この週末は、寒のもどりで、雨が降ったり、止んだりとはっきりしないお天気で、家に籠って、時をやり過ごしている・・・と言っても、眠ってばかりで、昨夜などは、夕方、ビールなど飲んでしまったので、まだ周囲が、明るいうちから寝入ってしまった。
冷蔵用のピザに、プチトマト、ソーセージ、唐辛子などを追加して、オーブンで焼いて、それにビールなど供して、夕食にしたけれど、アルコールは、全身を温めて、そして、眠気を誘う。
こんなに暖かくてよいのだろうか・・・いつも冷たい脚なども、ポカポカして、心地よい。
うとうとしていたら、なにやら、聞きなれぬ声。
もしかすると・・・以前に啼いていたフクロウ(ミミズク、コノハズク?)かもしれない。
また、うとうとして、深夜、はっきり目が、覚めた。
そのときも、フクロウが啼いている。
低く、柔らかい声色で、ゆっくりと啼く。
1年半ぶりに聴くフクロウの声だ。
深夜に起きて、紅茶をいれる。
ゆっくりと飲みながら。
時間の流れ方が、違う様な気がする深夜帯。
深夜でも、昼間と何ら変わらず、ただ流れゆく刻を、惜しむかのように、過ごしている。
午前3時を過ぎた頃、再び、フクロウが啼いた。
暫くして、サイレンだ。
けたたましいサイレン音は、火事だろうか・・・?
救急車のサイレンも、同時に聞こえるようだ。
こんな夜更けに・・・。
火事だなんて。
夜中に起きていると、救急車の出動が、案外、多い事に気が付く。
深夜は・・・。
たぶん、宵のうちに、発症した症状が、悪くなっていく時間帯なのかもしれない。
深夜は、不安と恐怖が、一段と強くなる時間でもあるから。
そんな中、戻ってきた?ヨルトモの声は、ひとり静かに当たりの闇を震わせる。