鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

体重計②

2018-11-19 23:23:23 | Weblog

くもりがち。薄日は、差すものの、寒い週明け。
宵のうちから雨降りだす。


(昨日の続きで)体重が、目減りして、もう少し、食べた方がいいかもな・・・と思いながら、ネットニュースのヘッドラインなどみていると・・・

『給食完食指導で、不登校相次ぐ』

という記事が。


ガッコのセンセイが、

『給食は、残さず食べましょう。』

という指導をして、食べたくないもの、きらいなもの、アレルギーのある食品を、食べさせられて、不登校になり、人間不信に迄なっただの・・・まぁ・・・そんなおハナシだったようで。

私も、給食を全部食べた記憶は、1度か2度くらいしかない(つまり、小学校6年間で、残さず食べられた日は、数えるほどしかない・・・ってことです)。

最近のセンセイは、大変だな・・・。生徒も、親も、モンスターだもんな。

センセイの方が、病気になるわな・・・。


私の小学3,4年の担任が、キツイ(性格も化粧も)女教師だったんで、給食を完食する迄、教壇に正座のうえ、5時間目、6時間目迄、全部食べるまで、席に戻ることを許されなかった。

喰えんもんは、喰えんのだが・・・。

私は、幼児の頃から、もぉのすごぉい偏食で、この世で、食べられるものが、あまりなくて、母親は苦労したらしい。
こんなに食べないのでは、育たないかもしれない・・・と、恐怖心さえ覚えたらしく、私が、食べる物しか与えず、嫌がるモノは、無理強いすることはなかった。
よって、味覚が、発達しなかったため、給食の殆どが、食べられなかったのだった。

別段、アレルギーがあったわけではなくて、胃が小さく、多食できん体質でもあったようだ。


完食を強要された仲間に、男子生徒2名が、常連で、いつも3人が、午後の教壇で、完食を強いられたが、そのうちのひとりが、嘔吐する事態になり、親から、クレームがきて、問題になって、この完食強要が、中止されたのは、私にとっては、有難かった。

食材を大切に、感謝して食べることは、当然なのだけど、個人の体質、アレルギーなどもあるし、嫌いなものを強要するのは、やりすぎであったのだろう。

しかし、あの頃(昭和の後半)は、センセイが、強かった。
一強独裁だったからな。

今にして思えば、そんなに叱られることとなどしたのだろうか・・・と思う。


私は、あの完食を強いた女性教師は、大嫌いだった。

『先生について、思うことを書きなさい。』

という課題について、センセイに対するリクエストなど、書かされたが、正直に、

『もっと、優しく教えてください。』

と、書いたワタシは、バカだった。後日、センセイは、みんなの前で、

『センセイは、優しくありませんか?もっと優しく教えて下さいと書いたひとがいます。』

と名指しで、立たされ、他の生徒からも、バッシングされて、泣きべそをかく羽目になった。
先生に味方したお調子モノに、つるし上げられた。
(自分ひとりじゃ、なにも言えないくせに、こういうときだけ、攻撃してくるヤツも多かったな)

それ以前でも、内向的だったが、更に、内向的になり、ヒトの顔色を伺う、可愛げのない子供になったのは、たぶん、この頃・・・。

この頃が、たぶん・・・体重が、30Kg台だったような気がしている。

アレから、20㎏近く増えて、また戻って?昔のことを思い出した。




体重計

2018-11-18 23:17:52 | Weblog

曇りがちなれど、穏やかな日曜日。
明日は、雨の週明けらしい・・・。


浴室の脱衣所を片付けていたら、洗面台のキャビネットの奥に、仕舞われた体重計があった。
デジタルではない昔?の体重計。

今の体重計は、デジタル式で、体脂肪率とか、いろいろと機能が備わっているけれど・・・。

昔(勤めていた頃)は、毎日、デジタルでないこの体重計に乗って、体重の増減に一喜一憂していたけれど。


数年ぶりに、体重を測ってみる。

のぁぁぁぁぁと・・・40Kgを割っているではないですか・・・。
40Kgを割るのは、5年前以来でしょうかね?

アレアレ?なんで???特に減量したわけでもないし、お菓子類など、甘いもの系は、結構、食しているし、オナカの脂肪は、以前と変わらんのだが・・・。
(もしかすると、骨密度が減ってるのかもしれぬ?)

特に、体調が、悪いわけでもなくて、以前に比べたら、昼間もきちんと起きていられる?ようになったし、1日中、だらだら、うだうだ、ぐだぐだ・・・としているには、して居るが、やはり、以前のように、一日中、眠りこけることもなくなってきていて、徐々に復調?という・・・わけでもないけれど、まあ、変化が、無いと言えば、無いし・・・。

減ったといっても、3Kg程度だから・・・。

それにつけても、30Kg台かぁ・・・小学生以来だね。

もともと、チビだから、それ程、減った感もないしなぁ・・・。


私は、最高に体重が重かった時期は、56Kgくらいあったけど・・・。
最高重量から、マイナス17Kgか・・・。

体重が、増えると、寝入りばなに、身体が、沈む感じがして、なかなか寝付けないこともあったなぁ・・・。
翌日、体重計に乗ってみると、2Kgくらい増えていることが多くて。


健康なのか、不健康なのか・・・わかりゃしないんだよね。
最近のテレビの情報なんて、出鱈目が多いし。

体重は、マメにチェックすべきなのか、ほぉっておくべきなのか・・・迷うところでもあったりする。






今年の紅葉は・・・。

2018-11-17 23:11:12 | 自然・気象

秋の終わりと冬の始まりの乾いた晴天。


今年の夏は、何もかも異常続きで、度重なる台風の上陸、豪雨などの影響により、海岸に近い紅葉の名所は、塩害で、赤く色づく前に、枯れてしまう可能性が・・・ということでした。

自宅庭の紅葉も、木のから上方から、枯れかかっていて、すくなくとも、塩害で枯れたのでは、なさそうですが、やはり、異常高温、台風などによる影響かと思われます。

酷い夏だったのだね・・・。

いろいろな影響があったのだけれど、秋に桜の返り咲き(・・・返り咲きと狂い咲きってどう違うのかしらん?)の現象もみられ、やはり、猛暑の影響は、生態系を狂わせているのでしょうかねぇ?

今年の夏は、去年程、ゴキブリが、少なかったような気がします。
強靭な虫ですが、コンフォートゾーンというか・・・活動温度が、思ったよりも、狭いというか・・・。
高温(30℃)以上だと、活動が、不活発になるようです。

夏の高温で、水溜まりが、干上がり、蚊の発生も少なかったようです。

この拙なブログでも、シツコイくらい、書かせていただいておりますが、拙宅の軒下にできたスズメバチの巣2個と、営巣を阻止が2回と、計4回のスズメバチとの死闘?も、8月上旬には、なんとか終息しましたが、このスズメバチ達のコロニーで、一体、どのくらいの新女王蜂が、誕生したのか・・・。

来夏は、ウチにだけは、こないでね・・・と切に祈っております。

夜間に、拙宅の居室窓に、猛攻を掛けてきたオオスズメバチの・・・たぶん、巣があるであろうと思われる裏の雑木林の中で、蔦の葉が、紅葉しておりました。



楓などとは、違う、赤ですが、まだ緑の葉の残る林の中で、一際大きな葉っぱを赤く染めておりました。

秋色・・・ですかね・・・。





初冬散歩道②

2018-11-16 23:53:54 | Weblog

穏やかな冬晴れの続く週末。


同じ距離を歩いても・・・。
相方と私だと、iphone歩数計と歩行距離が違います?

一昨日の公園散歩では、1000歩前後、私の方が、多くて、

『私の方が、歩数が、多いよ?』

と勝ち誇って?言ってみたら、相方は、ニヤリと笑って

『それは、きっと歩幅の問題でしょ。要するに、脚が、短い・・・というか・・・。』



私たちの前を歩く、カップルは、小さなパグ犬をつれておりました。

『あの犬と同じだね。歩き方。ちこちこ、ちまちま歩いているし。顔も似てるし。』

あたしゃ、パグ犬かい???(←こころの声)

それにつけても・・・iphoneの歩数カウントは、歩幅なのか・・・と改めて思いました。


相方とは、よく歩きますが、私は、あまり身体を動かすのが、好きではなくて、家で、ぐーたら、横になっているのが一番、ラクで、幸せなのです。

身体機能が、人並み以下なので、活動するとスグ、電池切れになってしまいます。
そして、外出した翌日は、起き上がれず、床の中で、ウダウダ、ダラダラ・・・してしまいます。

まあ、こういう体質なので仕方がないです。

それでも、美しい季節・・・特に、森林が、新緑が、まぶしい季節や、紅葉のときは、テクテク歩きたいです。





初冬散歩道

2018-11-15 23:51:52 | Weblog
 
穏やかな晴れ。

昨日(14日)、映画が、ハネたあと、相方と市内私鉄駅近くの和食店で、ランチ。

市内南西部にある小さな駅の前は、ライヴ・ハウスやフレンチレストラン、和食店など、レベルの高いお店が、隣接していて、ランチでも、予約が必要な店舗も。

そんななかで、ランチ的にリーズナブルで、お値段以上と評判のお店へ。
狭い店内は、ビジネスランチ、ママ友ランチと、混雑していて、カウンター席なら・・・ということで、車の中で、5分くらい席待ちです。

私は松花堂弁当を、相方は、すきやき風の味付けの牛肉がメインの定食をオーダー。
角煮、天麩羅、お刺身、サラダ、汁椀など、盛りだくさん。
このお値段でよいのでしょうか・・・?

デザートは、別売りでしたが、御抹茶と蕨餅。


おなかが一杯になったので、昼寝でもしたいところでしたが、市内を抜けて、隣町の公園へ。
ここは、20年?くらい前に、花の博覧会の会場のひとつとなったところで、ムダに広く、森林に囲まれ、過去の遺物?化したようなパビリオンや展示館や温室が、時の流れの中に、同じ姿で、そこにありました。

(↓園内のリンゴの並木道には、季節外れのりんごの花が、ぽっちり咲いておりました。桜の花に似ています)



1時間近く、散歩をしました。

園内には、介護施設のお年寄りたちが、日向ぼっこしていたり、車椅子の老人、小さな子供をつれた家族連れ、やはり子供ずれのママ友?さんなど、平日でも、おカネを得るために、労働しなくても、よいひとたちが、穏やかな時間を過ごしておりました。

(↓既に、一部の樹々が、赤く染まり始めたものも・・・)



初冬の夕暮れは、早くて、午後3時には、陽は既に、地平線に近づいていて、夕方の色に染まり始めました。

1か月前は、もっと明るかったのに・・・。

時に、追い越されて、取り残された感じの初冬の一日になりました。







映画:ボヘミアン・ラプソディ

2018-11-14 23:24:25 | 演劇・映画

爽やかな初冬の晴れ。


本日は、朝から、隣々市のシネマ・コンプレックスへ、『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞に。


イギリスのロック・バンド『Queen』の数々の名曲誕生のエピソードを丁寧に描きながら、ヴォーカル/フレディ・マーキュリーのデビューから、Queen最大のパフォーマンス『ライブエイド』出演迄を描く・・・。

特に、タイトルの『ボヘミアン・ラプソディ』は、演奏時間が、6分ということで、ラジオ局から敬遠されながらも、ヒットチャートに乗る迄の制作秘話は、必見。


脅威の5オクターヴの音域をもつフレディ・マーキュリーとバンドのメンバー/ブライアン・メイ/ロジャー・テイラー/ジョン・ディーコン・・・伝説の・・・解散していないロック・バンド。

それにつけても・・・。
よくぞ、コレ程までに、Queenのバンドのメンバーにビジュアルの似た4人の俳優を見つけてきたものである。

フレディ・マーキュリーは、1991年に、AID後天性免疫不全症候群による肺炎で、この世を去った・・・。
既に、27年が経過している・・・。


たぶん、Queenを、リアルタイムで、知っているのは、50歳代後半の人たちだと思う。

私は、小学生の高学年で、Queenの洗礼を受けた。

『Killer Queen』である。


それから、幾霜雪・・・。
再び、Queenに遭遇したのは、かのリーマン・ショックの頃・・・2008年頃であった。

あの頃は、仕事の環境が最悪で、いつも解雇(派遣先での仕事の終了)の不安があって、派遣先の人間関係も理不尽なことが多くて、お昼休みなども、仕事をしていた(・・・というより、女性同士で、集まって、一緒に昼食を取るという行動が、面倒で、うっとおしくて、仕事をしているふりをして・・・実際、仕事は、山のようにあった・・・新卒のお姉ちゃん達がやるような雑用ばかりに追われて・・・そんな中、さしたる理由もなくQueenのヒット集のアルバム『Greatest Hits』を買った。 
そして、MP3落としたQueenの曲を、中毒したように聞いていた。

今、聴いても、『Queen』は、新しい。

古くないのである・・・。


1960年代から1970年代。
世界中の若者が、煮えたぎっていた時代。

ビートルズに始まり、ローリングストーンズ、The Who、デビット・ボウイ・・・

世界を席巻した英国ロックの魁のロック・バンドには、(世代的に)乗り遅れたけれど、やっぱ・・・私は、『Queen』だな・・・と思う。



ボラティリティ

2018-11-13 23:40:18 | 社会・経済

雨もパラつく、終日曇りがちなお天気。

深夜、スマートフォンのニュースヘッダーに、NYダウ400ドル下落と出ていたので、本日の東京証券取引所・日経平均株価は、600円位は、下げるかもなぁ・・・と思っていたら、一時800円近い下落とお昼のニュースは、伝えていました。

午後から、買い戻しが、入ったようで、前日終値よりも459円の下落。


米国のアップル・ショックが、下落の要因だったようです。

直近最安値10月下旬の20,972円を割ってくるようなら、本格的な下げトレンドに突入なんだろうけれど、当面は、本日の安値21,500円を割り込まなければ、まだ緩やかな上昇トレンドをたもっているかのように見える週足なのですが・・・。既に、39線を割り込んで来ているのが、気になるところです。

改めてみると、先月10月って、天井から底まで、3,500円の値幅があって、天井で買って、底で、ブン投げるなんてことをすると、かなりな損失だったのかもしれません。

しかし、底が、本当の底かどうか・・・コレもわかりませんし、更に、二番底目指して、下落するかもしれません。

相場格言、見切千両、損切万両が、身に染みた1か月だったようです?

利益のでない・・・含み損を抱えている株は、さっさと売っちまえ!ってところなんでしょうか?

実際に、株価チャートなど眺めていると、今年は、24,000円をつけると、一気に下落というパターンが、1月と10月の2回。
1週間で、1,500円以上の下落と上昇と、ボラティリティの大きさが、半端ないようです。

リーマン・ショック時は、1か月間のボラティリティが、約4,350円。
東日本大震災時は、1か月間のボラティリティが、約2,085円。
今年10月は、1か月間のボラティリティが、約3,218円。

・・・東日本大震災のときより、値幅が大きいようで、リーマン・ショック時に次ぐ月間の値幅ですが、当時の平均株価が、約9000円前後としても、現在は、約2.5倍。

株価が2倍以上、値上がりしているので、値幅の大きさだけでは、単純に比較できないのかもしれません。

株価が、2倍以上になれば、企業の総資産も増える訳で、税収が増えてもよさそうな気もしますが?
(有名な白い犬さんの携帯電話会社が、来月あたり上場するというニュースがありましたが、この会社は、法人税500万円ってことで・・・)

消費税値上げとか、更には、国民一人当たりの国の借金(ホントは、政府の借金らしいけれど)が、約900万円だとか、なんだか、おかしくありませんかね?
本当は、法人税減税の穴埋めとして、消費税があげられたことは、既に、国民の知るところですが・・・。

個人投資家さんは、利益の20%も、持っていかれるんだもんね。大変です。


塩の味⑧/ヘーゼルナッツ・マシュマロ・ビターチョコレート②

2018-11-12 22:34:15 | 食・料理

曇りがちながらも、暖かな週明け。


もう6~7年くらい前になるのだろうか・・・?

塩キャラメル珈琲という缶入り珈琲が、お気に入りで、午前中のルーティンワークが一段落すると100円玉を握りしめ?(←小学生みたいだが、今の小学生は、百円なんて大した金額ではなかろうて)、会社の社屋の玄関脇の自販機迄、出向き、買い求めた。

リーマン・ショックのあと、最初に派遣された部署が、子会社と合併して、他の派遣仲間は、全員、契約打ち切りで、私は、たった一人になって、あとは、全員正社員という・・・わりと過酷?な環境の中で、日々、このくどい甘さの中に、ほんの少しの塩味のする珈琲を飲んでいる時だけが、唯一、ほっとする時間だった。

暫くして、製造中止になったのか、或いは、あまり売れないから、自販機からハズされたのか・・・そのあと、その商品を見ていない。

その頃から、塩キャラメルだの、塩チョコレートだの・・・一時的だったのか、今も続いているのか、欧羅巴の高級塩使用を売りにしている菓子類が、販売された。


おしるこを、作るとき、仕上げに、塩一つまみ入れると、甘さが増すとか、箸休め?というか、一緒についてくる塩昆布などが、甘さと塩味の絶妙なバランスで、美味しさが増すことを知ったが、そのときは、塩が、身体に悪い・・・というガセネタを信じ込んでいて、料理をするときも、極力、塩を使わないように気を付けていた。

・・・使ってはいけない塩は、化学合成(或いは、分解?)された塩であって、天然天日干しとか釜炒りの塩は、人体には、不可欠らしい。


結局のところ、料理の味は、たぶん・・・殆どが、塩の味で、甘さを要する甘味でさえ、塩のチカラが、必要なのである。

割れチョコレートに、ヘーゼルナッツとマシュマロを混ぜて、固めるだけの好みのチョコレートを作ってみたけれど、コレもまた、塩が入るのと、入らないのでは、味が、全く違う。

『甘さ』の中に、塩味が、独立するのである。

その塩の味が、自立したチョコレートは、私好みの塩加減(といっても、添加する量は、適当で、規定の数量ではない)なので、私以外のヒトが、食べると、美味しさを感じないかもしれない。

まだ試したことはないけれど、たぶん、化学塩と自然塩では、塩味の独立の仕方が、違うのだろうと思っている。
そして、もしかすると、塩をまぶしてあるヘーゼルナッツでは、美味しくないような気がする(試したことはないのだけれど)。

チョコレートなどは、出来合いのものを買ってくるものだとばかり思っていたけれど、自分好みのものも、作ろうと思えば、作れるものなのだなぁ・・・と思っている。

大昔・・・昭和の中頃、一粒アーモンドチョコレートというのが、発売されて、楕円形のチョコレートの中に、アーモンドが、一粒づつ入っていた。

私は、子供のころから、貧乏症だったので、チョコレートを、たべるのではなくて、なめ切り、残ったアーモンドを、最後に、ガリっと食べるのが好きだった。
随分と忍耐がいる。

こらえ性がなくて、チョコレートと一緒に噛んでしまうこともあるにはあった。

そして、たぶん、アーモンドとチョコレートを一緒に、同時期に味わうのが、最高に美味しいアーモンドチョコレートの食べ方なのだろうと今になって思う。
だから、随分と損をした・・・ような気がする。

そう・・・木の実と一緒に食べないとナッツチョコレートの意味はない・・・ということに今更ながら気づいた。




ヘーゼルナッツ・マシュマロ・ビターチョコレート

2018-11-11 23:43:53 | 食・料理

暖かな御日和続く・・・。


賞味期限切れ間近い丹波産黒豆を、半額で、購入し、鉄製スキレットで、炒って、炒りあがった黒豆を冷ましてから、包丁の平で、押しつぶして、三年番茶に混ぜ込んで、即席の黒豆茶など拵える。

美味しいお茶になるので・・・。

こんなことも、勤めに出ていた頃には、面倒で、出来なかったなぁ・・・なんて思いながら。

そう・・・。勤め人は、何分にも、料理に時間を取れないのである。
出来合いのお惣菜やお弁当など購入して、大切な一食を凌いでしまう。

とにかく、疲れているから、時間のかかる料理は作れない。

明日、仕事に行く準備もしなければならないし、その間に、否応なく、家事をしなければならなくて、食べるために働いているのか、働くために、食べるのか・・・よくわからない状態であったなぁ・・・と、今更ながら思う。

好きな仕事をしていれば、働くために食べるのだろう・・・。

私は、食べたいから働くのに、食べることも、おろそかになって、数十年だった。


だから、今は、ゆっくりと、黒豆を炒ったり、胡麻豆腐を作ったり、レモン・ママレード(←失敗したが・・・)を作ってみたりしている。

私は、ナッツ入りのチョコレートが好きで、幾分、収入のある頃は、ドイツ産のリッタースポーツというヘーゼルナッツチョコレートを、時々、購入していた。
船便代なのか、関税がかかるのか、そのへんは、よくわからないけれど、市販の日本産の普通のチョコレートの5倍くらいの値段で、いつも購入を迷ってしまっていた。

最近、国産のチョコレートにも、カカオの含有量が高いものが増えてきて、健康増進なんてことを言っているけれど、カカオが増えても、チョコレートにするには、大豆由来の油脂を使い、この大豆は、外国製の遺伝子組み換え植物である可能性が、高い(・・・というよりは、カカオを大量に使う分、コストを抑えるのに、更に高い国産大豆なんか、使うハズがないし、現在の販売価格では、採算がとれない)。

・・・なので、大豆油脂を使わないチョコレートを探した。

フランスだの、ベルギーなどの製菓用のクーベルチュールチョコレートが、品質がよいようなので、コレを利用しようと思ったのだけれど、配送料金が、クール便に限られ、ものすごく高くつく。

そこで、見つけたのが、某・割れチョコレートの通販ショップであった。
300gとか、800g, 1kg単位でしか販売せず、ハイビターだの、ミルクだの、ナッツ入りだの、抹茶だのいろいろな種類が豊富で、セールなどで、配送料が、無料になるときがあるので、それを狙って、購入している。

ビターチョコレートを湯煎で溶かし、ヘーゼルナッツとマシュマロ(←コレは、悪名高き、某・反日スーパーで、買った・・・多分遺伝子組み換え食品てんこ盛りのヤツなんだろうな・・・)を混ぜ込んで、ヘーゼルナッツマシュマロビターチョコレートを作ってみた・・・かの某・割れチョコショップにも、ヘーゼルナッツとマシュマロのメニューはない(たぶん、ヘーゼルナッツは、高額なんで・・・)。

材料費、光熱費?時間なんかを考えると、輸入品のリッタースポーツの方が、随分と安く上がる。

それでも、手作りした方が、多少なりとも、安全なような気がする。





柚子ママレード

2018-11-10 23:02:03 | 食・料理

暖かすぎるような初冬の週末。

夏日(25℃)に迫るような気温の上昇ではあるけれど、夕刻が迫り、風が出てくると、居室隣接の雑木林から、サワサワと音を立てて、落ち葉が舞ってくる。


過ぎた夏は、もう幻想の彼方へ・・・。

季節が逆戻りすると、翌日は、寒くなったりする。フェイントを掛けられるというヤツなのかも・・・?



大きな柚子を数個貰ったので、柚子ママレードなど拵えてみる。

先週、(先々週、県央の道の駅で、購入した)無農薬レモンを、レモンママレードにしようと思い、皮を削ぎ、何度も茹でこぼしたのだけれど、大失敗に終わった。

『苦すぎて、喰えん。』

敗因は、レモンの皮が、青いうちは、相当、苦いということと、金属鍋では、上手くいかないらしいし。

上等とは言えないが、和三盆もどきの砂糖なども、相当、無駄にして、結局のところ・・・食えぬものは、捨てるしかない・・・ということで、生ごみと化してしまった。

すまない・・・レモン達、そして砂糖とガス代・・・。

柑橘類のジャムは、難しい・・・と聞いていたが、こんなにあからさまに失敗するとは。
(どうにか、食べられぬものか・・・と思案したが、こんなに苦みが強くては、何をもってしても、リカバリー不可能なのだよね~~~取っておくわけにもいかず、涙を呑んで、廃棄したのだった・・・!)

・・・で、今度は、柚子である。柑橘である・・・。

まあ・・・レモンよりは・・・と思い、皮を薄く削ぎ始める。レモンの固い皮よりは、向きやすいものの・・・。
もともと、スカスカな実だったけれど、果肉は、種しかないようなもので、果汁を絞りだしたのこりを、スプーンで、削いで、下拵えをした。

皮を細切りにして、5回程茹でこぼす。

茹でこぼす前にふと、拙宅には、アルミの雪平鍋しかないし、ステンレスの鍋は、大鍋しかないことに気が付いた。
何故か・・・というと、頻度的には、1か月に2個くらいは、家人が、ガスレンジにかけっぱなしにして、焦げ付かせてしまい、高額な鍋も、みんなダメにし、残っているのが、アルミの雪平鍋であった・・・。

ガスレンジが、故障したので、新しいガス台にしたのだが、焦げ付き防止機能というか、自動的に火が、止まる制御装置がついて、ソレ以来、有難いことに、焦がしてダメにする鍋の数が、劇的に減ったのだった。


はてさて・・・。
でも、何処かに、ホーロー鍋があったような・・・と思い、階段したの収納庫を探したところ、御誂え向きに、ホーロー鍋を発見。


砂糖を加え、煮詰めて、完成。

でも、労力の割には、出来高?が、少ない・・・。

それでも、明日は、この柚子ママレードにて、バタートーストを食べようと思っている。