鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

那須塩原。夏のドライヴ

2016-07-13 05:11:40 | Weblog

深夜から、雨が降り出す。
今日は、終日、雨の予報。

もうすっかり、夏気分だったのだけれど、梅雨明けの発表は、まだのよう。


(昨日の続き)

メインの蛍狩りは、受付終了が、19時30分、その15分後、開場となるから、正午の現地入りは、早すぎる。
夏が、始まったばかりの那須塩原周辺を、ドライヴ。

丁度、正午過ぎに、那須塩原市内に到着。

千本松牧場にて、ジンギスカンの昼食。
柔らかいラム肉と野菜を、ジンギスカン鍋で、焼きながらいただく。

まだ夏休み前の平日なのに、結構な人出なのには、少し驚いた。

ロイヤルロード(国道400号線)を、西進して、塩原の温泉街へ。鍾乳洞を見学。

昭和の終わり頃から、時が止まっているような鍾乳洞の入り口で、受付のオバさんのとなりの出窓にちょこんといるのは、震災の年に迷い込んできて、ここに住みついたシロクロ猫の茶々さん。
大人しく人懐っこいので、少し遊んでもらった。

鍾乳洞といえば、横溝正史の『八墓村』なんかに代表されるような平家の落ち武者伝説だけれど、こちらは、源氏の落ち武者だという。映画・八墓村に出てきたような広い鍾乳洞ではなく、10分も見れば終わってしまう様なこじんまりと小規模な鍾乳洞であった。

鍾乳洞を後にして、次は、木の葉の化石などを展示してある博物館へ。

鬱蒼とした森の中にあるこちらも昭和の終わり頃・・・を彷彿とさせる建物の中に、出土した植物などの木の葉や昆虫(三葉虫)などの標本がズラリと展示してある。
こんな北関東の山奥で、海に住む生物の化石が発見されるのも、かつては、ここが、太平洋に隣接していた証であろうか・・・何やら不思議な気がする・・・が、建物の中は、とにかく蒸し暑かった。

木立の庭のベンチで少し休んで、涼を取り、途中のコンビニで、軽い食糧を調達。

今度は、北上して、蛍狩りの渓谷へ。

時刻18:00。
太陽、未だ沈まず。四方を山に囲まれているこの地でも、まだまだ明るい。
まだ1時間半も時間があるのに、蛍狩りのお客さんが、集まり始める。渓谷を散策したりできるけれど、ほとんどの人は、駐車場の自車の中で、待機している。

私は、前日、久々に、ヒトに会ったせいか、その晩、よく眠れずにいて、睡眠不足だったから、待ち時間中、車のバックシートで、グーグー寝ていた。
その間、相方は、周辺の散歩とコンビニで、調達してきた食糧で、軽い夕食。

平日。
月曜日。
夏休み前・・・なのに、ギャラリーは、(目算だけれど)200名前後。

流石に、土日よりは、少ないけれど、平日だよ?月曜日だよ?
コレから月末の金土日は、もっと人出が多くなるのだろうなぁ・・・。

綺麗だもんね。蛍。


約1時間蛍狩りを終えて、帰路に着く。

ひたすら南下して、居住地に戻る。


半月、既に、西の地平に落ち行く途中、平地の空は、曇っていて、星は、全くみえなかった。