前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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コロナで窮地の方々に思い切った財政支援策を。中角光福寺の島津住職の葬儀。

2020年03月18日 | 福井県政

 昨日の赤旗に「コロナ 子どもの演劇窮地  一律休校 大きな痛手」との記事。関係の協同組合の調査では公演中止が579件、被害額1億5000万と。

 私も県議会で県内の人形劇や個人インストラクターの方の声を紹介し、県として支援金の制度創設を、と訴えました。

 議会委員会で示したネットで見つけた「コロナウイルス感染症関係での個人事業主の苦境の声」。 

・人形劇団経営  越前市

3月の公演がなくなり、収入ゼロ。4月も怪しい。しかも納税の時期、消費税増税がそれに拍車をかける。確実に手元に現金がなくなる。スポーツを観れば全て無観客。お隣は若いお母さんが保育士なので、お父さんがこどもの面倒を見るために2週間休みをとった。非常事態宣言などしなくても、すでに非常事態!

 さらにこの方は、「うちも今月は12公演がキャンセルになり、大きな収入減です。ネガティブな私は、少なくとも5月いっぱいくらいまではこんな状態が続くんじゃないかと思ってしまいます。神仏への信心がない私ですが、つい祈ってしまいます。コロナの弱点を早く見つけて!」と。

 


・個人インストラクター  福井市
 運動を楽しみにされている福井県のフィットネス人口も 福井県健康の森も 利用出来ず困っています 東山運動公園とかのスタジオプログラムも全部休み。
わたし 3月は むりやりお仕事お休みさせられ 収入がほとんどないです 無利子で借りればよいとかそんな問題ではないのです 借りたら借金を背負うことになります よりいっそう苦しくなります 

 

 私の質問に近松総務部長は、「今回のコロナウイルスの関係を踏まえまして、県としても諸々対策について検討させていただいているところでございます。そのうえで、国の方から、方針というところが示されましたので、そういった状況を踏まえながら、対応していくということになろうというふうに思っております」と答えました。

 私は、「山梨県なんかでは独自にね、4千円(1日)ぐらいでしたかね、支援制度とか、色々県によっては出てきてますので、是非県の支援と国の支援と併せて、やっぱり個人の営業が継続していけるように、支援をぜひお願いしたいというように思います」と強調しました。

 国も県も支援策の拡充を!

 

 

 

 昨日は中角光福寺の島津住職の葬儀に連れ合いとともにお手伝い。葬儀委員長は若い時分から知り合いの元市の商工労働部長をつとめられた浅野さんでした。島津住職も市役所で市民部長などの要職を歴任されながらの住職でした。

 亡父が「お寺にうちの土地がある。お金はもらわずにゆずっても良いか」と私にたずねたことがあります。私は「お世話になっているお寺のことだから親父の判断でかまわない」と答えた記憶があります。祖父が描いたという龍の掛け軸もお寺でみせていただいたことがあります。

 皆さんが話されていたように酒とタバコが好きな方でした。

 参列された住職と同年配か歳上とおもわれる女性のみなさんが「私らは学校に行かなかった。お寺に毎日きていた。ここが遊び場だった」などなど思い出を話されているのが聞こえてきました。合掌。