悪夢ばかり見ている。
深夜勤務を1日やっただけで、帰宅した早朝の当日から、翌日にかけての2日間は、終日、うとうと眠って過ごした(深夜勤務じゃなくて、普通の生活でも、似たようなモノだけれど)。
眠ってばかりだから、夢も見る。
相変わらず、めちゃくちゃな展開をしてくれる。
ストーリーとして、全く成り立たないのに、あのリアルな感覚は、一体何なのだろう?
あのリアルさは、現実離れしているようで、恐ろしいくらいだ。
奈良・法隆寺に『夢違観音』という仏像があって、たぶん、修学旅行で、お目見えしているハズだけれど、他の2大スター?弥勒さんと百済さんの方の印象が強くて、全く記憶に残っていなかった。
どうやら都内の世田谷にも、同じ名前の観音様がいるらしい。今度拝謁致したく。
『夢違(ゆめたがえ・ゆめちがい)』というのは、凶夢を吉夢に変えるという意味のようだ。
私の飼って???いる『獏(バク)』は、私の悪夢を食べすぎて、消化不良による腹痛を訴えて、長期療養中で、不労なのだ(私も不労だから、何も言えないが)。
夢喰いが、お休みしているから、悪夢・凶夢が、とめどなく溢れ出し、スゴイことになっている。
私は、霊感だとか、インスピレーションだとか、第6感だとかが、全く働かないから、予知夢というのは、未だかつて、見たことが無い。
それらしい夢もあるにはあったけれど、後付けのコジツケ、猿時恵と言われればソレまでだ。
でも、私は、夢を見るのが好きで、あの独特な夢見後感は、筆舌に尽くしがたい時も、稀ではあるけど、あるには、ある。
一体、あの夢見後感は、どこからくるのだろうか・・・(たぶん、脳だと思うけれど、自分の脳が、感応して、外界というか・・・次元の高い場所からくるのであれば、モノスゴイことであろうな)。
・・・んな訳で、一時期、ヘミシンクなる覚醒にチャレンジしてみたけれど、すぐに眠ってしまい、しかも前後不覚になるくらいだから、ヘミシンクで、半分起きて、半分眠る・・・なんて、神業は、拷問に等しい・・・。
いつも、こんな馬鹿げたことばかり考えている。
叶うものなら、来世は、『夢違観音』に就職したい・・・就職というのが適切でなければ、就任というか、生まれ変わりというか・・・一気に、『観音』職???希望である。
これは、かなりなことで、ヒトが、観音に生まれ変わるということは、選ばれたひとなのだろうし、私には、奇跡でも起きない限りは、無理なのかもしれない。