鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『女人天下』~ブリザードな韓流大河ドラマ・・・?

2014-06-15 22:50:35 | Weblog

真夏日。

再び・・・韓流時代劇に、ハマってしまった。
朝鮮四大悪女のひとりチョン・ナンジョンの生涯を描いた大作で、全150話のうち、1/5の30話まで視聴。

時代的には、1500年代・中宗の時代。
『宮廷女官チャングムの誓い』と同時代でありながら、全く様相が違う。

凄い・・・凄すぎる・・・側室の王后イジメ、王后の側室イジメ・・・。
中でも、文定王后を演じるチョン・インファさんが、凄い。怖いすぎる。
岩下志麻さんまっつぁお(真っ青)。
このチョン・インファさんは、『王と私』で、中殿(中宮・王妃)ソファを苛めまくったインス大妃役でもスゴかった。冷たい美女である。尚宮(サングン)を拷問してたしな・・・。

『メイヤぁ!(なんだと?)』
この一言で、ビビる・・・。固まる・・・。凍りつく。ブリザード状態だ。

・・・このドラマの主人公・チョン・ナンジョンは、30話の段階では、まだ頭角を現す直前でもある。
男を手玉に取り始めた頃・・・なのだろう。
ナンジョンは、身分差別に泣いたひとである。
王族でありながら、謀反の濡れ衣を着せられた巴陵君を父に持ち、その出生を知らずに、両班(貴族)の側女の娘として育ち、迫害を受け続ける。
その復讐の物語である。

この物語は、『占い』によって、牽引されていく。

物語の重要アイテムが、『占い』なのだ。
天才的な占いの腕を持ちながら、うだつのあがらない、間寛平さん似の怪しい占い師が、要所要所で、予言をして、全て的中している・・・このあたりも、怖すぎる・・・いいのか・・・こんな安易な設定で。
ナンジョンの出生の秘密を知る宰相の運命を持ちながら市井に埋もれる和尚と靴屋の兄弟。

1日に、8時間近くみてしまっている。
このドラマから抜け出せない。
まだまだ物語は、終局しない。

最高視聴率50%ってのも・・・なんか凄すぎる・・・・。
サムソンが、傾くと国家も傾く・・・そんなお国の・・・凄すぎるドラマ・・・。

いや・・・ホント・・・凄いんですよ!



梅雨空の月②それぞれの満月夜

2014-06-14 22:54:11 | Weblog

満月の光を浴びて、銀色の羊は、

銀色の羊の皮を脱ぎ捨てて、狼男に変身。

美男の俳優の生血をたっぷりと吸ったドラキュラ伯爵夫人とワルツを踊ります。

蝙蝠達に誘われ、お月さまのバーで、ひとやすみ、ひとやすみ。

紅薔薇のワインで、伯爵夫人と乾杯!


片耳の折れたうさぎは、

月のたんぼで、蛙さんの育てたもち米で作った御餅を、

月のうさぎさんからいただいたので、

雪のお塩を、さらさら振りかけ、ぱくぱく食べてしまいました。

桔梗(ききょう)の花に宿った朝露でつくった御酒を、タラフク飲んで、

へべれけになった片耳の折れたうさぎを、お月さまは、苦笑い、苦笑い。


お月さまは、雨降りの薄雲、雨雲従えて、

月のうさぎさんのお帰りをひとりで、御酒を飲みながら、

ほんのり頬染め、待っています。


そんなこんなと待っているうちに、今日は十六夜立待月

お月さま・・・ちょっと遅れて、こんばんは。





梅雨空の月

2014-06-13 23:44:15 | Weblog

ここ数日の雨が嘘のような晴れあがった梅雨の中休み・・・。
ひとときの夏空は、あっというまに雷雨に染まる。

雷雨が去ったそのあとは、重たい雨雲の間から、ぽっかりと梅雨空の満月。


薄絹のヴェールを纏い
恥ずかしそうに、群青の雲の間から
にっこりと微笑む

うさぎは、何処?
うさぎは、何処?

うさぎは、御餅を売りに・・・。

かぐや姫は、千年も、帝の愛を問つづけ・・・。

梅雨空の月。
雨のヴェールの向こうから
冷たい光を解き放つ。

梅雨空の月
儚いひかり

うさぎは、何処?
うさぎは、何処?

おなかをすかせた子ウサギ達が
月のうさぎの御餅をいっぱい食べて
すやすや眠ることでしょう。

雨のヴェールの向こうから、
にっこり笑うお月様

儚い六月の梅雨空の月。




雨の夜な夜な・・・。

2014-06-12 04:30:01 | Weblog

昨日の宵の内から、本格的な雨が降り出して、雨音で、目が覚める。
明け方に、眠り、昼過ぎに起きて・・・などと、ハナハダ、不健康な暮らしにどっぷり・・・と浸かっている。

シャワーのように、シャワシャワ・・・と降る雨の音など、聞きながら、今年の梅雨は、まだまだ、雨が降るのだろうか・・・などと、愚にもつかぬ事など考える。

・・・考える・・・考える・・・考える・・・別に、どうでもいいことを考える・・・。

ふと・・・。
このまま、働きもせず(・・・多分、働けないだろうと思う)、最終的には、手許に残ったものを売却するとしたら、どれくらいになるのだろうか・・・などと、再び、愚にもつかぬことなど、考えて、安っぽい宝石箱の中の安価な貴金属を眺めながら、電卓を取りだし、買値の合計を計算する。

・・・よくもまぁ・・・こんなガラクタばかり買ったものだなぁ・・・。

売値は、1/10以下として・・・。
なんだ・・・こんなもんか・・・と思う。
2ヶ月分の生活費くらいにしかならないのか・・・。

一番、高値で引き取ってもらえそうなのは、母から譲られたプラチナのネックレスと、相方から贈られたダイヤモンドリング・・・だと思うのだけれど(プラチナの重量が重いから)。
これは、最後の最後まで残しておこうと思ったりする。

自分で、買ったものは、二束三文・・・もってけ泥棒!ってか・・・。

可愛いルビーのリングも、イエローダイヤモンドの花のリングも、1m20cmのパールのネックレス・・・(これは、今書いていて気が付いたのだけれど、1cmあたり、1000円という計算になるようだ・・・一粒約900円だったのね?)も、二束三文のガラクタだったのだ・・・。

そう言えば、先日。
自分自身では、購入した記憶の全くないエメラルドとダイヤモンドで、構成されたプラチナ(850)のリングが、出てきた。
義妹の忘れものかと思って、聴いてみたが、違うという。
サイズは、合わないけれど、デザインは、好みなので、気に入って、相方と食事をするときに身につけて出た。

『随分、ひどいエメラルドだね。』

ちらっと、見たけなのに、相方から、ダメ出しを喰らった。

そうなのだ・・・このエメラルド。
風化が酷く、色ムラもあって、現地で、100円か200円・・・高くても1000円もしないだろう・・・と思う。

それでも、私には、良く似合っているのだ。
こんなザツなエメラルドで、満足しているような安っぽいオンナなのだ・・・私は・・・。

雨の夜な夜な・・・こんな日々である。



モスラ~や。モスラ~~~~~。

2014-06-09 23:14:33 | Weblog

22時を回ったあたりから、遠雷が聞こえてくる。
そして、また、雨が降り出した。

各地、豪雨の被害のニュースを、某国営放送が、トップで伝えていた。
今日は、雲が切れて、太陽が顔を出したけれど、少しの日差しでも、気温は、上昇する。
湿度が、高くて、蒸し暑い。


6月になって、本日初めて、家の外に出た。

9日ぶりの外出と相成った。

出かけたのには、理由があった。

蒸し暑くなってくると、ムシ・・・の対策のため、近所のドラッグ・ストアに駆け込むことになる。
あの黒い奴・・・が、現れ始めた。

去年は、家人の友人手作りのホウ酸ダンゴを、キッチンまわりに設置?したところ、顕著な効果があった。
ホウ酸ダンゴは、ドラッグ・ストアにも売られていたので、購入してみた。
ゴキブリ駆除用品のコーナーがあって、『ゴキブリ凍結ジェット』なるスプレー剤も購入。
マイナス75℃で、ヤツの動きを封じるのだ!
他にも、ゴキブリホ○ホ○、ダニ避けシート、掃除機のゴミ・パック、ドリンク剤、炭酸水など、なんだか、大量に買いまくってしまったのだった。

私は、基本的に虫は、嫌いである。

特に、蝶々系というか、蛾の類は、見たくない・・・なんてことは、このブログで、もう何回書いただろうか・・・。
・・・どういう訳か・・・。キライだとか、苦手だとか思うモノ(人も・・・)に限って、遭遇率が、高くなるような気がする。
件(くだん)のゴキブリもそうだけれど。


以前、蝶々が大嫌いだという話を、相方にしたところ、

『蝶と蛾の違いというか、区別の仕方を知ってる?』

という問いを受けた。


『蝶々は、ひらひらで、蛾は、ぼてぼて。見方にもよるけれど、穢いのが蛾。』

などと訳の分からぬ解答をしてみた。

『基本的に、止まった場所に対して垂直(90度)に羽をたためるが蝶で、へばりつくように水平に止まるが蛾です。』

真偽の程は、知らない。

ちなみに、蛾の怪獣?モスラは、インドネシア語だということだ・・・。

モスラ~~~や、モスラ~~~~~~ぁ

虫は、来てほしくないと思う・・・ワタシ・・・。



集中豪雨

2014-06-08 23:00:20 | Weblog



6月6日に雨、ざぁーざぁー降ってきて・・・今もまだ、ざぁーざぁー降っていて、雷さんまで、連れてきた・・・。

本日の画像。
二階自室のヴェランダから、自宅庭を望む・・・っていうか、これ程、激しい雨だから、雨本体の画像って取れないものかなぁ・・・と思って、携帯電話のカメラで、シャッターを切ってみたんですけどね・・・。

雨が、線状になって、写ってました。

こんなに、雨ばっかりでも、困った感じが、しないのは、外出しなくてもよいから・・・なのです。
お勤めの或る方は、大変です。
公共交通機関の乱れや、道路の状況、また災害などの可能性、雨で、路面や床なども、滑りやすくなっているようです。

未然に防げる事故なら、防いだ方がいいですし、出来れば、不急不要の外出は、控えた方がよいかもしれません・・・が、お勤めだとそうも言っていられないですね。

お出掛けされる方は、くれぐれも、お気をつけて・・・。



大雨という免罪符

2014-06-07 22:52:51 | Weblog

終日雨。


梅雨に入って、いきなりの大雨であった。
こんなに降り過ぎると、天の水甕も枯渇して、夏の訪れは、案外早いのかもしれない。

まさに、シャワーのような雨で、雨音で、眠っていても、目が覚めてしまう。
こういう降り方も、久しぶりだ。

ニュースでは、この週末からの雨のニュースを伝えていた。

今週の日曜日から、ずっと自宅に籠りっきりで、一歩も外へは、出ていないから、浮世離れが、いっそう激しくなったけれど、どうせ、雨だから・・・という天からの免罪符をもらったようで、自堕落この上ないことでもある。

いっそ・・・このまま・・・。
ずうっと、閉じこもりきりで、隔絶されて生活していたいな・・・などど、思ってしまう。

このところ、相方は、超多忙で、この2週間というもの、週1回の食事の約束も履行されていないけれど、まぁ、忙しいのだから、仕方がない。
職業技術訓練校(ポリ・テク)から、企業研修生4名を預かり、1か月間研修をしながら、成績を判断し、訓練校の先生との面談、研修生徒の面接、これまでの仕事もこなし、更に、いろいろと問題のある社員のミスなどの事後処理で、有無を言わさず、呼び出され、急な出張。

休暇を取って、少し遠出のドライヴでもしましょうかね・・・と言っていたのに、キャンセルになってしまった。
どうせ、雨だから、ドライヴしても、あまり面白くないかもしれないから、よかったような気もする。
この時期、晴れていると紫外線も強いし、あまり外出したくない。

とにかく、私は、雨の日は、自宅に籠っていたいのだ。
雨でなくても、家に居たいのだけれど・・・。

雨だから・・・いいか。

大雨だもの・・・。

天からの免罪符・・・謹んで、受けることにしよう。




キャンセル②~六月の絵描き歌

2014-06-06 22:51:16 | Weblog

ひんやりつめたい空気のろくがつの朝に・・・。

ろくがつむいかに雨
ざぁざぁ降ってきて・・・。
ざーざー降ってきて・・・。

ろくがつの絵描き歌。

ろくがつむいかに雨
ざぁざぁ降ってきて・・・。
ザーザー降ってきて・・・。

風もゴウゴウ。横殴り。
今日のお空は、機嫌が悪い。

白い猫の水色の瞳に
灰色のくすんだ空の色を映し

六月六日に雨ざぁざぁ降ってきて、三角定規にヒビって・・・。

可愛いコックさん、今日の献立は、なぁに・・・?

こんなに、雨が降っているのに。

レストランは、閑古鳥。

お客は、だぁれも来やしない。

ろくがつむいかに雨
ざぁざぁ降ってきて・・・。
ザーザー降ってきて・・・。

ろくがつむいかに雨
ざぁざぁ降ってきて・・・。
ザーザー降ってきて・・・。



キャンセル。

2014-06-05 23:54:52 | Weblog

夕方から、雨、本降りに・・・。

いよいよ梅雨入り・・・なのだろうか。

夕方から、雨脚が強くなってきた。
気温も低くなって、半袖では、少し寒いくらい。

梅雨時は、少し寒いくらいの方が、しのぎやすい。
高温多湿だと気持ちが悪くなる。
出来れば、冷たい梅雨であってほしい。

明日は、外出の予定があった。
天気予報では、終日、雨。
さて・・・何を着て行こうか・・・?
雨だし、少し肌寒いらしい・・・。

そんなことを考えていた夕方。

相方の仕事の都合で、キャンセルになった。

・・・だから、明日一日。

空白の時間を楽しもう。

雨の音を楽しもう。

雨の日の予定のキャンセルは・・・。
なんとなく、嬉しい。

私は、どうしてこんなに、出不精なんでしょうかね~~~?





初夏風礼賛~しょかふうらいさん。

2014-06-04 22:55:21 | Weblog
 
先週末からの猛暑も一段落で、夏日には、なったものの、風は、湿度を帯びてきて、雨の予感を運んでくる。


朝の6時に、就寝して、お昼過ぎに目覚めた。
先週末から今週初めにかけて、昼近くになると暑くて、寝ていられなかったのが、気温が、30度に満たないとよく眠れる。

目覚めて、窓を開けると、初夏の風が、ここちよい。
ふんわりと花の香りがする。
自宅裏の雑木林を抜ける風は、少し冷たい。

涼風、涼風・・・と喜んで、随分寝たのに、再び、身体を横にして、風に身を任せる。

今頃の風は、なんでこんなに気持ちがよいのだろう・・・と改めて思う。

これから、夏の日差しに焙られた熱風が、やってくる前の・・・穏やかなひと時。

Far East(東の辺境)・・・極東に棲む我が身なれど、この風の爽やかさは、やはり、地中海か・・・。
エーゲ海よな・・・(訪れたことはないけれど)。

そんなイメージを抱きながら、午後から夕刻過ぎ・・・陽は、落ちたもののまだまだ明るさの残る夏至前の・・・季節の中を揺蕩(たゆと)うようにして過ごしている我が身を不思議に思う。


・・・以前なら、午後には、イライラと仕事をし、帰宅してからは、時間がない・・・!とイラ立ちながら、夕食の支度をして・・・疲れ果てても眠れぬ夜を迎えていたのに。

もしかすると・・・。
私は、間違っていたのかもしれない。

去年まで、存在した場所は、私を必要としていない。
そして、私も・・・たぶん、今は、あの場所を必要としていない。

いづれにせよ、御目出度い相互理解でもある(少し違うか・・・?)


・・・それにつけても。

何故に、私は、これ程、風を感じるのが好きなのだろうか?