筆跡②三筆

朝方・・・空気がヒンヤリ。季節は、秋へ。


昨日は、自分の筆跡について、アレコレ、ある事ない事書いてしまった。
どのみち、大したことでは、ない。
私の筆跡が、後世に残る訳でなし（・・・残ったら怖いよ。恥さらし・・・）。

さて、過去に、その時代の三筆として、世の中に名を遺した方々がいらっしゃるけれど、著名なところでは、平安三筆。

嵯峨天皇、空海、橘逸勢（たちばなのはやなり）。

このお三人様だと思うのだけれど、一時、間違えて記憶していて、

嵯峨天皇、空海、小野篂（おののたかむら）

・・・だと思っていた。

小野篂は、橘逸勢のお弟子さんにあたるひとだということを、最近知った。
真偽の程は、知らないが、この小野篂と橘逸勢は、似たような性格だった・・・らしい。

筆跡は、性格を表すというか・・・。

楷書のお手本のような嵯峨天皇。
豪快で、のびやかな空海。
闊達だけれども、クセのある橘逸勢

・・・いづれ劣らぬ平安三筆ということらしい。

三筆の書を実際にみたことはなくて、資料によるものだから、アテにはならないのだけれど、私的には、嵯峨帝の端正な書が好きだ。

橘逸勢については、逸勢本人と確定できる現物の書が、残っていないらしく、推定：橘逸勢ということになっている書があるのだけれど、私は、書については、まったくわからないので、なんとも言えない。
只、不遇のひとである。

空海は、高野山にいらっしゃる方で、各地の温泉を掘り当てたひと？でもあるらしい。

高野山めぐりは、楽しかったな・・・。
イロイロな人のお墓が、あって・・・。

私も、埋没されるなら、高野山が、いいな・・・と思ったりしている。

もっとも、私のようなフツーのひとを埋葬してくれるのかどうか・・・よくわからないけど・・・。