鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

カルメンちゃん③/赤と青②

2015-03-18 23:14:51 | Weblog

くもりがちながら、晩春のような暖かさ。


コンゴウインコのカルメンちゃんは、少しくすんだ赤い羽毛と瑠璃色の長い尾羽をもった鳥である。

赤と青。

三原色の内の二つの色を持っている。
色の三原色は、赤・青・黄色・・・で、この3つの色があれば、殆どの色が作り出せる・・・らしい。
鮮やかで、美しい鳥だ。

赤と青・・・。
この二つの色は、相剋の色かもしれない。
赤は、暖色、青は、寒色。

以前、この拙なブログの中で、韓国の時代ドラマの衣装や、風呂敷などの表裏に、青と赤が使われていて、本邦では、あまり組合せない・・・というか、ちょっと合わせるのが、難しい色なのかもしれない・・・なんてことを書いたような気がする。

青い衣装にちょっとだけ、差色で、赤を入れるとか、その逆で、赤い衣装に青の差色・・・なんていう使い方は、するけれど、青いスカートに、赤いセーターとか・・・色の彩度や明度にもよるけれど、原色で使うには、ちょっと難儀だ。
どちらの色を使うにしても・・・多分、着用する人の肌の色が大きく関係するのかもしれない。
因みに、私は、赤と相性があまり宜しからざるようで、原色の赤を着用すると、顔が緑っぽく?なってしまって、全くダメなようなのだ。

赤いルビーと青いサファイアのコラボレーションリングを、カタログでみたけれど、やはり相剋で、殺し合う色なのだろうか・・・お互い、三大貴石のうちの二つで、あとのひとつは、エメラルドだったと思うけれど、同じカラット数で、同じカットの3つの宝石を組み合わせるとどんな風になるのだろうか・・・。
過去に王族だとかの身を飾る装飾品には、あるかもしれない。
これは、権威とかの象徴だから、派手な方がよさそうだ。

その宝石のような色をもつコンゴウインコのカルメンちゃんだけれど、あの鳥が、30年から40年くらい生きるとして、あのペットショップのあるホームセンターは、存在するのだろうか?
或いは、カルメンちゃんは、何処かのお金持ちの家で、飼われて寿命を全うするのか・・・そんな、余計な心配などしてしまうのだった。