鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『その男、甘党につき:えすとえむ・著』

2013-07-29 23:26:48 | Weblog
  
雨・・・一日中降ったり・・・止んだり。
月曜日。忘れ物ばかり。
ハンカチだけだったら、まだしも・・・。携帯電話を置き忘れる、眉を描き?忘れて家を出る。
アイブロウもアイシャドウも・・・自宅に置き忘れる・・・そんな一日。


男性のチョコレートについての執着度は、どれくらいなんだろうか?
私もチョコレートは、好きだけれど、毎日は、食べたくない。
しいて言えば、疲れた時くらいだろうか?

今日のお題・・・の『その男』・・・ジャン・ルイ。
パリ在住の弁護士さん・・・らしい。
年齢は、若者を過ぎて、中年の域に達している・・・には、違いないけれど、作中に年齢は、書かれていない。
離婚歴があり、離婚前の配偶者との間に子供がいるようである。
配偶者は、女優さんのようだ。

世界で一番、チョコレートを愛しているらしい。
ルックスもステータスも一流?だから、女がほっとかないし、男(歯科医師が、彼に懸想しているようでもある)も?ほっとかないし、どうも、セクシャリティは、両刀のようでもある。

幼児の頃、母親の愛情を充分に受けた形跡は、ないものの・・・こういうセンシティヴな子供を持った母親は、どう接していいのか、わからなかった・・・らしい。

原作者のえすとえむさん独特の欧州雰囲気たっぷりの雰囲気のある一冊。
エスプリっく(←こういう表現って有り?だろうか・・・?)。

チョコレートがお好きな方なら、ジャン・ルイの気持ちがわかるのだろうか?

私も、チョコレートは、好きだけれど・・・。

それでも・・・ジャン・ルイのように、毎日は、食べられない・・・と思う。