「ミモロちゃん、東京での写真展お疲れ様でした。京都のことPRしてきてくれてありがとう…。お疲れ様会するからランチに時間頂戴ね…」と、京都のお友達の敬子さん。「え~お疲れ様会…そんな~うれしい!」と、ある日、ミモロは、迎えに来てくれた敬子さんの車で、京都の中央市場方向へと出かけました。
それは、京都市立病院の向かい側にある「京 寿司 おおきに」というお寿司屋さん。「地元で美味しいって評判のお寿司屋さんなのよ~」と。お魚大好きのネコのミモロ…その日は、朝ご飯も少しだけにして、ランチに備えます。
カウンターとテーブル席、そして2階にはお座敷もある広々とした店内。大将の村田勉さんと奥様が笑顔で迎えてくれます。
お昼のピークを過ぎた店内は、静かさを取り戻して…。ミモロは、カウンター席に座ります。
「やっぱりお寿司屋さんは、カウンター席だよね…職人さん仕事を見ながら、出来立てのお寿司を食べなくちゃ…」
でも、小さなミモロは、カウンターまで届かないので、得意の座布団重ねで…
「これで落ち着いて食べれる…」お寿司を食べる態勢も万全に…。
「ミモロちゃん、おまかせでいいね~」と敬子さん。「はい、なんでもいただきます…」と、おごちそうになるミモロ。
「じゃ、さっそく握りますよ…食べられないものないですか?」と大将の村田勉さん。
「なんでも大丈夫でーす。好き嫌いはない方で」と。ネタが入ったガラスケースと壁のネタリストが、気になってしかたないミモロです。
「はい、お待ち…」
ミモロの前に次々ににぎり寿司が登場です。アナゴにヒラメ…
マグロに、押しずし、海苔巻も・・・。
海鮮物は、すべて天然もの。わさびや大葉など、使う野菜にもこだわりを…。
「はい、これ…オリジナルの創作寿司…」と、ミモロの前に置かれたのは「サンディエゴ」という洒落た名前のお寿司…。なんでも大将が初めてサンディエゴに行ったとき、イメージしてできたそう。
透明な部分は、イカではなく、アロエベラ。中のグリーンの部分は大葉ではなく、アボガドです。
「さっぱりして美味しい、こんなの食べたことない…」と、ミモロもビックリ。ここには、他にも大将自慢の創作寿司がいろいろあるそう・・・。
「これもどうぞ…」と、大将が出してくれたのは、エビの頭を焼いたもの。
「ゆっくり気を付けて食べてくださいね~口の中を指さないように…」ミモロは、まずちょっと口にくわえて、チョビチョビなめながら、ゆっくり食べます。なかなか慎重…。
さて、お友達が、おごちそうしてくれたのは、「お昼のランチセット」2200円
お寿司の盛り合わせ、天ぷら、茶わん蒸し、汁物、デザートという充実した内容。
「でも、天ぷらまで食べられるかな…」と、遠慮したミモロ。天ぷらのないセットは、1800円です。
「大丈夫!食べれるって…」と、お友達に言われ、遠慮なく、天ぷら付のセットにしました。
天ぷら、茶わん蒸し、お汁…「どれも美味しくて…もうダメ~」と、大きく膨れたお腹を抱えて、身動きできない様子。なかなか食べごたえありました。
ミモロは、お寿司屋さんで、必ずカウンター席に座ります。「だって、寿司職人さんとお話ししながら、食べるの楽しいもの…」と。だからどんなに評判のお寿司屋さんでも、気難しい大将がいるところは苦手…。「緊張しながら食べるの消化によくないよ…」とのこと。
「ここで商売をして14年…いろんな方がいらしてくださいます。カウンターにいれば、そのお客様の気が、伝わってくるんです。こちらがしっかりしてないと…」にこやかな笑顔を絶やさぬ大将…その温かな人柄が多くの常連客の心を癒しているのでしょ。ミモロもすっかりファンに…。
秋の行楽シーズンに、「季節のお弁当」2000円も登場。予約で注文できます。
「ごちそうさまでした…」と、大将とお友達にお礼を…。
「これからも京都のPRがんばってね~」と…「はい、がんばりま~す」と、写真展の疲れも癒えるひとときでした。
「なんか同じ…」
ポッコリお腹になったミモロと店先の狸、どうもお腹の辺りが似ています。
「また、いらしてくださいね~」と、大将に見送られ、お店を後したミモロでした。
*「京 寿司 おおきに」詳しくは、お店のホームページから…
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