友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

くだらないことばかりが蔓延!?

2021年01月28日 17時31分36秒 | Weblog

 テレビも新聞も、コロナ感染者の数字に一喜一憂している。報道で何を伝えたいのだろう。国会でのやり取りも、政府は方針が定まらないし、野党は揚げ足取りの批判ばかりで、全く何も見えてこない。蓮舫議員の菅総理への追求はその最たるものだ。

 蓮舫議員は立憲民主党の代表代行の職にある。医療体制が整わず、亡くなられた人のあることを挙げ、菅総理に「どう思うか」と問うた。菅総理は「心から大変申し訳ない思いであります」と答えたところ、「そんな答弁だから言葉が伝わらない。あなたは総理としての自覚や責任を言葉で伝えようとする思いがあるのか?」と追及した。

 医療体制の不備の原因やどのように立て直すかで議論すべきところを、人格に係ることにすり替えている。蓮舫議員は所信表明演説の原稿を菅総理が述べる前に公開してしまい、立憲民主党は謝罪したのに本人は謝りもしない。以前も、コロナ禍で大学生が退学しなくてはならない問題を取り上げた時、「大学を辞めたら高卒になってしまう」と追及した。高卒は大卒よりも劣るという意識があるのだ。

 人の痛みが分からない人、気配りが出来ない人は、政治家に向いていない。世の中には頭のいい人もいれば、回らない人もいる。けれど、みんながみんな同じ給料でなくても、みんなが普通に生活できる制度を作るべきだ。弱者が生きていける社会を目指すべきだ。そのためにどうするかを議論し、法を設けるのが議員の務めである。

 黙って食べる「黙食」も、人の流れの「人流」を少なくすることも、意味はあるけれど、殺伐とした言葉だ。人の血の通った社会にしないと、くだらないことばかりが蔓延してしまう。

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