北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会は25日、新幹線敦賀開業後の在来線特急存続や並行在来線第三セクター化について県庁と意見交換をおこないました。
会側は松原代表委員、橋川事務局長らが参加、県側は新幹線建設推進課の林裕之課長補佐、地域鉄道課の坂下正人課長補佐らが応対しました。私も同席しました。
会側が乗り換えの実際はどうなるのか、特急存続の方策についてたずねました。
県側は、県側は「福井―京都間は現行サンダーバードより3分短縮、料金は870円上がる見込み、福井―大阪間は3分短縮、料金は860円あがる見込み、福井―名古屋間は現行のしらさぎ・新幹線と比べ8分短縮、料金は2200円ほどあがる見込み」などと答え、さほど時間短縮効果はなく、料金は大幅にあがることが明らかになりました。
また、特急存続については「JRは安全管理上、他社か管理する線路の上を走らない、としている。県としては1日数本でも残せないか協議をつづけている。特急存続によってJRからの貸付料が減ると、結果的に税金負担が増えることになる問題もある。年内めどに方向性をだしたい」と述べるにとどまりました。
並行在来線の第三セクターについては、「新年度に再度実施する旅客流動・需要予測調査の結果をもとに収支計画を見直す」と答えました。
参加者からは「会の県民アンケートでも特急存続の声は強い。現行の在来線特急の利便性が失われることがないようにしてほしい」と訴えました。
NHKより
福井市で新たな新型コロナウィルス患者が2名。
県外にはでておらず、関係性もないことから市中感染したことになります。リンクを追えない感染者が増え続けると東京などのような状況に近づきます。
しかし難しいところですが、飲食店や自営業の方なら接客している可能性が高いわけで、無用な疑心暗鬼を拡大させないためにも一定の情報公開が必要になるのではないでしょうか。
県は国の基準を満たしていなくとも濃厚接触者にはPCR検査を実施している、と知事が明らかにしました。県民の要望、不安に応える点で一歩前進です。
県民福井より
福井新聞より