前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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老朽原発・美浜3号機発送電開始。今秋に 美浜3号機事故想定の原子力防災訓練。順序が逆ではないか。関電は炉心の老朽化データの公開を拒否

2021年06月30日 | 福井県政
 昨日は、友人のお父さんが亡くなり連れ合いと弔問、その後、午前午後と県議会厚生常任委員会傍聴、相談対応、地域訪問活動などなど。
昨日午後に老朽原発・美浜3号機発送電開始、そして今秋に 美浜3号機事故想定の原子力防災訓練。順序が逆ではないか。
 厚生常任委員会でも議員の質問に、「訓練の規模や住民参加は関係機関と相談していく」「原子炉容器の脆性遷移温度データ1つ1つ県として確認しているわけではない。専門委員会では評価している」などの答弁。
 民主みらいの野田議員が「県民へのデータ公開を」と求めたが、当然の要求。しかし、県庁自体はそのデータをもちあわせていない。
原子力規制庁もその検査の元データはもっていない。
 関西電力の出した数字をそのまま評価している。
 
 
 しかも私が一般質問でも取り上げたオール福井反原発連絡会の公開質問に、ようやく昨日関電から電話で回答。
原子炉容器の脆性遷移温度の計測元データについては、「裁判にもかかわることなので出せない」云々との回答が林事務局長に寄せられたという。
 酷い話しだ。

 県も原子力規制庁も測定データそのものは確認していない。
 関電は、裁判を理由に公開しない。

 そして老朽原発再稼働だけはすすめる。まったく信用できないではないか!

福井新聞より