夏風邪を病む②

重陽。物憂い暑さ続く。


・・・という訳で、週末から不調は続く。
療養生活？二日目。大量の発汗で、首まわりにアセモが発生。カユイ・・・。

このところの睡眠不足と精神的苦痛？の影響で、風邪をブロックすることが出来なかった訳だけれど、どんなに悪い（・・・悪いというは、あくまでも主観的な悪さ）と思われる事のなかにも、何かしら、メリットはあるような気がする・・・なんて、思わないと、どうにも立ちいかなくなるようだ。

休養は、或る意味、とても大切なことだと思ったりする。
全力で、突っ走っても、あとは、倒れるだけだ。
このところ、体力的は、ダラダラくらしていたのだけれど、精神的にキツイ状態で、自分で自分を責め続ける状態が続いてしまった。
たぶん、もう限界なんだろうな・・・と思っていたし、かといって、この場所から逃げ出す訳にもいかず、相変らず、ぬかるみに躓いたまま、何処へも行けない状態が続いている。

一番、ダメなのは、夜きちんと眠りにつけない・・・ということで、風邪ということもあるから、来週になったら、病院でもいくか・・・と思っている。

夏風邪という『免罪符』を手に入れて、週末、休養を取ることができたのは、重畳か。
そうでないと、結局は、ダラダラ過ごす癖に、それが許せず、また自分を責め続ける・・・みたいな悪循環に陥ることは、目に見えている。

夏風邪くらいで、簡単に『免罪符』を手にいれることが、できるのなら、例えば、不治の病にでも罹ったら、それは、それで、たぶん、物凄く、幸福になれるのではないか・・・と思ったりもする。
永遠の『免罪符』を手にいれたようなものだ。
こういう発想は、精一杯、生きている人にとっては、許しがたいことだろう。

でも、精一杯、生きることが、出来ない人種もいるってことで、ソレは、ソレで、かなり辛いことなのだ。だから、病気という『免罪符』を手にいれて、自分を責めずに生きられれば、ソレは、たぶん、私にとっては、極上なのだろうと思う。

・・・但し、身体的苦痛、精神的苦痛を、条件とするから、もちろん、コレには、耐えなくてはならない。どちらにしろ、身体的苦痛か、或いは、精神的苦痛のどちらかを選ばねばならない。
風邪？くらいの苦痛なら、随分とラクかもしれない。
『病気』だから、仕方がないよね・・・

今一番ほしい『免罪符』では・・・、ある。