鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

大河ドラマ『真田丸』③ 女性(にょしょう)達も闘っておりましたね?

2017-01-19 04:03:02 | TV・ドラマ

時は戦国

嵐の時代


昨日、女優陣に、華がなくて、地味だったかも?と書きました。

主人公が、戦国武将ですから、どうしても男のドラマだし、脚本家も男性なので、フォーカス具合が違っているのでしょうね・・・たぶん。それでも男達が、政治的に、或いは、戦場で、凌ぎを削っている間に、戦国の女性達の闘いも描いておりましたね。

幸村(堺雅人さん)を巡り、お梅ちゃん(黒木華さん)VSときりちゃん(長澤まさみさん)に始まり・・・きりちゃんには、敵が多かったようで、幸村の正室・春(松岡茉優さん)、淀殿(竹内結子さん)を向こうに回し、ウザさ全開、幸村とは、腐れ縁といいながらも、最後の最後で、逆転ホームラン?

兄の信之(大泉洋さん)を、巡っての女の闘いが繰り広げられます。

元の正室・お幸(長野里美さん)対、家康のごり押しで、正室にされた稲(吉田羊さん)。
妻妾同居で、しかも、出産が、1ヶ月違いで、生まれたのが二人とも男児という・・・壮絶さ。
病弱なんだか、元気なんだかわからないお幸は、真田の縁者の娘だし、性格のキツイ・稲は、宿敵家康の養女で、家康の家臣・本多忠勝の愛娘。
それでも、何だか上手くやっていたようで、お幸の辛抱強さ、信之への愛情を、稲も認めたからでしょうか。
そのふたりの妻から、のがれようと、信之は、小野お通(八木亜希子さん)の許へ通うようになりますが、お通は、金銭目当てだったようで・・・というオチ・・・。

父の真田昌幸もまた、公家の娘と偽った正室の薫さま(高畑敦子さん)と吉野太夫の間で、揺れ動きますが、吉野太夫は、徳川の間者だったとか。親子ですね。

太閤をめぐり、淀殿と寧(鈴木京香さん)の対立も水面下であったようです。

個人の好みの問題ですが、私は、淀殿役の竹内結子さんは、ミスキャストだったのでは・・・と思っています。

無邪気さを装いながら、死をのぞみ?息子溺愛なのに、情緒不安定・・・といった難しい役柄だけに、演技力のある女優さんに演じてほしかったところです。

幸村を死へ誘う魔性の女って設定のようなのに?全然って、感じだし?

主演の堺雅人さんとは、映画『ゴールデン スランバー』で、共演されておりましたので、たぶん、いい相性なんだろうと思いますが、何で、淀さん???みたいな???

この『真田丸』には、真田につきものの、十勇士は、登場しませんでした。
時間的制約もあるのか、ストーリーには、直接関係ないせいか・・・。

戦場での戦いの前の諜報戦ももう少しみたかったところです。
伊賀、甲賀、柳生、服部・・・これは、きっとまた別のお話・・・なんでしょうかね?

まあ、そんなこんなで、長い物語は、完結いたしました・・・とさ・・・。