市議会議員がA4判4ページの後援会討議資料を持って来た。「議員になったのだから、何をやっているかを有権者に知らせる活動を」とアドバイスした。彼は議会毎に資料を作り、配って歩いている。この市のような、1千票もあれば当選は確実なのだから、「この人は真面目にやっている」姿を見せることが得票につながる。
まだまだ地元推薦の意識が残る地域だが、ヘンなしがらみや地域エゴに巻き込まれないためにも、彼は地元を大切にしながらも広範囲に活動している。多くの人に活動を知ってもらう必要があるし、市民が何に困っているのか、どこにどんな問題があるのか、を知るためにも市中を歩く必要があり、彼は懸命に努力している。
買収容疑で逮捕された河井克行前法相が、以前テレビで「市会や県会の議員なんて、出ていく金が多くて全く儲からん」というような発言をしていた。この人は何のために政治家になったのだろう。国会議員ならば何千万円もの収入がある。市会や県会の議員だって、人並み以上の収入なのに、労働の内容からすれば充分だと思う。
政治家になりたいだけで立候補されたのでは、市民は何を基準に投票すればよいのだろう。東京都北区の都議補選は定員1人のところに5人が立候補して話題になっている。全員が女性で皆若い。最高齢が自民党候補で49歳、最も若いホリエモン新党候補は27歳で、アベノマスクで胸を覆った裸の選挙ポスターにはビックリする。
政策や主義主張よりも人目を引く、こういうやり方が流行るのかも知れない。選挙が身近になるという見方もあるが、有権者のレベルってこんなものなのかとバカにされている気がする。彼女はとてもグラマーで可愛いから興味のある人は検索してみるといい。
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