友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

誰とも話すことの無い孤独感を払拭しよう

2022年12月01日 18時22分49秒 | Weblog

 今日から12月、本当に時が流れるのが早い。友だちから「うじうじ籠っていたら、何も出来ない。身の周りは、施設に入ったり、亡くなる人もいて、大きく変わっていく。寂しい。みんなで忘年会をやらない!」と電話をくれた。

 確かに、何もしないうちに時間ばかりが過ぎていく虚しさに私も襲われる。私の一存では決められないので元の代表に相談に行く。彼女は、突然の私の到来を歓迎してくれた。息子とその嫁と3人で暮らしているが、「会話が成り立たない」と嘆く。

 「遠かった耳がますます聞こえなくなった」と暗い顔になる。コロナ禍で写経も絵手紙も体操教室も閉鎖になってしまい、友だちとの会話が無くなった。散歩はしていても、挨拶する程度で、おしゃべりの機会がほとんど無いと鬱憤を払うようによく話す。

 人との会話こそが喜怒哀楽の泉なのかも知れない。「早い方がいいんじゃーない」と言うので、忘年会を開催することにした。まずは会場が確保できるか心配だったので、いつもの日本料理の店に行き、忘年会の予約状況を尋ねた。

 「今年も予約は少ないので、大丈夫ですよ」と店主は言う。早速、電話をくれた友だちの家に行き、忘年会を開催する手筈が整ったことを伝えた。友だちに案内ハガキの原稿を依頼し、今朝、清書してハガキを印刷した。12月1日の消印で送りたかったからだ。

 市の「同年の者の集い」は規模が大きいから、開催はコロナが下火にならないと出来ない。コロナ禍は人と人との繋がりに楔を打ち込んできた。人は集まって、話をすることで繋がりが生まれる。このままでは閉鎖的な人間になってしまう。

 サッカーW杯は会場のカタール国だけでなく、世界の各地で試合を見ながら見ず知らずの人が喜び、連帯している。人と人とが交わる機会の大切さを痛感する。誰とも話すことが無い孤独感を払拭しよう。ハグする相手を見つけよう。


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