学校が始まって、運動場から子どもたちの元気な声が聞こえてくる。やっぱり学校はこうでなくっちゃーと思う。来年度から35人学級になるらしいけど、多すぎるより少ない方がいいが、少なすぎるのも嫌だ。適当な人数は分からないが、友だちに会えるのは楽しかった。
コロナ禍でオンライン学習の整備が求められている。不登校の子どもたちが学習できるから、オンラインも効果があるとは思うけれど、学校は同じ学年の子どもたちと遊ぶ場所でもある。国語や算数や理科など、先生から手ほどきしてもらう勉強は大切だけれど、子どもたちに会えることから無意識に身に付くこともある。
人との接触が極端に少なくなった今、パソコンに届くメールと電話が唯一の「つながり」の手段になっている。とは言え、30分も同じ話ばかりされる人からの電話には閉口する。余るほどのお金があるのであれば、困っている人の役に立つように寄付すればいい。救急車で病院へ運ばれて、「また、来たのか」とか「何で来たのか」と、本当に医者が言うような病院は替わった方がいい。
人は弱い。誰かとつながっていたい。誰かに認めてもらいたい。出来るなら愛して欲しい。欲深な心が人間の本性なのだろう。人を殺したり、人を傷つけたり、蔑んだり、妬んだり、どうしてそんなに痛めたりするのだろう。なぜ他人に対して寛容になれないのだろう。
テレビで今年の目標を言い合っていた。私が心に決めていることは、カミさんに逆らわないように努めることだ。年取って、感じ方も考え方も、違いが鮮明になってきた。どうせ些細なことばかりだから、「そうだね」「いいよ」と言って波風立たないように努めるつもりだ。