前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

本日午後2時20分~3時の予定で一般質問です。河本たけしさん、美浜町議に無投票当選!

2014年03月05日 | Weblog
昨日は街頭宣伝、県議会本会議、県議会広報委員会、町内会の仕事、夜はアオッサで開催された憲法問題で若者政治塾STARでお話し、でした。この企画は鈴木前県議からお誘いをうけたもので、憲法問題で白熱した議論を、自民党、維新の会の政治家、若者とともに楽しみました。その後、事務所にもどり、今日の質問の仕上げなどをおこないました。

 いよいよ本日、午後2時20分~3時の予定で一般質問です。
質問する項目は、
1.県民を襲う消費税大増税について
2.福島原発事故から3年。知事の姿勢について。
3.農業問題について
4.教育文化行政について、などです。

 ぜひ、傍聴においでください。また、福井県議会インターネットでも生中継されます。


 昨日は、美浜町議会議員選挙の告示日。
なんと、日本共産党の河本たけしさんが無投票当選しました!

 これで原発立地自治体すべてに共産党議員が誕生したことになります。

 県議会と各市町議会、連携して、危険な原発ゼロへ、住民が安心できる防災計画づくりへがんばります!



  支援者のみなさんに囲まれて万歳する河本たけし新美浜町議

今日、美浜町議会議員選挙告示。河本たけしさんと、原発に頼らない町づくりを

2014年03月04日 | Weblog
今日は、関西電力事業本部がある美浜町の町議会議員選挙の告示です。
11年間、共産党の議員がいない町に、今度こそ!と敦賀市から久々子に引っ越しして35歳の河本猛さんがチャレンジします。
 不法なパナソニックの派遣切りとたたかい、全国の労働者のたたかいを励ましてきた河本さんだからこそ、必ず関西電力城下町の美浜町で、町民のみなさんとともに危険な原発に頼らない新しい町づくりの先頭に立ってがんばることができます。

 敦賀から引っ越ししても、「共産党には貸せない」と借家を断られたそうです。
 口惜しかったでしょう。
 実は私も、福井市に引っ越して、何軒もの借家を大手の不動産もふくめて断られた経験があります。あるお宅では、「あら、昨日ほかの人と契約した」というところも。

 人間を差別する風土、政治をひとつひとつ変えていくのも私たちの役目です。
  
 いま、美浜町では、「原発にばかり頼る時代ではない。がんばれ」「共産党がいない議会はあかん」と共感と支持が拡がっています。
 県議会議員との雑談のなかでも、「原発いらんという住民もいるからな」との声も寄せられました。


 忘れられない事故があります。平成16年の美浜原発3号機で、運転開始以来一度も点検されていない巨大な配管が破裂して高温蒸気がふきだし、11名が死傷した事故。
あの時、私が県議会で共産党議席を回復していました。美浜町は党議員がいませんでした。
 いまでも、亡くなられた下請け作業員の会社が主催した合同のお通夜で、同僚の男たちのむせび泣く呻きと姿を忘れません。
 
 県議会でただちに調査に入りました。亡くなられた現場はびしょ濡れでした。この水が180度を超す高温蒸気となって5名の命を奪ったのです。当時の奈良県議(いま越前市長)とともに合掌し、案内の関電社員の方に「献花台を」と求めました。その後、原発敷地へ通じる大橋のたもとに献花の場所がもうけられました。

 ずさんな安全管理、1時間でも早く原発を動かし利益をだそうと定期検査期間の短縮・・・満身の怒りをこめて、このような関西電力の姿勢を議会でも厳しく追及し、ずべての原発の停止と総点検を求めました。そのような要求をしたのは共産党の私ひとりでした。
 しかし、当時の西川知事は私の提案を受け入れたのです。廊下で「止めたでしょ」と声をかけられました。

  人間の命を粗末にする大企業の横暴とたたかえるのは企業献金をうけとらない日本共産党だからです。

 そういう立場で奮闘する日本共産党議員が議会にいるといないでは大違いです。

 河本猛さんはパナソニックの偽装請負の無法と一人でもたたかいつづけている労働者です。
かならず美浜町民のみなさんの安全と生活を守るために大きな仕事ができますし、育てていただきたいと願います。

 今日の出陣式に挨拶を求められましたが、残念ながら県議会本会議のためかないません。
こういう形で応援メッセージださせていただきました。




  井上さとし参議院議員の応援をうけて奮闘する河本さん

耳の日記念フェスティバル、消費税問題を考えるシンポジウム

2014年03月03日 | Weblog
 昨日は、福井県聴覚障害者協会(丸山継男理事長)が開催した「耳の日記念フェスティバル」に田端健康福祉部長や同僚議員のみなさんと参加しました。開会式典の後、県立ろう学校生徒発表と文化祭のVTR上映を観させていただきました。
 被災地ボランティアでの聴覚障害者としてのふみきりを話す高校生、ろう学校に入学して手話を学び世界が広がったことなどをいきいき語る中学生の姿はほんとうに素晴らしかった。
ルワンダのろう学校の生徒との生き生きしたスカイプのやりとりを映像にしたものはネットを通じて世界の聴覚障害者が交流するあたたかいストーリーでした。
 生徒もがんばってますが、支えているご家族、教員のみなさんも素晴らしいのでしょう。
 心あたたまるひとときでした。
 いま、開会中の県議会には手話言語法制定をもとめる請願もだされたことが報告されました。全議員の賛成で採択したいものです。


 午後からは消費税問題を考えるシンポジウムにパネリストとして参加しました。
新婦人の山野会長からは「子育て中の主婦からは悲鳴があがっています。ある年金の家庭では年間14万3400円の消費税を払っているが、物価があがるうえに増税だから苦しい」、民商の奥出会長は「国保税払えない業者が増えている。税金の取り立てとともに保険証も取り上げられるなどの事態ある」、年金者組合の山野委員長は「毎年連続した年金引き下げ、再来年からはマクロ経済スライドでさらに大変に。年金者はかつかつの生活だ」などなど各分野から消費税増税で暮らしと生活・営業はいっそうピンチになる危機的な状況がすでにあることが出されました。
 私からは、福井県予算案にみる消費税増税の内容と消費税そのものが、膨大な滞納をうみだしている欠陥税制であることや中小企業は十分転嫁できない実態がある一方で、輸出大企業はもどし税・還付金で潤うなど不公平税制であり、増税反対の世論と行動を広げよう、と訴えました。
 参加者のみなさんからもたくさんの意見や質問がだされました。








いよいよ本日、消費税増税問題のシンポジウム。午後2時~ 福井県教育センターです。

2014年03月02日 | Weblog
昨日は、赤旗読者の方のお葬式や地域訪問活動、質問準備などでした。
 亡くなられた方は旧国鉄の機関士で、ご遺影とともに雪のなかをゆくSLのパネルが飾られていました。優秀な指導機関士として天皇列車の運転もされたとか。親戚の方が「正義感で若いときには、もめ事があり駅の助役を蒸気機関車に石炭をくべるスコップで殴った。大問題となり、親父がよびだされたが、親父は海軍でアメリカやイギリスで仕事をした人物。双方の言い分を聞き、息子の方が正しい、と幹部を批判したとか・・・」。人ひとりの人生、ヨーロッパでは「お年寄り1人は図書館とおなじ」といわれるそうですね。
 訪問活動では、「いまの安倍と対決してがんばってくれ」「応援します」など激励をいただきました。ガンバリマス。


 さて、いよいよ本日です。


 目前にせまった消費税増税問題のシンポジウムが開催されます。
3月2日(日)午後2時~ NHK福井放送局前の教育センターです。主催は、消費税廃止福井連絡会。

年金者組合、新日本婦人の会、民主商工会のみなさんとともに私もお話しします。
福井県議会質問でも消費税問題をとりあげる予定ですので、ぜひご参加いただき、ご意見をお聞かせください。
あなたの思いを県議会でとりあげていきます!

 報道でも消費税増税問題が取り上げられています。


■県民福井・・・相談窓口に切実な声 消費税増税まで残り1カ月


 消費税率が5%から8%に引き上げられるまで、残り一カ月。「価格表示をどうすればいいのか」「便乗値上げと取られないだろうか」。行政や経済団体が設けている窓口には、事業者からの問い合わせなども相次いでおり、税率引き上げに向けたカウントダウンが既に始まっている。

 「8%の税込み価格は割高な印象だから税抜き価格を表示したい。他の事業所の動向は?」

 福井商工会議所の窓口には、価格表示に関する相談が続々と寄せられている。建設業者からは「元受けからは『百万円で』などと、切りの良い金額を言われる。その中には税金も含まれており、四月以降も同じだろう」と、泣き寝入りせざるを得ないと訴える切実な声もある。

 県商工会連合会には「利益をどう確保すれば良いのか」など、増税という逆風に耐えて経営を維持する方策に関する相談が多い。

 コスト削減や新商品の開発など、四月から十カ月間に寄せられた相談は延べ千九百件に上っている。

 県中小企業団体中央会への相談も、年明けから目に見えて増加。「8%になる四月以降の反動減にどう対処したらよいか」などと、事業の存続に危機感を募らせる業者もいる。

 県が昨年十二月に設置した相談窓口には、二月中旬までに十二件の相談があった。

 内訳は、価格表示関連の相談が五件、四月一日をまたぐ取引に関する相談が五件、便乗値上げの疑いがあるとの通報が二件だった。

 昨年成立した消費税転嫁法では「3%還元セール」などの言葉を使った広告や値札は禁止されている。

 県税務課によると、これまで違反は確認されていないが、「増税が始まる四月直前には、違反行為が行われる可能性もある」と警戒を強めている。

 県消費生活センターも「これまでも月に一度、スーパーなどの価格調査をしている。表示方法が適切か確認することも検討したい」としている。

明日、目前にせまった消費税増税問題のシンポジウム。私もお話しします。

2014年03月01日 | Weblog
明日、目前にせまった消費税増税問題のシンポジウムが開催されます。
3月2日(日)午後2時~ NHK福井放送局前の教育センターです。主催は、消費税廃止福井連絡会。

年金者組合、新日本婦人の会、民主商工会のみなさんとともに私もお話しします。
福井県議会質問でも消費税問題をとりあげる予定ですので、ぜひご参加いただき、ご意見をお聞かせください。
あなたの思いを県議会でとりあげていきます!

福井県議会。私の質問は3月5日午後2時20分。消費税増税なのに議員歳費削減はやめる?

2014年03月01日 | Weblog
 昨日は、県議会代表質問で自民党の関議員、民主党の山本議員が質問にたちました。
知事は原発再稼働などで規制委員会が公聴会を計画していることをきびしく批判し、ほかの立地県とも協力して規制委員会に抗議する姿勢を表明しました。また活断層調査などで規制委員会にかわる組織の創設も求める考えを明らかにしました。
 再稼働への道がなかなかすすまないことへの苛立ちでしょうが、すいすいと再稼働をすすめることを国民県民はのぞんでいません。

 代表質問のあと、福井県議会議会運営委員会が開かれ、議会質問日程が決まりました。
私は、3月5日 水曜日 午後2時20分~3時の予定です。質問する項目は、
1.県民を襲う消費税大増税について
2.福島原発事故から3年。知事の姿勢について。
3.農業問題について
4.教育文化行政について、などです。

 ぜひ、傍聴においでください。また、福井県議会インターネットでも生中継されます。


 その後、議会基本条例や、歳費などの問題で各派代表者会議が開催されました。
がっくりきました。

 そのひとつは、現在3パーセント削減している議員歳費の削減を新年度はやめることを自民党が提案し、おしきったからです。平成17年からつづいています。知事、副知事は10パーセント削減しています。
 自民党は「議員先頭にお金を使い、景気をよくしよう」などと述べました。
 私は、「任期もあと1年だし、4月からは消費税増税だ。この時期に事実上議員歳費を引き上げるのは県民の理解も得られない」と反対しました。
 民主党、公明党、山田議員、西本議員、細川議員も反対で、自民党以外の会派・議員はすべて反対しました。

 二つ目は、大雪災害の県への県議会としての見舞金をださないことになったからです。
理由は「県庁側もしていない。県の見舞金の基準は住宅全壊50棟または死亡20人、であり今回の雪害は該当しない」というものです。
 私は「平成16年の福井豪雨災害の際には埼玉県議会や山梨県議会から見舞金をいただいている」と見舞金をだすことを主張しました。
 山梨、長野、群馬、埼玉で死者は19名、農業被害も甚大です。
 

 夜は、福井県庁。関電前の原発再稼働反対アクションに参加し、県議会の模様も報告しました。
日本共産党からは山川あわら市議も参加していました。鯖江市で開催される3.9集会の取り組みや、大飯原発の裁判についての報告もおこなわれました。
 福島原発事故は収束していません。14万人が自宅に戻れない状態がつづいています。
原発ゼロへ、がんばりましょう!





 以下、報道です。

■NHK・・・・原発安全審査で知事が要請へ

  西川知事は、28日行われた県議会の代表質問で、国の原子力規制委員会が原発の安全審査の最終盤の段階で、国民から技術的な意見を聞く方針を示したことについて、「地方や国民に判断を委ねようとするのは適切ではない」と述べ、近く規制委員会に対し、責任ある対応をとるよう、要請する考えを示しました。
2月定例県議会の代表質問で、自民党県政会の関孝治議員は、国の原子力規制委員会が原発の安全審査の最終盤の段階で、国民から審査に対する技術的な意見を広く募集したり、原発がある自治体などで公聴会を開いたりする方針を示したことについて県の考えをただしました。これに対し西川知事は「規制委員会が原発の安全性を、専門家として判断するべき最終的な局面にも関わらず、このまま地方や国民に安全性の判断を委ねようとするのは適切ではない」と述べて、原発が立地する他の道や県とともに来週中にも規制委員会に対し、責任ある対応をとるよう要請する意向を示しました。また、民主・みらいの山本正雄議員は、原発事故を想定した原発30キロ圏内の住民の広域避難訓練の実施時期について県の方針をただしました。これに対し西川知事は「来月中に、住民避難の方針を定めた県の広域避難要綱を見直した上で、関係機関と協議を行い訓練を実施する時期や場所を決めたい」と述べました。


■NHK・・・不祥事続き 県警本部長が陳謝

  警察官の不祥事が相次ぐなか、2月に入って、また、巡査部長が同僚の財布を盗んだとして逮捕されたことについて県警察本部の野村護本部長は、県議会の代表質問で、「再発防止の対策をとっている中、再び不祥事が起きたことはまことに遺憾で、県民に深くおわびします」と陳謝しました。福井県警では、2月22日、窃盗事件などの捜査を担当する福井南警察署の巡査部長が以前勤務していた機動捜査隊で、同僚の机から現金、約4万円などが入った財布を盗んだとして逮捕されました。
これを受けて県警察本部の野村護本部長は県議会の代表質問で「再発防止の対策をとっているなか、再び不祥事が起きたことは、まことに遺憾であり県民の皆様に深くおわびします」と陳謝しました。
その上で「不祥事を起こさせないため、一人一人に対し、警察官としての指導や教育を徹底し、県民からの信頼回復に努めたい」と述べ、改めて再発防止に向けた対策を徹底する考えを示しました。
福井県警を巡っては、元警部が会社経営者の男性から現金100万円を脅し取ったとして、26日、有罪判決を受けるなど不祥事が相次いでいます。