前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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老朽原発・美浜3号機・竜巻対策工事をめぐる衝撃の事実証言。原子力規制庁自身が万全の再検査をおこなえ!このまま6月23日再稼働はあり得ない!

2021年06月01日 | 福井県政
 昨日はかねもと衆院候補と街頭宣伝。コロナ対策最優先でオリパラ中止を、老朽原発・美浜3号機再稼働反対!などを訴えました。

 私が県議会全員協議会で関西電力にただし、その後衆議院では日本共産党の笠井あきら衆議院議員が繰り返しとりあげた老朽原発・美浜3号機の竜巻対策工事の手抜き問題。
国会質疑などをみた溶接工の吉本さんの怒りの声が私にも届きました。

 原子力規制庁は笠井衆議院議員に「溶接工事を確認する」と答弁。その後、「本件の確認含め、使用前検査がすべて終了しなければ検査前合格証を交付しない」と回答しています。責任ある検査をおこなうことが必要です。

 それ抜きに、6月23日に関電スケジュールありきで美浜3号機再稼働にすすむようなら、日本の原子力規制行政はその働きをやめたことになります。

■私に届けられた吉本さんの支援者からのメール内容
 藤野衆議院議員の質問、赤旗で読ませていただきました。国と関電一体の醜い姿勢ですね。
 美浜3号機竜巻対策の検査は、H鉄工所の下請けの I 鉄建が依頼した検査会社。名前は福井のSという人物。製品検査は敦賀の貸倉庫にわざわざ若狭町からはこんで行われた。、H鉄工所が立ち会った。Dは名前貸しなので一切関わっていないという話でした。
 超音波検査も形ばかりで、吉本さんが「こんなんでいいのか」と聞いたら 、Sは「これでいい」と言うので、吉本さんは「こんなのでいいわけないやろ」と言った。ということです。実際溶接した本人がいってるわけですから、ひどい話ですね。

 このメッセージは、吉本さんから聞き取った検査の実態です。
 先日の笠井質問で、規制庁は、現地に行って目視確認をし、企業が行った超音波検査の書類を見て、「問題は見られなかった」と言う答弁でした。
吉本さんが関わった水タンク三つのうち二つの検査の実態が、先のメールです。三つ目のタンクは、吉本さんがするはずでしたが、彼がクレームをつけたので、I鉄建が亀岡市のK鉄工所に仕事を振ってしまいました。