夏風邪を病む③～天人五衰にみる不吉な予兆

気持ちの悪い暑さ続く。

この夏風邪が、身体に具現化したのが、先週の木曜日（９月６日）だったのだれど、その予兆は、その２日前から、始まっていたような気がする。
会社のデスクにいて、何やら、異臭がする。

・・・何の匂いだろうか・・・？エアコンかな・・・とも思ったけれど。周りには、自分ひとりしかいない。
・・・もしかすると・・・私の発している異臭だろうか・・・とも思い、お手洗いの個室へ。
肌にちかいブラウスなどの匂いを嗅いでみるも、その臭気ではない。
お手洗いの個室から一旦出て、再び、入ってみても、事務所で感じたような異臭はない・・・。

どんな異臭かというと、発酵臭のような・・・一言でいえば、糠漬け・・・みたいな・・・何方かのお弁当かな・・・みたいな匂いだったのだけれど。

再び、デスクに戻ると、　再び、あの匂い・・・。
発生源は、やはり、この辺なのか・・・。
その異臭は、消えては、発生し、発生しては、消えている・・・ような気がする。

（・・・ヤバイなぁ・・・）

肺（癌とか、結核とか）などを病んでいる方なども、独特の臭気があるし、癌病棟などは、フロアー・エレヴェータのドアが開いた途端、癌病棟だとわかる臭気があるし。

体調不良の場合、きっと体内の浄化機能に滞りが出来て、解毒・分解できない物質が匂いだすのかも・・・。肝臓が調子悪いとか・・・。

おまけに、歯の付け根まで微妙な違和感がある。

やはり、これは、五衰の症状か・・・。

六道輪廻の最上にいる天人も生命？の終わりが来る前には、五衰の症状があらわれるという。

1.衣裳垢膩（えしょうこうじ）　　：衣服が垢で油染みる
2.頭上華萎（ずじょうかい）　　　：頭上の華鬘が萎える
3.身体臭穢（しんたいしゅうわい）：身体が汚れて臭い出す
4.腋下汗出（えきげかんしゅつ）　：腋の下から汗が流れ出る
5.不楽本座（ふらくほんざ）　　　：自分の席に戻るのを嫌がる

まあ、２の華鬘などは、髪に花を飾ってないので、何とも言えないが、どれも、病人なれば、あてはまるのではないだろうか・・・？

やはり・・・五衰の兆候か・・・！