梅雨に入って、大雨に見まわれ、少し長い梅雨の中休みが、あって、昨日の夜から、また雨が降り出して、涼しい雨の日曜日になった。
昨日は、気温30度の薄曇りで、午後3時に、相方が、仕事する事務所に、アイスクリームなど持参して、話をした。
この事務所は、かつて、私が居た場所でもあった。
その昔・・・。
今、相方が仕事をしている場所で、私は、仕事をしていた。
しばらくして、部全体が、上階に引っ越したし、派遣に出されたりもしたから、この場所には、1年くらいしかいなかったのだけれど。
レイアウトは、変わっていて、かつての場所とは、ちがっていたし、窓から見える風景も、一部は、変わらず、あとは、大きく変化した。
私は、この場所が、大嫌いだった。
この会社が、大嫌いだった。
いまでも、大嫌いなのかもしれない。
・・・百年に一度の不況・・・リーマン・ショックにも耐えたこの中小企業・・・いや、零細企業か・・・そんな中で、相方は、ずっと仕事をしてきたのだろう。
私は、この会社にも、派遣先にも、一切の場所に馴染むことが出来ずにいた。
そして、今は、何処にも属することない失業者だ。
アイスクリームを食べながら、そんな話をした。
昔話もした。
全ては、過去である。
こんな過去振り捨てたい・・・そう思うけれど、今日のような雨の日には、辛かったこと、悔しかったこと、悲しかったことが、雪崩のように押し寄せて、泣いてしまった。
午前4時52分。
相方から、いつものように、メールが送信されている。
このひとは、あんな会社に、何を見出しているのだろうか・・・。
雨の日曜・・・過去を逡巡するばかり・・・。