鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』

2018-04-02 01:04:02 | 演劇・映画

一昨日(3月31日)。

豪華洋風弁当のお花見ランチを終えて、数キロにわたる桜並木と桜のトンネルを堪能。

途中の県道沿いから見える景色は、花・花・花
連翹、水仙、蒲公英(たんぽぽ)、蘇芳(すおう)。
菜の花は、黄色で、空間を染め上げているようです。

染井吉野から枝垂桜、枝垂桜から山桜と、これから、大型連休迄、桜のリレーが続きます。


おナカが、一杯になり、花々を眺めて、もうそれだけで充分で、眠くなってきましたが、夕刻より、映画という盛りだくさんな土曜日。

上映開始から3週間???くらい、たっていますかね?客席、スクリーンともに、一番小規模な映写室でした。
(それでも、結構、お客さんが入っておりました)

弘法大師空海が、遣唐使船で、当時の中国・唐にわたり、詩人の白居易(白楽天)と共に、楊貴妃の死の真実?を突き止めるという・・・。

このパターン・・・どこかで?

空海の相棒の白楽天・・・。

安倍晴明(野村萬斎さん)の相棒の源雅博(伊藤英明さん)。

『陰陽師』の原作者・夢枕獏氏の著作の映画化かぁ・・・。

・・・というわけで、弘法大師の法力というか、陰陽師・安倍晴明なみの呪術合戦を期待すると裏切られます(私は、期待してしまいましたが・・・)。

空海は、あくまで、この物語のナビゲータなのでしょう。

そして、楊貴妃も・・・。
従来のイメージで、この映画みると、間違いなく裏切られます。

特に衣装などは、全く、奇皇后そのもの。
楊貴妃は唐代で、奇皇后は、元代ですが、衣装は、ほとんど同じ・・・あくまで、西洋風(そして、楊貴妃が、私のイメージの楊貴妃的美人という範疇ではなかったので)。

この映画は、たぶん・・・空海ではなく、唐代の大詩人・白居易(或いは、中国人の)『長恨歌』へのオマージュ、そして、それに纏わる幻術使いの物語なんでしょう。

そして、空海の物語は、たったひとつ。
密教の習得・・・なんでしょうなぁ・・・。

阿倍仲麻呂(阿部寛さん)の存在感も、なぜか、薄く・・・。

まあ、夢幻の春には、よろしい映画かもしれません。



美味しいお花見

2018-04-01 01:04:01 | Weblog

昨日3月31日(土)。午後から、相方とお花見&映画。

私の居住地では、染井吉野は、既に、散り始めました。
3月末日で、既に、散り始め・・・。
今年の桜の開花は、ずいぶんと早かったようです。

お花見は、県央より少し北上した新しい工業団地にある公園です。
県央北部は、いま、8分咲から満開へ。



そして、今回のお花見のメインは、フレンチ&イタリアンのレストランで、調製してもらった豪華洋風お弁当です。

↓お品書きと外観

↓お弁当俯瞰

2日前迄の発注、最低注文単位5個から・・・なのですが、今回は、他のお客様の5個以上注文が、入っていて、序でと言っては何なんだけれど、オーダー数2個で、作ってもらえることになりました。

ラッキーでした。

調製して貰ったお弁当を積み込んで、イザイザのお花見。


公園内の駐車場は、既に、順番待ち。


この地に、メガ有名な企業の研究所&工場を誘致したおかげで、この町は、県内イチ潤っているらしく、住民税は、安く、中学生迄は、医療費無料。
市町村合併でも、合併を拒否。
『町』立でも、財政は、余裕・・・。
ひとつの会社が、町全体を潤している稀有なところのようで、道路も綺麗で、新しく、延々と続く桜並木は、企業が誘致されなければ・・・たぶん、存在しておらず、寂れた山間の村・・・であっただろうと思います。







延々数キロ続く桜並木。
車で、走行するだけでもお花見ができます。



お花見弁当を開いた公園では、屋台なども出店しており、定番のやきそば、綿あめ、ジャガバター、りんごあめ、お好み焼き、フライドチキンなどなど。

運よく、ベンチが、空いたので、豪華洋風お弁当のランチタイムです。

ひとつひとつ、丁寧な味付けで、ソースの味が、全部違うし、味のバランス(甘辛酸味)も抜群でした。

どれも、みんな美味しくて、ジャパネスクな和風松花堂弁当(←松花堂弁当は、和風に決まってますが・・・)とは、一線を画すお弁当でした。


お花見と美味・・・。

日本人に生まれてヨカッタな・・・と、洋風弁当を食べながら(←多少の矛盾はありますが)、しみじみ思う、訪れの早い春の土曜日。