今年の梅雨入りは、例年よりも早くて、最初から大雨に見舞われた後、小康状態というか・・・、日中は、お天気で、夕方から雷雨など、一時的な大雨になる・・・トータル的な降水量は、いつも通り・・・ということになるのだろうか?
今日は、夏至。
1年で、太陽高度が一番高く、昼の時間が一番長く、夜の時間が一番短く、影がもっとも短い日でもある。
そんな夏至の日。
今日から、また陽は、少しづつ短くなっていくのかと思うと、少しだけ、悲しい?ようなセンチメンタルな・・・そんな気がする。
陽極まれば、陰。
満つれば欠ける・・・極めれば、落ちはじめる・・・そんな日。
季節は、一瞬の休みも無く、過ぎていくのかもしれない。
真夏とは、ちがって・・・季節的には、真夏・・・なのだけれど、今の時期は、初夏の風が、気持ちよい。
少し湿度のある冷たい風が時々吹いてきて、物憂い午後には、うたた寝などしてしまう。
うたた寝くらいで、済めばよいのだけれど、気が付いたら、既に、夜だったりする。
そんなふうに、迎えた夏至の夜の闇。
夏至・・・だから、そう思うのか、ただ、そんな気がするだけなのだろうか・・・?
夏至の日の闇は、白い。
あくまで、そんな気がするだけである。
午前3時を回ると、もう闇は、足早に去っていく。
早く・・・早く・・・。
闇は、駆け足で、逃げていく。
私は、ぽつんと取り残される。
午前3時の白い闇の中で・・・。
白い闇の中で、私は、ひとり・・・。
時間の流れに逆行して、悲しみの闇を見つめている。