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韓国時代ドラマ:奇皇后

2017-09-17 21:17:21 | TV・ドラマ
台風18号接近中で終日雨。
肌寒いような日曜日。


先月迄、テレ東で、オン・エアされていた『奇皇后』。

いやぁ・・・面白ぅございました。

韓国時代ドラマですが、今までは、李王朝のものばかりで、高麗朝は、初めてでした。
(・・・っつうことは、李王朝は、崩壊するまで、500年くらい続いた王朝のようですね?)

ドラマの冒頭に、このドラマは、奇皇后をモティーフにした創作で、史実とは異なります・・・みたいなお断りが、毎回、表示されます。

たしかに・・・創作上の『奇皇后』なんでしょうなぁ・・・。

元(げん)の皇帝タファンと高麗王ワン・ユの二人の男に愛されて、二人の男は、キ・ヤンと国家の存亡で対立するけれど、高麗王ワン・ユは、最後迄、キ・ヤンの為に命を懸け、タファンもまた元の宮廷の陰謀から、キ・ヤンを守ろうとする。
いつも自分の命を狙われているのに・・・。

元の皇帝・タファンの最初の奥さんタナシルリ皇后が、後の奇皇后・キ・ヤンに、『内訓』の書を、百回写させるイジメのシーンがあったけれど、『内訓』は、李王朝のインス大妃が記したものだし(←認識違うかも、間違っていたら、ゴメンなさい)、高麗王ワン・ユの護衛隊長ムソンさんなんて、現代風の髪型だし???

だからぁ・・・創作だし・・・ってことで。

さて、この創作・奇皇后、主人公のキ・ヤンは、武闘派でした。

これは、前々回放送の『華政(ファジョン)』の貞明公主も、男装をして、あちこち、駆けまわっておりましたが、キ・ヤンは、高麗から元へ連行される貢女から、逃亡して、その果てに、武闘派になったという設定で、こちらも物語の前半は、男装、弓の達人で、皇后職についてからも、度々、武闘しておるようです(←たぶん、あり得ないでしょう)

それにつけても・・・。

主役のハ・ジウォンさんをみているとかつての瀬戸朝香さんを思い出します(なんとなく武闘派???)。

元の皇帝・タファン役のチ・チャンウクさんは、線の細い美形さん。綺麗な顔の俳優さんで、堺雅人さんみたいでした。自分自身の身を守るために、文盲で、馬鹿皇太子を演じ続けましたが、堺さんも某大河ドラマで、アヒル将軍をやってましたかね?

高麗王・ワン・ユ役のチュ・ジンモさんは、反町隆史さん+竹之内豊さんを足して2で割ったような感じで、タファンとは、正反対の理性的な王を演じておりました。ちょっと地味だったかも(辺境?の属国の王だし)?

皇太后役のキム・ソヒョンさんは、まるっきり黒木瞳さんだぁ~~~。

タルタル将軍役のチン・イハンさんは、高橋一生さんっぽいし???

毎回、陰謀と復讐と立ち回り、イジメと拷問で、楽しませていただきました。

高麗王ワン・ユの側近さん(パン内官、チェ護衛長、チョンバギ武官、パク内官)たちは、高麗王のため、毎回、奔走し、捕まり、拷問にかけらえれ、戦い、・・・お疲れさまです。

ヒールも、卑怯で、イヤラしいくらいダークで面白かったです。

タナシルリ・バヤンフトの両皇后、タナシルリの兄のタンギセ将軍、高麗の裏切り者ヨム・ビョンスとヨンファのカップル(←いつの間にデキとったんじゃ???女官に手をだしたら死刑でしょ???とか)。

テレ東さんありがとう・・・と毎回、テレビにお辞儀をしておりました(嘘)