前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

大雨災害で農業パイプラインの取水設備が破損し、坂井平野の農地に水が届きにくくなっている問題

2022年08月12日 | 福井県政
 大雨災害で農業パイプラインの取水設備が破損し、坂井平野の農地に水が届きにくくなっている問題。九頭竜川鳴鹿土地改良区のHPで随時情報提供しています。 
 防塵3機のうち、3号機1機は明日13日からの稼働をめざしていますが、1,2号機の2機は損傷が大きく、当面使用出来ない可能性😭があります。
県は来年春までの復旧をめざすとしています。
 
 説明をうけた私は、「農家の皆さんに適切に情報提供を」「事故当時の操作状況はどうだったのか」「復旧にかかる費用負担はどうなるのか」などを県側にたずねました。
 
 
■FBC・・・農地に給水できず 大雨で設備に土砂流入
8月4日の大雨で九頭竜川鳴鹿土地改良区が管理する取水設備に土砂が流れ込み、水田などに給水できない状態が続いている。影響は坂井市と福井市の一部地域など4市町で合わせて9000ヘクタールの農地に及び、コメの品質低下が懸念されている。(8月10日) 坂井市坂井町の農業法人では、70ヘクタールの水田でコメを作付けしているが、先週から九頭竜川のパイプラインから給水することができていない。経営者の田中勇樹さんは「コメに水が必要な時期だけど、水が流れてこない状況で困っている。穂が出るころに水をあげないと収量が少なくなる。わせ品種のハナエチゼンの刈り取りに入るけれど、水が入れられず、高温障害でコメが割れないか心配」と語った。 同土地改良区では、取水口の土砂の撤去作業を進めていて、8月13日ごろの復旧を目指している。

関西電力美浜原発3号機再稼働と岸田政権の危険。原発は「使い倒す」対象ではない!

2022年08月12日 | 福井県政

  昨日は福島原発事故を忘れない、再稼働反対市民行進でした。猛暑のなか、日本共産党からは金元幸枝書記長、山田和雄常任、山田ふみは福井市議らとともに私も参加しました。

 岸田改造内閣が発足しましたが、統一協会との関係のある大臣がぞろぞろ、加えて「原発を使い倒す」と公言する大臣。恐ろしい。

原発は「使い倒す」対象であってはなりません。

18年前の11名が死傷した美浜3号機事故は一度も点検されないまま「使い倒された」配管が破断したことに意識がいかないのでしょう。

関西電力の体質も変わったとは言えません。

 

    当時、私のもとに「本社の原子力事業本部は美浜3号機事故は原子力の事故ではなく、機械の事故だ、言われている」との内部情報が入り、激怒して本会議で取り上げました。その後、当時の西川知事の要請を受け、原子力事業本部は美浜に移転しました。

    しかし、その後も長年にわたり高浜町元助役との異常な関係を関電本社や原子力発電担当幹部はもちつづけていたのです。自ら改善、清算する気持ちがなかったことは経過からも明らかです。

自民党政治家などと統一協会の関係も同様でしょう。

とにかく、「原発を使い倒す」と公言する異常な政権では大事故がまた近づいてきます。

ともに原発に頼らない新しい日本と福井をつくりましょう!

 

11  日付け赤旗より