くもりがち。
25℃を越える夏日。
湿った北東気流の影響なのか・・・週明けの暑さで、身体が馴染んできたのか・・・比較的、涼しさの立つ週末。
円高・・・だそうです。
昔は、円高というと、メリットばかり・・・あるような言われ方をしていて、海外へ行くなら、円高の時だとか、ドル預金は、円高で、預け入れして、円安で、引き出すと差益還元があると大騒ぎしていたのが、十数年前で、1ドル=79円くらいまで、円高になった時期があったような気がする。
1ドル=79円で、ドル預金1000ドル預け入れて、1ドル=120円で引き出すと79,000円が、120,000円になって戻ってくるという計算(・・・もっとも、円をドルに、ドルを円に交換するには、1ドルあたり、何十銭だかの為替手数料みたいなものがかかるから、実際に手にする現金は、120,000円よりは、少ない)。
1000ドルだから、差益が、41,000円だけれど、コレが、10000ドルだとか、100000ドルだとかになると、更に、10倍、100倍になるから、資金に余裕があるひとには、いいかもしれない。
もっとも、円高が進むと、この逆で、預け入れしたときの金額より減ることになるのだけれど。
輸入品の価格が安くなるとか、原油(車を運転するひとには、福音か・・・ガソリンが安くなる)が安価になり、原料輸入しているメーカーさんだとか、電力・ガス料金なんかが、安くなってくるから、家計には優しい。
・・・というのが、今まで?だったような気がする。
円高になると、東京証券取引所の外国人投資家が、撤退するから、現在の東証の商いは、売買代金が、2兆円を下回ったりしているようで、マーケットに、チカラがないように見受けられる。
外国人投資家が、撤退するということは、日本株が、売られるということで、概ね、株価が下がる。
株価が下がると景気が低迷・・・アベノミクス失敗か・・・だとか・・・大騒ぎする。
アベノミスク前の日経平均株価は、11000円から8000円の間を上下していた。
現在は、底値と言われているけれど、15000円を割るか割らないか・・・ってとこだから、1.5倍弱くらいか。
悲観的な予測では、来年中には、平均株価6000円台と予想をだしたエコノミストもいらっしゃるようだ。
円が他の通貨より強いんじゃくて、他の通貨が、弱くなったから、円買いに走る・・・円だって、他の通貨に比べて、格段に安全か・・・と言えば、どうもそうでもないようだ。
先月の英国EU離脱騒ぎのとき、大方は、離脱しないだろう・・・ということで、影響なし・・・みたいな安楽な雰囲気だったけれど、フタを開けてみれば、離脱の方向へ行くようだ。
英国ポンドは、取引警戒が出ていたから、巻き込まれたひとは、あまりいなかったみたいだけれど、弊害は、ポンドに巻き込まれて、ドルまで、暴落していったから、ミセス・ワタナベと呼ばれる邦人主婦達は、青ざめたらしい。
逆張りで、ドルを買ってたのに、暴落ですと・・・。
・・・他にも、円高の弊害は、あの?悪名高きGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)は、昨今の円高、株安で、数兆円から数十兆円の年金資金を市場に溶かした。
全く運用してませんよね?
善良な市民から年金保険料というテラ銭集めて、ギャンブルですよね?
ひとつ提案する。
GPIFよ。生温い事言ってないで、円買いしろ、カラ売りしろ・・・。どうせ、他人のカネのギャンブルなんだろ?