くもりがち。
はっきりしないお天気続く・・・。
夏野菜と言われるものには、トマト、茄子、胡瓜・・・などがあるけれど、コレらは、ほどんど、1年中、スーパーの青果売り場に並んでいる。
だから、夏だけ・・・ってこともなく食べられるけれど、やはり、野菜にも、旬・・・というものがあって、夏野菜は、夏に美味しい。
子供の頃、夏野菜は、嫌いなものが多かった。
酸っぱすぎるトマト。
味がないようで、ヘンな味の茄子。
丸かじりの胡瓜は、苦い。
夏休み前、登校途中で、まだ青いトマトが、支柱に沿って、成っているのを見るのが好きだった。
この青なりトマトは、夏休みを連想させるから好きだった。
茄子と胡瓜は、特に、思い出がない。
胡瓜は、カッパの大好物だから、きゅうりを好きになれば、カッパに会えるかもしれない・・・とマジで、思っていたバカな小学生だった頃。
カッパが恐ろしい妖怪であることは、まだ知らずにいた。
茄子に至っては・・・鈴虫のご飯くらいの認識しかなくて、特に、お漬物は、ダイの苦手だったのだ。
そんな夏野菜も、食の変化、流通の拡大、技術の改良(改悪?)で、様々に変化していった。
トマトを煮て、トマトソース。
イタリアン化した食。
トマトは、生で食べるだけのモノ・・・では、なくなった。
加熱調理して、調味料として使ったりする。
冷凍可。冷凍した方が、栄養的にも、保存性もよいらしい?
胡瓜も加熱の不思議。これは、中華風。
でも、やはり、生かな?中華なら、バンバンジーとか。
茄子は、若い頃、見向きもしなかったのに。
油を使うのは、天ぷらだけだったけれど。
油をたっぷり吸った茄子は、和洋中華なんでもござれ。
和は、揚げだし茄子を始め、焼きナス、煮茄子・・・基本手には、加熱が原則。
油を吸わせると、硬い身が、トロトロになる不思議。
パスタソース、ピザ、ドリア・・・イタリア料理にもバッチリで。
マーボー茄子、肉味噌掛けなど中華でも大活躍。
でも・・・。
素揚げした茄子に、鰹出汁たっぷり・・・なんていう和食が、一番美味しい気がする。
柔らかく煮含めた翡翠茄子なども、冷たく冷やして食べると夏の涼味満点。
今は、夏野菜が、旬。