩いているミモロ。歌舞練場の後ろ側の道をトコトコ進むと、ひときわ木がこんもりと茂った場所が…。「あれ?神社?」。そこは、「崇徳天皇御廟」です。「あの崇徳天皇さまの御廟…」
と、ちょっと緊張するミモロ。
崇徳天皇は、保元の乱で、讃岐に流され、血書をもって都へ戻ることを願いますが、聞き入れらず、流罪されてから9年後に46歳の若さで崩御されます。この御廟は、崇徳上皇の寵愛を受けた阿波内侍が、遺髪をうけて、ここに塚を築き、御霊を御慰めしたと伝えられます。「あれ?阿波内侍さんって、大原の寂光院にお祀りされてなかった?」ミモロ、よく思い出しました。その通り、彼女は、崇徳天皇の寵愛を受けた女性で、建礼門院徳子にもお仕えしていたのです。「ウワー歴史的悲劇にみまわれたお二人のそばにいたんだー。辛かっただろうねーきっと…でも、本当に心やさしい方なんだねぇー」と。
ここに御廟を構える崇徳天皇をはじめ、平安遷都の前(785年)に憤死した崇道天皇(早良親王・桓武天皇の弟)、901年に大宰府に左遷され、その2年後に亡くなった菅原道真など、都に心を残しながら、復帰叶わず、亡くなった方たちは、後に都に禍をもたらす怨霊と畏れられ、上御霊神社・下御霊神社・白峯神社・北野天満宮に、それぞれ後にご祭神としてお祀りされ、その御霊を鎮めています。(すべてミモロのブログでご紹介しています。ミモロ○○で検索を…)
「この方たちは、身分が高いから、歴史に残っているけど、一般の庶民でも、辛い目に会った人って多いはず…」とポツリ。「今、なんか自分が認められていないとか、不本意な人事にあった人なんか、そういう神社にお参りすると、きっと気持ちわかってくれて、『ヨシヨシ辛い気持ちはよくわかるから、そんな辛い思いをしないようにしてあげよう…』って、きっとご祭神のみなさん思われて、助けてくれるんじゃないかなぁー」と、ミモロならではの勝手な解釈を…。
でも、それってあり得ることかもしれません。きっと強力なパワーを発揮されるかも…。
さて、さらにその道を進むと、「安井神社(安井金比羅宮)」に至ります。
ここは、悪縁切りで有名なところ。いいご縁は、まずは、悪い縁をリセットしてから…。この日も大勢の参拝者が、お願いのお札が、いっぱい下がる「縁切り、縁結び碑」に列をなしていました。
境内の拝殿では、「奉祝祭」が行われ、雅楽が奉納されていました。
知らずに来たミモロもしばし見学。
「秋って、京都の町をお散歩すると、いろいろなものに出会うね!」と、町歩きの楽しさを満喫。
確かに、9月下旬から10月は、京都の町では、週末イベントが目白押し。町歩きをするときっと何か楽しいことに出会えます。
「さぁ、おうちに戻って、写真展イベントの準備しなくちゃ!」と、トコトコと東大路をもどるミモロでした。
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