いつまでも、ベタベタとした暑さが続く。
・・・それなのに、夏風邪は、一向に抜けない。
今年の夏と同じで、最後まで、粘る気でいるらしい。
困ったことである。
随分と昔のことだけれど、故・吉行淳之介氏の書かれた『贋食物誌』という本が、手元にあった頃。
今はどうなのかわからないけれど、夕方になると『オレンジ色に燃える憎いヤツ・夕刊フジ』というCMがテレビで流れていて、その夕刊フジに、山藤章二氏のイラスト入りで、連載されたものを一冊の本にまとめたもので、連載記事も面白かったけれど、山藤氏のツッコミがまた軽快で、好きな1冊だった。
姉の所有していた本だったので、今はもう手元にないのだけれど、ハードカバーは、古本屋さんにでもいかないと見つからないかもしれない。
文庫本で、探してみようと思っては・・・いた。
偶然、今日のお題の『ダンディーな食卓』をみつけ、ネットの本屋さんで、買い求めてみた。
最初は、気が付かなかったのだけれど、コレは、かの『贋食物誌』を底本としたもので、残念ながら、山藤氏のイラストは、削除され、文章と他の小説を抱き合わせたものに編集し直されていた。
(『贋食物誌』そのもののほうが、面白かったのになぁ・・・)
・・・と言いつつも、あの当時の面白さは、決して、色あせていない。
考えてみれば・・・。
現在の私の文章の書き方は、たぶん、吉行淳之介氏を、無意識に真似ているような気がする。
本職の文士の方の文体を真似てみたって、内容が全く無いような(シャレです)文章なので、コレ以上は、どう繕いようもないのだけれど。
無意識に真似たのが吉行氏の文章で、意識的に真似しているのが、森茉莉氏の文章だ・・・ってことは、たぶん、読んで下さった方の中には・・・
(・・・まあ、そんな気がしないでもない・・・かも・・・)
くらいに感じてくださる方もいるでしょう・・・(・・・っていないか・・・!)
しかし、所詮、猿真似は、猿真似であり、ちょっこっと真似たくらいで、駄文が、名文に変わる訳ないし。
つくづく・・・昭和も遠くなってきたな・・・と思う今日この頃である。
・・・それなのに、夏風邪は、一向に抜けない。
今年の夏と同じで、最後まで、粘る気でいるらしい。
困ったことである。
随分と昔のことだけれど、故・吉行淳之介氏の書かれた『贋食物誌』という本が、手元にあった頃。
今はどうなのかわからないけれど、夕方になると『オレンジ色に燃える憎いヤツ・夕刊フジ』というCMがテレビで流れていて、その夕刊フジに、山藤章二氏のイラスト入りで、連載されたものを一冊の本にまとめたもので、連載記事も面白かったけれど、山藤氏のツッコミがまた軽快で、好きな1冊だった。
姉の所有していた本だったので、今はもう手元にないのだけれど、ハードカバーは、古本屋さんにでもいかないと見つからないかもしれない。
文庫本で、探してみようと思っては・・・いた。
偶然、今日のお題の『ダンディーな食卓』をみつけ、ネットの本屋さんで、買い求めてみた。
最初は、気が付かなかったのだけれど、コレは、かの『贋食物誌』を底本としたもので、残念ながら、山藤氏のイラストは、削除され、文章と他の小説を抱き合わせたものに編集し直されていた。
(『贋食物誌』そのもののほうが、面白かったのになぁ・・・)
・・・と言いつつも、あの当時の面白さは、決して、色あせていない。
考えてみれば・・・。
現在の私の文章の書き方は、たぶん、吉行淳之介氏を、無意識に真似ているような気がする。
本職の文士の方の文体を真似てみたって、内容が全く無いような(シャレです)文章なので、コレ以上は、どう繕いようもないのだけれど。
無意識に真似たのが吉行氏の文章で、意識的に真似しているのが、森茉莉氏の文章だ・・・ってことは、たぶん、読んで下さった方の中には・・・
(・・・まあ、そんな気がしないでもない・・・かも・・・)
くらいに感じてくださる方もいるでしょう・・・(・・・っていないか・・・!)
しかし、所詮、猿真似は、猿真似であり、ちょっこっと真似たくらいで、駄文が、名文に変わる訳ないし。
つくづく・・・昭和も遠くなってきたな・・・と思う今日この頃である。