ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

おうちご飯をより心地よく。寺町通「京漆器 象彦」の日常使いの器。お客様より自分のために…

2021-08-19 | 老舗

「この器、すてき~こういうので、ご飯食べたら、おうちご飯もいっそう美味しいかも…」とミモロ。


茶色と黒に塗り分けられた器は、寺町通にある「京漆器 象彦」の「片身替白檀ボール(中)」14,000円など。

ミモロが、雨上がりに訪れたのは、大人の散歩道としておすすめの寺町二条エリアです。この通りには、京都を代表する工芸のお店や美術品のギャラリー、落ち着いた飲食店、骨董店などが連なり、上質の品々に出会う、大人好みの京都が…。

通りの西側にある「京漆器 象彦」は、寛文元年(1661)に、その前身「象牙屋」が漆器道具商として創業。以来、朝廷の御用を務め、その高い技術は、今も受け継がれています。


「こんにちは~」店の前を通りかかったミモロ。思わず店内へ。

まるで工芸ギャラリーのような雰囲気のお店は、ふらりと立ち寄るには敷居が高そうですが…でも、京漆器に興味がある方ならだれでもまず、覗いてみてください。

「いらっしゃいませ~」と温かな笑顔で迎えてくださったスタッフの方。

「もしかしてミモロちゃん…?前にもいらしたことありますよね~」と。「はい、以前、店長さんにお世話になりました~」。

実はミモロは、漆器をおうちご飯によく使っています。
扱いが難しい…というイメージがある漆器ですが、金蒔絵などがないものなら、食洗器に入れたり、金属たわしでゴシゴシ洗わない限り、陶器やガラス器同様に扱えば、問題はなく、十分丈夫な器です。


陶磁器よりも歴史が長い木の器…まさに日本の食を支えてきた器です。

漆の木が育つ全国各地にある漆器の産地。なかでも京漆器は、器の土台となる木地が薄く、繊細で優美な趣をもつ漆器として知られます。
店内には、その魅力を湛えた品々がズラリ…


和の食文化に欠かせない漆器ですが、和食だけでなく、今やあらゆる料理に使われ、その魅力は、日本人より外国人に知られているのです。

それがはじめにご紹介した2色の漆器。

モダンさを供えた器は、イタリアンをはじめ、あるゆる料理を美しく盛り立てます。

ミモロが漆器が好きなのは、「ずっと料理をよそったときの状態が続くから…」
つまり、木で作られているので熱伝導率が低く、熱いものは、冷めるスピードが遅くなり、ホカホカの状態が続きます。
「アイスクリームも溶けにくいよね~」と。そう反対に冷たいものも、ガラスの器より、溶けにくいのです。

「これアイスクリーム入れるのにいいかも…」

コーヒーカップやデザートの器にも使いたいサイズの漆器。

「これで飲むと日本酒美味しいだろうね~器の口当たりが優しいし…」


漆器の魅力は、その「やさしさ」にあると感じているミモロ。
そのやさしさが最も表現されているのは、子供のための器では…

お祝いの贈り物にしたい子供用の食器。22,000円
「これなら落としても割れないし、安心だよね~」
割れないからとプラスチック製の食器ではなく、こういう器で…
お名前などが入れてもらえるのも「象彦」の魅力です。


「へぇ~こんなモダンな品もあるよ~」
パステルカラーの銘々皿

3つの器が重ねられ、省スペースにもなる木の質感そのままの器など


「おうちご飯が増えて、いつも同じ食器ばかりじゃあきちゃうよ~」というミモロ。
確かに…お客様用として食器棚に大事にしまわれ、知らずに酒の肴を盛ろうとして「それ、お客様用だからダメ~」と怒られたお父さんも多いはず…。でも、今、お客様を家に迎え食事をする機会は激減。なんのためのお客様用なのか…
漆器もお客様用に大切に奥にしまわれているケースが多いはず…今こそ、おうちご飯にそんな上質(高級)な食器を使う時。

さらに本当に好きなものを大切に使う・・・それが今後の暮らし方…


「漆器って、剥げたり、欠けたりしても直してもらえるんだよね~」と。
「象彦」の品なら、修復にも対処してくださるそう。

「もっと漆器使おうね~」とミモロ。ぜひ、おうちにある漆器を、特別な機会だけでなく日常にもっと使っては…。
コロナが収束するまで、いつ来るかわからないお客様のためではなく、ご自分のおうちご飯を充実させるために、いい器を使いたいもの。

「京都の旅ができるようになったら、ここにお友達案内するんだ~」というミモロです。

*「京漆器 象彦」の詳しい情報はホームページで また直営のオンラインショップもあります。



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昨年106年ぶりに建て替えられた「京都鳩居堂 本店」。モダンさと洗練された雰囲気の新たな本店へ

2021-02-17 | 老舗

アーケードが続く寺町通。御池通から少し南に下ったところにある「京都鳩居堂 本店」は、2020年11月28日に、106年ぶりにリニューアルされました。
 
「ちょっと寄っていこう~」とミモロは、ある日、お店の中へ。


リニューアルオープン以来、何度もお店の前を通りながら、いつもお客様がいっぱいなので、ゆっくり訪れることができませんでした。

「わ~なんか広くなった感じ~」

ゆったりとした店内…いっそうお品が見やすくなったよう。

さて「京都鳩居堂 本店」は、寛文3年(1663)に、秀吉によって新たな町づくりが行われた京都で、寺町に移転した本能寺門前に創業しました。
もともとは、平安から鎌倉に活躍した武士、熊谷直実から数えて20代目の熊谷直心が薬種商「鳩居堂」を、この地で始めたことがルーツだそう。
現在は、創業から12代目を数えます。「鳩居堂」の名は、儒学者 室鳩巣の命名で、本店の屋根の鬼瓦には、2羽の鳩が並びます。


元禄時代には、薬種を商うことから「香」の製造が始まり、文人や学者との交流の深かった歴代当主。その縁から筆や墨など文具など、日本文化を支える品々の製造へと、商いの範囲を拡大してゆきます。

宮中の御用をつとめていたことから、明治13年に東京銀座に店を構え、以来、東京からも「京都に来たら、本店に行ってみたい」と京都旅に立ち寄る人も多いのです。

創業以来、寺町の現在の場所で店を構え、何度か立て直しをした本店家屋ですが、357年の歴史の中で、今回の改装は106年ぶりとか。

「なんか前より明るくなったね~」とミモロ。

天井もグッと高くなり、いっそうお店が大きく感じられます。


「わ~お庭がある~」そう、今回の改装で一番変わったのは、店の西側に広い庭ができたこと。

その庭を囲むように続く家屋は、お香のお教室なども開催されるスペースだそう。


「町中にこんな開放的なスペースがあるって、すごいね~」と感激するミモロでした。

さて、店内を巡ると、今はお雛様シーズン向けの品々が…。
 
「こういうハガキで季節のご挨拶するのって、やっぱり素敵だよね~」とミモロ。

またいろいろなオリジナルのお香も豊富。

なかでもミモロが気になるのは、ディズニーとのコラボのお香。「これミッキーマウス、ドナルドダックのもある~」

別に、ネズミやアヒルの匂いがするものではなく、それぞれのキャラクターのイメージで作られた爽やかな香りです。あしからず…

「こういう筆や硯を使うと、書がうまくなるかな?」

筆や硯、墨など書に関係する品々の豊富さ、質の高さも、さすがです。

「わ~これ欲しい~」とミモロが見つけたのは、豆本。まさにミモロサイズです。

「あの~これください~」

カウターに背伸びしてお願いするミモロ。

夕暮れ迫る時刻で、ゆっくりお買い物が楽しめました。いつもは、大勢の人たちでにぎわう店内…また京都旅が楽しめるようになったら、ぜひ訪れたい新しい本店です。


*「京都鳩居堂 本店」寺町通本能寺門前町520  075-231-0510 営業時間10:00~18:00 年始休み



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創業文政6年、扇子の老舗「宮脇賣扇庵」。日本人の暮らしを彩る扇子の数々

2020-08-16 | 老舗

京都の町中、六角通と富小路通が交差する東側に歴史ある商家があります。江戸後期、文政6年創業の扇子の老舗「宮脇賣扇庵」です。
 
「すごく趣あるお店で、ちょっと敷居が高いけど…覗いてみよう…」とミモロは、お店の中へ。

そこには、さまざまな種類の扇子がいっぱい。
 
「わ~こんなに種類があるんだ~どれがいいのかな?」とキョロキョロしながら店内を歩き回ります。

「どうしよう…どれにしたらいいのか、選び方がわかんない~」と困惑気味。そこでお店の方にアドバイスを頂くことに…。
「お友達にプレゼントしたいんですけど…アドバイスしてください~」と。

「扇子といっても、実は、用途によって、いろいろな種類があるんですよ~」とご対応くださった中川さん。

夏、涼しい風を起こすための扇子をはじめ、茶道や和服用のもの。また、舞に使われるものや、室内に飾るためのものなど、いろいろ。
「そもそも紙を貼った扇子は、日本で生まれたものといわれています」と中川さん。
「え?そうなんだ~中国から渡って来たのかと思ってた~」とミモロ。
確かに、中国をはじめ、エジプトやローマなどでも、風を送る大きな団扇などはありますが、コンパクトに折りたたみができるものは、日本発祥という説が…。

扇子の素材は、骨となる竹と扇面の紙が主な材料。真竹を細く薄く削った骨に、紙を貼り合わせて作ります。
今は、扇面が紙製のものだけでなく、洋装に合うように、薄い布や革を貼ったものも人気。その際、扇子は、表面だけに布が貼られます。
 

さて、扇子には、男性用(八寸=24センチ)と女性用(六、五寸=20センチ)が昔からありますが、最近は、ユニセックスで選ばれるそう。

「女性も大きなサイズを持たれる方が増えています。また男性でも、ポケットに入れるのは、小さいサイズの方がいいという方もいらっしゃいます」と中川さん。「つまり、今は、自分の好みでサイズ選べばいいんだね~」とミモロ。

「わ~この扇子の色素敵~」と、艶やかな扇面は、柿渋で表面加工をしたもの。多彩な色が揃い、装いに応じて持つオシャレな方も多いとか。

紙製の扇面には、涼を呼ぶ絵が描かれているのが、昔から人気。
 
有名な日本画家が描いた模様なども…。日本らしい風情を描いた扇子は、外国人観光客の日本土産に大人気。手ぬぐい同様、嵩張らず、軽量な扇子は、持ち運びに便利なのです。

「あの~扇子の値段って、なにが違うんですか?」と、ストレートな質問をするミモロ。
「そうですね~職人の手がいろいろ加えられているものは、それなりのお値段になります」と。
 
例えば、カワセミが描かれた扇子は、扇子の親骨の部分に装飾が施されたもの。「う~素敵~」とミモロ。

「ミモロちゃんは、どういう柄が好きですか?」と中川さん。

「う~あのね~ミモロ、お洋服のことが多いから、それに似合うの…それから、体が小さいから、大きな柄じゃないのがいいかなぁ~」と希望を伝えます。
「じゃ、こんなのはどうですか?」と見せてくださったのは、小さな模様が扇面全体に散りばめられたもの。
 
小さなトンボた飛んでいます。同じ模様で、サイズ違いもあり、ペアで持つ方も…。
扇面に用いられる柄は、縁起のいいものが選ばれます。トンボはよく兜や刀にも用いられます。

「ミモロちゃん、2階にもいろいろな扇があるので、どうぞ見てください~」と言われ、お店の2階へ。
 
広いスペースには、豪華な扇が展示され、「なんか美術館みたい~」とミモロ。

ここには、季節の飾りになる飾り扇などがいろいろ。「お正月飾りに素敵~」とミモロ。そう、末広がりの扇子は、それだけで縁起物。

「これが、お雛様の扇だ~」とミモロがいうのは、檜扇。薄い板を重ねた扇は、平安時代から宮中などで広まったもの。

「ミモロね、十二単着た時に、この扇持ったんだ~」と。「え~ミモロちゃん、十二単も着たことあるんですか~」と中川さん。
「うん、まぁ~ね~」と、ちょっと自慢気に鼻を膨らますミモロでした。

「これ、日本舞踊なんかに使われる扇でしょ」そう、舞扇もいろいろ。


さて、2階の天井を見上げると、そこには、格天井が…。

幕末、蛤御門の変で、焼失した旧店舗。その後、明治35年、三代目の時代に製作された天井画は、竹内栖鳳、富岡鉄斎、神坂雪佳など京都画壇の48画伯の手によるものだそう。

また、建物の各所に扇をモチーフにした飾りが施され、それを見て回るだけでも楽しくなります。
 
「あ、ここにもある~」


お店の一角にある和室…そこにも扇が飾られています。


「まだまだ暑いから、扇子、必要だよね~」とミモロ。
涼やかな雰囲気の扇子で誘う涼…目からも涼しさをもたらす扇子です。

*「宮脇賣扇庵」の詳しい情報はホームページで オンラインショップもあります。


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金平糖の老舗「緑寿庵清水」。一子相伝で伝える技。スイカやマンゴなど夏の味も勢ぞろい

2020-07-05 | 老舗

梅雨前線の影響で、連日雨降りの京都。ミモロは、雨の合間を縫って、百万遍近くの金平糖の老舗「緑寿庵清水」を訪れました。
 
暖簾の掛かる歴史を感じさせる店構え…弘化4年(1847)創業の日本唯一の金平糖専門店です。

そもそも金平糖は、1546年にポルトガルから伝わったと言われます。種子島に鉄砲伝来が1543年と言われますから、同じ時期に日本にもたらされたお菓子です。「信長も食べたのかな?」と想像するミモロです。

さて、ミモロは、お店の中へ。棚には、さまざまな種類の金平糖が並んでいます。「いっぱいある~」とお店の中をキョロキョロ。
 

色とりどりの小さな金平糖…「いろんな味があるんだ~」と興味津々。


「いらっしゃいませ~」と迎えてくださったのは、ご店主の奥様の素敵な笑顔の清水さん。

ミモロは、お店のこと、金平糖のことを教えていただくことに…。

「ミモロちゃん、これ見てください~」とミモロの前に、細かい粒が入った器が置かれました。

一番細かい粒は、もち米から作った「イラ粉」で、これが金平糖の核になります。それを熱した大きな釜に入れ、砂糖などで作った蜜を何度もかけて、核の周りに蜜を付着させてゆきます。その作業は、1日中、休むことなく続けられ、金平糖の特有のイガが生まれるまでに、3日間かかるそう。

ゆっくりと回転する大きな釜の上を、ザーッと音を立てながら動く金平糖。

「あの~どうして、金平糖ってお星さまみたいなイガイガがあるの?」とミモロ。
それは、釜に触れた部分の蜜が乾いて、少し硬くなったことに蜜が付きやすくなってでっぱりが生まれてくると…。釜の上の金平糖は、コロコロと回転しているので、全体にイガができると言われています。

小さなイガが生まれてから、完成するまで、さらに14日以上がかかるそう。
「え~金平糖って、そんなに大きくなるのに時間かかるの?」とビックリするミモロ。
「そうです。しかも、作る季節や天候によって、蜜の掛け方など、その加減が微妙に異なります。職人は、耳を澄ませて、金平糖の音を聞き、蜜の掛け方などを決めているんです」と清水さん。一人前の職人さんになるには、20年以上かかるとも言われます。

「作り方のマニュアルってないんでしょ?」とミモロ。「はい、全部口伝で代々受け継がれ、体で覚えてゆく技なんです」と清水さん。
初代より、一子相伝で伝えられる、まさに伝統の技なのです。

4台の大きな釜がある工房は、大きな釜を熱していることから、常に50度近い気温になっているそう。一度、釜に入れた金平糖は、職人さんが、その日、休むことなく、長い尺を動かして、釜の上を転がります。「え~一日中、釜の前で作業するんですか?」とミモロ。
「そうです。ひたすら金平糖と向き合う作業です」と。

もちろん、釜の上の金平糖は、その成長の過程で、釜から降ろされ、熱を取り、再び釜へ。それを何度も繰り返します。
「朝、冷えた金平糖を釜に戻す時は、本当に緊張するんですよ」と。
その作業だけでなく、蜜を掛けるタイミングなど、気を抜くと、金平糖がくっついてしまったり…そうなれば、製品にはなれず、今までの努力が泡となってしまうそう。「だから金平糖づくりは、緊張の連続なんです」

「すごい~そうなんだ~」と、小さな金平糖に込められた職人さんの技と努力に、ただただ感激するミモロです。

小さな核から愛らしい姿に成長してゆく金平糖は、特別な菓子であり、明治以降、皇室などの御慶事の引き出物として、現在も使われているそう。

「あ、知ってる~ボンボニエールでしょ!」と目を輝かすミモロ。

素敵な器に入ったボンボニエールは、お祝い事の引き出物やプレゼントに喜ばれる品です。


現在、年間を通じ、さまざまな種類の金平糖があり、その数は、60種類以上におよびます。季節の限定品も多く、すべてがお店にあるわけではありません。
種類の違いは、主に蜜のフレーバー。季節の果物をはじめ、日本酒、ワイン、コーヒーなどの金平糖も評判になっています。
 

「あ、美味しそう~」とミモロが心惹かれたのは、大好きなスイカやマンゴなどの夏限定の金平糖です。「これ、今だけだって~」
 
素敵なパッケージで、贈り物にも喜ばれている品です。

「わ~七夕飾りのもある~」また、籠に入ったグレープフルーツ味も…
 
今年の七夕に飾りたい笹に下がった金平糖です。

「う~どれにしようかな~?」と、豊富な種類の金平糖を前に迷うミモロ。

「はい、ひとつどうぞ~」とお店では、スタッフの方が1粒おすすめの味をお客様に渡し、試食を…。
「ミモロちゃん、金平糖は、なめるだけじゃなく、かんで食べてくださいね~」と清水さん。それぞれの風味の蜜は、金平糖の外側部分なので、中心部の甘味とかむことで溶けあい、いっそう美味しくなるそう…。ガリ!「うん、美味しい…スイカの味がする~」と瑞々しいスイカの甘さが口の中に広がるよう。
「でも、どれも美味しいから、どれにしよう~」といっそう悩むミモロでした。

この日は、お店に並ぶ小袋入りから3種類を選びました。この小袋入りは、午後になると売り切れの品が続出しますでの、お早めに…
 
「え~もうサイダーとイチゴ売り切れだって・・・」と、ちょっとがっかり。「今度、もっと早く来る!」と。

雨も上がったころ、「今日は、いろいろ教えてくださってありがとうございました~」と、お礼を言って、お店を後にしました。


尚、お取り寄せも可能です。ホームページから品を選んで、電話かFAXで注文できます。そこで送料などもご相談ください。
緑寿庵清水」京都市左京区𠮷田泉殿町38の2  ☎075-771-0755 FAX 075-771-0766 営業時間10:00~17:00 水曜休み

*インターネットでの販売は一切していません。


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手荒れにおすすめ。老舗「山田松香木店」の心を癒す香木のかおりのハンドクリーム

2020-03-21 | 老舗

コロナの影響で、アルコール消毒を頻繁に行って、手荒れを気になる人が増えているそう。
そこで、今回ミモロがご紹介するのは、京都らしい香りのする上質のハンドクリームです。

それがあるのは、香木、お香の老舗「山田松香木店」です。
 

「京都御所」の西、室町通沿いにある「山田松香木店」は、江戸・寛政年間に創業した香木の専門店。
平安時代ころから、育まれた、香道を頂点にする日本の香りの伝統を今に受け継ぎ、さまざまな薫香の品々を作り続けています。

お店には、お香の原料が、引き出しの中などに、種類報復に収納されています。
  

「わ~たくさん種類あるんだ~」と驚くミモロ。お香に使われる天然香料には、薬種として漢方に使われるものも多数あるのだそう。

いろいろなお香の品々が並んだお店の中をあちこち歩き回るミモロが、足を止めたのは、ハンドクリームの前。


「あの~これ試しに使ってもいいですか?」と、「はい、どうぞ~」とお店の方に言われ、さっそく手にのせることに・・・・


ミモロが、試しているのは、[白檀」と「龍涎香」の2種類のハンドクリームです。(各1320園税込み)

同じ香りで、練り香水のソリッドパフューム(各1,980円 税込み)もあります。

「わ~いい香り~」手に伸ばすと、やさしい香りがほのかに漂ってきます。


「白檀」は、インドやインドネシアなどに産出する香木で、幹の芯の部分に含まれる精油が豊かな香りを放つのです。また「龍涎香」は、動物性香料で、マッコウクジラの消化器内に生じるロウ状物質で、人を魅了する独特の甘い香りを持っています。

どちらも昔から、その香りは、心を癒し、鎮めるパワーがあると言われます。

「ねぇ~見て、お手て、すべすべになったよ~」と、ハンドクリームを手に伸ばしたミモロ。

保湿成分もたっぷり配合されたハンドクリームは、伸びもよく、しっとり感が手を包み込みます。

「なんかうっとりしちゃう~」と目を細め、香りに浸るミモロ。その手もスベスベです。
このところ、コロナ感染予防で、どこに行ってもまずはアルコール消毒。
そのため、ミモロの手も、カサカサした感じです。「わ~ん、どうしよう…」と手を見て心配しています。

ミモロと同じような思いをしていらっしゃる方も多いはず…。
「やっぱりハンドクリームでお手入れしないと、大変かも~」と思っていたミモロなのです。

さまざまな種類のあるハンドクリームですが、香木をベースにしたここのハンドクリームは、その香りも穏やかで、手を鼻に近づけると、ほのかに甘い香りが…。
「この香り、嗅ぐと、なんか気持ちが落ち着く感じ~いいなぁ~クンクン」

料理をするときには、ちょっと気になるかもしれませんが、外出の時などには、おすすめ。

コロナで不安な気持ちを、和らげてくれそう…。
「お友達にプレゼントしよう~」と思うミモロです。

「山田松香木店」の奥には、日本庭園があり、そこでさらに深呼吸。


「春だよね~」と景色を眺めるミモロです。


外出の自粛も続く今、少しでも、心安らぐことをしたい・・・
「いい香り~クンクン・・・」手に伸ばしたハンドクリームを嗅いでは、楽しい春の景色を思い浮かべるミモロなのです。

*「山田松香木店」の詳しい情報はホームページで
インターネットでも購入できます。



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