福井市でのアリーナ計画。大幅増額の105億円もの事業費に。
福井県と福井市に対して経済界は、建設費を支援して、運営費を支援して、と。
私も県議会で「誰が責任をもつのか、税金投入の上限を設定するのか」などなど問題点を指摘してきましたが・・・。
税金の使い道。いま,県民市民に必要なのはアリーナなのか?
県民市民の意見をよく聴く機会が必要でしょう。
1月24日の日本共産党の県への要望でも、「福井市でのアリーナ建設は民間での施設概要や事業費、資金計画などがしめされていないなか「行政支援」だけが青天井で膨らむ懸念があります。県民生活も厳しいなか、無駄遣い、との懸念もあります。アリーナ計画そのものの是非ふくめ再検討してください」と。まさに「青天井」・・・・懸念通りになりかねません。
昨日は地域訪問活動や生活相談対応、親せきのお通夜に。94歳で亡くなられたが、当日も職場に出て帳面をつけ、自宅では畑の世話をされていたとお聞きしました。何年か前、私の顔をじっとみて、「お願いしたいことはただひとつ。原発はもうやめてください。それだけ」と言われました。
上海で双子として産まれ、「当時の上海は医学もよく、丈夫に育った」と語られていたそうです。本当に丈夫で最後まで生きられましたね。お疲れ様でした。合掌。
福井新聞より
■NHK 「多目的アリーナ」県市の整備や運営面での協力を求め要望書
地元の経済界などが構想を示す福井市中心部の「多目的アリーナ」の整備費は当初の想定を40%上回る105億円に膨らむ見通しで、福井商工会議所は1日、県や福井市に整備や運営面での支援を求める要望書を提出しました。
地元の経済界などは福井市中心部で「多目的アリーナ」を整備する構想を示していますが、資材価格の高騰などで整備費は当初の想定より大幅に膨らむことが見込まれています。
こうした中、福井商工会議所の八木誠一郎会頭がきょう県庁を訪れ、杉本知事にアリーナの整備・運営に関する要望書を提出しました。
それによりますと、整備費は105億円と、当初の想定より40%膨らむ見通しが示されていて、アリーナが果たすにぎわいづくりや防災面の機能を踏まえ、国の補助制度を活用し資金面で支援するよう求めています。
また、アリーナの整備後に本拠地を置くプロバスケットボールチームの試合だけでは十分な採算が見込めないとして運営面での支援も求めています。
要望を受けた杉本知事は、「県としてもさまざまなアイデアを出して計画に協力したい」と応じていました。
八木会頭は「アリーナの機能をしっかり維持しながら、コストを抑えた計画づくりを進めたい」と述べました。
福井商工会議所は、福井市にも同じ内容の要望書を提出していて、2月6日にもアリーナの具体的な基本計画案を公表することにしています。