季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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シラヤマギク(白山菊)

2010-10-20 09:50:47 | 趣味・季節の花
つくば植物園の文化の植物展示区画で、各種の野菊の仲間が小さな花を咲かせる時期になりました。野菊の花を見ると秋の深まりを感じます。はじめは、「シラヤマギク」です。野山で草丈1.5m位まで伸びるヒョロットした茎の先端の方に咲いています。説明によれば、北海道~九州の日本各地と朝鮮、中国等に分布しており、「Aster scaber」、キク科の多年草です。花の直径は2cm位でとても可憐です。写真のように花弁がまばらになるのもこの花の特色です。写真は10月3日に撮影しました。
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クコ(枸杞)

2010-10-19 11:22:18 | 趣味・季節の花
今年も赤紫色をした可愛い「クコ」の花が咲いていました。秋が深まると赤い艶のある実が実り、漢方や食用になります。5弁の花弁の色は開花して少しづつ変化するようで見るたびに違って見えるような気がします。説明によれば、東アジアの熱帯~温帯に広く分布し、「Lycium chinense」、ナス科の落葉低木で、葉は強壮薬に、根皮は消炎・解熱・強壮薬に、果実も強壮薬・果実酒に利用されるとしるされていました。写真は10月3日に撮影しました。
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ハリツルマサキ

2010-10-19 11:10:35 | 趣味・季節の花
つくば植物園の絶滅危惧植物展示花壇で見かけました。厚みのある緑の葉と白い5枚の花が可憐です。説明によれば、琉球~台湾~東南アジアに分布し、「Maytenus diversifolia」、ニシキギ科ハリツルマサキ属の半つる性常緑低木です。寒さには弱いようですが、筑波実験植物園では、屋外で花が咲いていました。冬を超えるかどうかの実験が行われているものだと思います。近年沖縄などでも自生地の個体が減少しており、準絶滅危惧(NT)に指定されて保護されていると記されていました。ハート形にくびれを持つ実が秋になって赤く色づくのが可愛らしくて園芸種は園芸店でも人気があるようです。写真は10月3日撮影しました。
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ツリガネニンジン

2010-10-19 11:00:47 | 趣味・季節の花
つくば植物園で淡青紫色の可愛い釣鐘状の花をぶら下げていました。説明によれば、「Adenophora triphylla var.japonica」キキョウ科の多年草です。わが国では各地の山野の草原や土手等で見かけます。釣鐘状の花弁から突き出しているように見える白いものは、雌しべです。秋の到来を感じさせてくれる花ですが、酷暑が続いた今年は、9月に入っても暑い日が続き、少し花が咲くのは遅れたような気がしています。写真は10月3日に撮影しました。
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カンダヒメラン

2010-10-18 17:53:46 | 趣味・季節の花
つくば植物園の絶滅危惧植物展示で見かけました。説明によれば、ヤチラン属の一種で、沖縄本島、石垣島、西表島の湿った林床や湿地に分布し、「Malaxis kandae」、ラン科の植物です。現在琉球列島以外では発見されていない大変貴重な植物で、絶滅危惧IB類(EN)に指定されて保護されていると記されていました。筑波実験植物園では、展示場の2階でこのランの細胞をを培養して花を咲かせるのに成功したものも展示されていました。花は、極めて小さくて、蕾は2mm程度、一番下に咲いている花も5mm程度です。写真は10月3日に撮影しました。
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シモバシラ

2010-10-18 17:37:00 | 趣味・季節の花
つくば植物園で面白い名前の植物を見つけました。「シモバシラ」と言うシソ科の植物で、写真のように広い花が穂状に咲いて、まっすぐ上に伸びています。説明によれば、「Keiskea japonica」シソ科シモバシラ属の多年草です。和名の由来は、冬になって分かるようですが、気温が氷点下になった風の無い早朝にその光景が現れるとか。枯れた茎の根元に霜柱のような氷の結晶(地中にあるシモバシラの根から吸い上げ茎に送られた水分が凍る現象)が出来るからだと記されていました。一度観察してみたいですが・・朝早いと植物園はまだ開館していないですね。別名を「雪寄草」とも言うとか。写真は10月3日に撮影しました。
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ヘツカラン

2010-10-17 22:23:38 | 趣味・季節の花
つくば植物園で開催されていた絶滅危惧植物展で見かけた貴重な花の一つです。写真のように下垂するように花が咲いています。説明によれば、熱帯アジアには広く分布しているそうですが、日本では、九州南部の大隅半島と種子島だけに分布している貴重な植物で、絶滅危惧IA類(CR)に指定されており、「Cymbidium dayanum」、呪力広葉樹の幹に着生するラン科、シュンラン属の一種だと記されていました。和名は、大隅半島の自生地である辺塚にちなむそうです。写真は10月3日に撮影しました。
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ヒメザクロ

2010-10-17 08:07:38 | 趣味・季節の花
つくば植物園で美味しそうな実がなっていました。初夏に朱色の美しい花が咲きますが、秋には写真のような実がつきます。熟してくると実の先端が割れてさらに美味しそうになります。写真は10月3日に撮影しました。
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スパトグロティス・アッフィニス

2010-10-16 09:06:25 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室で美しい黄色の花を咲かせていました。熱帯雨林の植物の中でも凛としてとても良く目立っていました。説明によれば、インドシナ半島~ジャワ島地域に分布し、「Spathoglottis affinis」、ラン科コウトウシラン属の多年草です。直径約2,5cmくらいの5弁の花で、唇弁も黄色でその中央に橙色の模様が見えます。葉は細長くて20cmくらいの長さがあります。とても貴重な植物で、ワシントン条約で保護されているようです。写真は10月3日に撮影しました。
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ネコノヒゲ(猫の髭)

2010-10-16 08:55:27 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室で咲いていました。名前が一度聞くと忘れられない愛嬌のある花です。写真でお分かりのように・・納得ですね。説明によれば、熱帯アジア~オーストラリア地域に分布し、「Orthosiphon aristatus」、シソ科の多年草です。図鑑を見ると英名は「Cat's whiskers」とありました。和名はこれを直訳したのでしょうか? 簪のような花序をしており、背景が黒だと目立ちます。写真は10月3日に撮影しました。
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椎の実

2010-10-15 13:13:28 | 趣味・季節の花
つくば植物園の観察路に落ちていたものを撮影しました。子供の頃友達と山へ行って見た光景を思い出します。実を集めて持ちかえり、フライパンで炒って食べた味は忘れられません。実りの秋、野山で採れる食の植物を食べることは少なくなりましたが、自然とともに共生することの大切さを教えられます。写真は10月11日に撮影しました。
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ゼフィランテス・グランディフロラ

2010-10-15 12:45:06 | 趣味・季節の花
つくば植物園の花壇で美しい花を咲かせていました。この植物も草丈は低く15~20cm位で、砂礫地からニョキット顔を出して咲いているように見えます。説明によれば、メキシコ原産で、「Zephyranhtes grandiflora」、ヒガンバナ科の多年草です。和名はその姿がサフランにも似ていることから「サフランモドキ」と呼ばれるそうです。ヒガンバナとは違って花と緑色の葉が同時に出ていますね。写真は10月3日に撮影しました。
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シクラメン・ヘデリフォリウム

2010-10-15 12:24:00 | 趣味・季節の花
つくば植物園の屋外花壇で咲いていました。草丈は低く、砂礫地の地面から10cmのところで咲いています。説明によれば、ヨーロッパ南部~小アジア(地中海沿岸)にかけて分布し、「Cyclamen hederifolium」、ヤブコウジ科(旧サクラソウ科)の多年草です。
ここで、国立科学博物館「筑波実験植物園」(通称:つくば植物園)では、植物の科名表示をエングラー体系からAPG体系へ変更して命名することになったと告知されていました。したがって、ヤブコウジ科(旧サクラソウ科)のようになっています。その理由は、DNAに関する研究が進み、従来では説明ができないような詳細なDNA情報を基に系列が明確にされてきたことによるようです。植物分類の中でも歴史的な変革であると記述されていました。
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トラデスカンチア・シラモンタナ

2010-10-15 12:13:48 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いていました。ツユクサの花に似ていますが、葉は厚みがあり繊毛が生えています。茎の先端に写真のような美しい赤紫色の3枚の花弁を持つ花が咲いています。説明によれば、メキシコ原産で、「Tradescantia sillamontana」、ツユクサ科の多年草です。写真は10月3日に撮影しました。
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プルメリア・プディカ

2010-10-14 11:25:13 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけた白い花です。説明によれば、「Plumeria pudica」、キョウチクトウ科と記されていました。図鑑を見ると南アメリカ北部地域が原産で、インドソケイ属の常緑低木のようです。葉の形が細長く伸びた先端の方がスペードの模様のように広がっており、とても特色ある興味深い形をしています。写真は10月3日に撮影しました。
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