友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

雲行きは怪しく、現実は厳しい

2025年02月19日 17時48分05秒 | Weblog

 南の空は青く明るいが、西の空は白くその上を黒い雲が被って来ている。明日からまた寒くなり、場所によっては雪が降ると言う。今週末に兵庫県からやって来る次女一家のことが心配だ。車でなく、新幹線で来てくれればいいが、あの子たちの都合もあるだろう。

 でも、一番の心配はカミさんの体調不良である。普通に食べているし熱も無いけれど、咳き込みはますます激しくなっている。「病は気からと言うじゃーない。気合が足りないのよ」と力んで、また咳き込んでいる。気合で病気が治るなら、病院は要らないのに困ったものだ。

 カミさんは滅多に病気しないが、昨年はインフルに罹った。若い時から、スポーツで汗をかくことが好きだったからか、自分が高齢になってきていることを忘れて、ゴルフに出かけたり、身体つくりのためにジムにも通ったりしている。

 高齢者の増加は、このマンションでも目立っている。以前なら、高齢になれば暗黙の了解で、役は免除されていた。しかし今、会議に出席し回覧板を回したりする組長は、身体的に無理でなければ引き受けてもらっている。

 問題はその組長たちの中から選ぶ、自治会役員の引き受け手が少なくなっていることだ。組長は輪番で行っているので、役員も輪番制を取っているが成り手が無いらしい。行事が多すぎるのか、その準備に手間がかかるのか、その検討が必要だろう。

 私がマンションに入居したのは30代だった。当初の役員は30代後半から40代だった。その先輩たちは60年安保の経験者で、マンションを自ら治める理想郷にと夢を描いていた。先輩たちに連れて行かれた飲み屋で、そんな話を熱く何度も聞かされた。

 理想と現実はいつもすれ違う。完璧などあるはずは無いのだから、現実をどう理想に近づけていくかだ。いや、理想そのものもみんなで語り合わなければ、押し付けになってしまう。久しぶりに次女たちに会えると思ったが、雲行きが怪しい。現実は厳しいのだ。


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1 コメント

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Unknown (ちかこです)
2025-02-20 08:34:50
奥様の症状がうちのダンナと似ているので‥
ダンナも熱は無く咳だけが酷いです。耳鼻咽喉科を受診しました。血液検査でスギ花粉症の数値が少し出ていると。72歳で花粉症デビューです。10日位前から飲んでいる薬は全く効果無く咳込んでます。幸い夜は眠れるので何よりですが‥
来週又受診する予定です。バイトは仕事場が広いし動き回っているそうなのでマスクして通ってますが、他のお出かけはやめてます。高齢者だから色々あるよねと慰めてます。
先生とこはお嬢様やお孫ちゃんという力強い助っ人がいらっしゃるので頼りになれて羨ましいです。どうぞお大事になさってくださいm(__)m
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