祖父江に行った時、道を間違えて遅刻してしまった。そんな無様なことは出来ないと思い、今日の午後、道順の確認のために出かけた。それに、モスバーガーの店員さんにお礼もしたかった。わざわざ、店の外まで出て来て、スマホで地図を見せて教えてくれる親切な人がいたことは大きな感激だった。
しかも、運転席に乗り込んで、先輩が操作できない車のナビを動かしてくれた。ウロウロする年寄りに同情してくれたのかも知れないが、普通の人は何の利益にもならないことに手を出さない。こういうおせっかいな人を見ると、心が温まる。冗談で言ったが、「嫁にするならこの人」と思った。
今日はたくさんの店員さんがいたのに、あの女性はいなかった。お礼の品を、「助けていただいたので」と差し出した。受け取ってくれた年上の店員さんは、何が何だか分からなくて不安そうだったが、あの日の出来事をかいつまんで話して納得してもらった。皆さんで食べられるクッキーの詰め合わせにしてよかった。
彼女のためにと思った一番大きなバームクーヘンが、私たちを助けてくれた彼女に渡るようにと祈る。人の思いと結果は必ずしも一致しない。そのこと事態は仕方のないことで、自分が行ったことに満足できるなら、「ヨシ」とすべきだろう。
生後10カ月を過ぎた曾孫が、ひとり立ちした写真が送られてきた。曾孫はとても満足そうというか、得意気な顔でニコニコしている。母親の育て方がいいのか、穏やかな表情だ。こんな小さな赤子でさえ、その表情で周りを喜ばせるのだから、大人たちはもっと他人に喜ばれる人にならなくてはいけない。ジイジも頑張ろう。
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