小5の孫娘からカミさんのところに、「星座図鑑が欲しい」と写真付きでメールが送られてきた。「じゃー今から本屋へ行こう」と誘うが、「アマゾンで買って欲しいみたい」と同意しない。星座図鑑ならどれでも同じだと思うけれど、「指定してきたのだから」と上の孫娘に、「アマゾンで買ってやって」と連絡していた。
せっかく外へ出られる機会だったのに、またしても今日も一日家に缶詰だ。カミさんは毎日コロナ報道をチェックしている。ニュースが無い時間は、貯めてあった録画を再生して観ている。あんなに毎日、感染者数を見ていて気分は落ち込まないのだろうか。新聞の市町村別の感染者数を見ていて、「どこどこよりウチの市は5人も増えた」と嘆いている。
それにしてもマンガばかり見ていると思っていた小5の孫娘が、図鑑が欲しいとはかなりの成長だと勝手に思い込む。「クラスで『赤毛のアン』が流行っている」と言っていたから、NHKのDVDを通販で買って持って行ったが、あのDVDは観たのだろうか。子どもの頃に興味を抱いたものは、案外続くと思うので何でも与えたい。
長女がまだ4歳か5歳の頃、友だちがピアノを習い始めたので、「私も習う」と言い出した。団地住まいだったからピアノを置く場所が無い。私はヴァイオリンが弾きたかったこともあり、娘に「ヴァイオリンは誰もやっていないから格好いいぞ」と話した。けれど、自分が教えられないのに、「やりなさい」と強要するのは無理があった。それでも娘たちは嫌々ながらでも高校生まで続けてくれたから、親孝行なのかも知れない。