友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

民主党国会議員の政策作り

2010年03月20日 23時05分01秒 | Weblog
 民主党は18日、「国民は小沢さんが不起訴になったから全部シロとは思っていない」などや「秘書が3人も逮捕されながら、何もないでいいのか」と、小沢一郎幹事長らの執行部を批判した生方幸夫副幹事長を解任した。高嶋良充筆頭副幹事長は自発的な辞任を求めたが、生方氏が「辞める理由がない」と拒否したため、生方氏を除く副幹事長で協議し、解任を決めたと述べていた。民主党らしい処分の仕方ではあるけれど、やはり自民党と変わらない体質なのだと思った。

 今日も、「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」について話したが、これからの政治では党議拘束のない政党が必要になってくると思う。組織がうまく機能するためには、中央集権体制なのだろうが、中央集権ではない組織形態があってもいいのではないかと私は思っている。具体的にはどういう組織なのかと問われそうであるが、まだ誰もが見たことのない組織ならばどう言ったらよいのか分からない。

 革命的な組織であっても組織と言えば、どうしても中央集権的な組織しかない。そうなると、たとえば後輩よりも先輩の方が重きを置かれるし、中学卒業者よりも大学卒業者の方が発言権は強い。いや平等だと言うかもしれないが、現実は知識という点では大卒者の方が中卒者よりも重きを置かれている。革命的な党派が、何かについて議論したとしても、活動歴や学歴の高い方が正しいように思われてしまう。たかが、小さな革命的な組織でもそうなのだから、ましてや大きな組織になればますますその傾向は強まるであろう。

 自由闊達に意見が言える組織は結局は存在しないのかもしれない。それでも、それに近づくことは出来ると信じている。私たちの「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」は、互いの議論は活発に行なうけれど、だからといって誰かが誰かを論破しても、それでその意見が正しいとは考えない。いやむしろ、議論しても賛否で結論を問わないことにしている。みんなが一致することは組織としてアピールしてもいいけれど、少数意見を無視してアピールするようなことはしない。

 民主党は、執行部を批判する人々を受け入れないと言うなら、もうそれ以上だけで何の魅力もない。私たち「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」は政党と違って、何をどこでしゃべろうと自由にしている。民主党は党外に向けて発言したから気に食わないと言う受けれど、それを認めるくらいの度量があって欲しかった。今度の一件で、ますます民主党へ人々の期待は裏切られたことになる。
コメント
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