5年ぶりの運転免許の更新で、免許センターを訪れた。
記憶が定かではないのだけれど、初めて、運転免許を取得したときの場所とは、ちょっと違う様な気がしている。
昔は、もっと県央よりの場所だったような記憶があって、いづれにせよ、車でないと来所するのに不便な位置にあることは間違いない。
自宅から、バスと電車を乗り継いで、行くことを考えたら、片道1時間じゃすまないだろうし、もともと、免許を取得するために、試験を受けに行くのだから、もっと至便な位置にあったらよかったのに・・・と思った記憶がある。
何度も、更新に訪れているから、記憶していてもよさそうなものだけれど、あまり記憶がないのは、サッサと済ませて、サッサと帰ろう・・・という気持ちが強いからなのかもしれないね。
・・・それにつけても、一日に更新できるひとの数は、限られているのに、あのダダッ広い駐車場って・・・。
帰りに、一方通行を逆走しても、誰にも怒られなかった・・・(実は、出口を間違えたのであった)。
要するに、(幸いにも)誰もいなかったからである。
さて、この免許センターで、更新手続きをするときに、一番イヤなのが、写真撮影である。
被写体が悪いのだから、文句の言いようがないけれど、やはり、少しでも、綺麗に撮れていたら嬉しいと思うけれど、そんなことは、奇跡である。
無駄な努力と思いつつも、普段は、使わないファンデーション(母のを借りた)などを塗りつけ、現地に赴いた。
みなさんは、どうしていらっしゃるのだろう・・・と思いながら。
(因みに、化粧室には、全くヒトが居なかった。私は、長く口紅を塗ると、唇の皮が剥がれて仕舞うから、写真撮影の前にと思ったのだけれど、流れがあるから、直前の化粧直しは、無理だから、更新受付の手続きに入る前に、化粧室で、ちょっと塗っておいた)
・・・結果。
5年前の免許の写真と、ほとんど変わっていなかった・・・と自分自身では、そう思う。
翌日。
出来立ての新しい免許証を相方にみせた。
相方・・・しばし無言。そしておもむろに、
『白塗りが過ぎる。オバンくさい。化粧しない方がいいし、実物のほうがマシ。5年前と同じだなんて、図々しい。』
・・・といった血も涙もない発言であった。
化粧しない方がいい・・・って、ホメ言葉なのだろうか、貶されたのだろうか・・・???