真夏日。
再び・・・韓流時代劇に、ハマってしまった。
朝鮮四大悪女のひとりチョン・ナンジョンの生涯を描いた大作で、全150話のうち、1/5の30話まで視聴。
時代的には、1500年代・中宗の時代。
『宮廷女官チャングムの誓い』と同時代でありながら、全く様相が違う。
凄い・・・凄すぎる・・・側室の王后イジメ、王后の側室イジメ・・・。
中でも、文定王后を演じるチョン・インファさんが、凄い。怖いすぎる。
岩下志麻さんまっつぁお(真っ青)。
このチョン・インファさんは、『王と私』で、中殿(中宮・王妃)ソファを苛めまくったインス大妃役でもスゴかった。冷たい美女である。尚宮(サングン)を拷問してたしな・・・。
『メイヤぁ!(なんだと?)』
この一言で、ビビる・・・。固まる・・・。凍りつく。ブリザード状態だ。
・・・このドラマの主人公・チョン・ナンジョンは、30話の段階では、まだ頭角を現す直前でもある。
男を手玉に取り始めた頃・・・なのだろう。
ナンジョンは、身分差別に泣いたひとである。
王族でありながら、謀反の濡れ衣を着せられた巴陵君を父に持ち、その出生を知らずに、両班(貴族)の側女の娘として育ち、迫害を受け続ける。
その復讐の物語である。
この物語は、『占い』によって、牽引されていく。
物語の重要アイテムが、『占い』なのだ。
天才的な占いの腕を持ちながら、うだつのあがらない、間寛平さん似の怪しい占い師が、要所要所で、予言をして、全て的中している・・・このあたりも、怖すぎる・・・いいのか・・・こんな安易な設定で。
ナンジョンの出生の秘密を知る宰相の運命を持ちながら市井に埋もれる和尚と靴屋の兄弟。
1日に、8時間近くみてしまっている。
このドラマから抜け出せない。
まだまだ物語は、終局しない。
最高視聴率50%ってのも・・・なんか凄すぎる・・・・。
サムソンが、傾くと国家も傾く・・・そんなお国の・・・凄すぎるドラマ・・・。
いや・・・ホント・・・凄いんですよ!