鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

花冷え

2013-03-26 22:53:17 | Weblog
花冷えの寒い一日。


仕事の引継ぎが始まった。
後続の補充が、ないので、私には、出張の旅券の手配と精算、現業部門の改善提案集計が、割り振られて、異動対象者から、仕事を教えてもらう。
懸案だった事務所スタッフと現業部門への配布物(給与明細、各種庶務的書類など)は、男性スタッフがやってくれるというので(・・・何時まで引き受けてくれるのかわからないけれど)、ひとまず回避。
時間さえ、かければ誰だってできる仕事だけれど、いかんせん数が多いんで・・・。1日がかりになってしまうと、流石に夕刻には、飽きてくるし。

仕事の合間に引継ぎを受けながら、通常の生産過程、新機種開発に伴う製造工具類や工事の発注依頼書と費用処理、別件で、輸送費、営業費の支払い処理、物損事故などの請求処理は継続中。

輸送関係の仕事は、来月から、スタッフがひとり増える(・・・増えるといっても、片手間仕事なんだろうけれど、いづれ、そちらへシフトするんだろうと思っている。何時までも、何時までも、派遣上がりにやらせておく仕事でもないだろうから・・・)。

徐々に全貌見え始め、それでも、この先どうなっていくのやら・・・。

一番辛く、地獄を見たような日々だったのか、2008年のリーマン・ショックのあとの再改編だったけれど、あのときは、ほんとうに、誰もいなくなってしまって、合併した他工場の知らないひとばかりだった。

『他にこの業務(雑用)を、やるひとがいないから!』
と言われ、そして、後には、スタッフに、シフトする計画で、私は、お払い箱になるのが分かっていながら、一向に、報われることなく、終わりのないような仕事と、雑用で、本当に、辞めてしまおうか・・・と、思わない日は、1日たりもとなかったけれど。今、ここにたどり着いた・・・。

そして、たどり着いた先は、リーマン・ショックの時と大して変わらない状況だったけれど。

異動が決まって、2週間経っても、引継ぎの指示もなく、やっと昨日になって、管理職から
『後続がいないから、アナタしかやるひとが、いないんだよね・・・』
みたいな言い方をされるのも三度目。
こちらも他に就職口のアテもないから、黙っていた。

内心・・・(それじゃあ、アンタんとこの無能な社員に全部まかせたらいいじゃん。私の2倍以上の年収は、あるんだろうから・・・。そうやって、遊ばせとくから仕事しないんだよ!)
と毒づいてみる。

花冷えの今日・・・。
新年度は、花も散らせる嵐がくるのか、またまた不景気の波に飲まれるのか・・・。

再び、振出しに戻ったような日々である。