goo blog サービス終了のお知らせ 

前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

本日、高浜原発再稼働へ向けた福井県原子力安全専門委員会の審議。県民にいっそう開かれた審議を

2015年05月07日 | 福井県政
  昨日は事務作業や、吉村昭氏の講演CDが発売されたのでさっそく聞きました。小説での事実の探究の姿勢に凄さを感じますが、講演をお聞きしても史実に挑む姿勢がびんびん伝わってきますね。




  今日は高浜原発再稼働にむけた福井県の原子力安全専門委員会が開催されます。
市民団体は中川委員長の交代を求めています。
 共産党はどういう立場なのか、との質問も寄せられましたが、申し入れをおこなった市民団体のなかには私も代表委員をしている原発問題住民運動福井県連絡会も名前をだしています。


 ちなみに私は、昨年9月議会でも中川委員長の姿勢の問題点を指摘しています。

■2014年9月県議会、予算特別委員会

◯佐藤委員  だから、全く福島原発の事故を考慮していない答弁だと言わざるを得ない。先ほど地震、津波の対策と言ったが、それもやってきているというのが、国会でのこれまでの従来の原子力安全・保安院を含めた答弁であった。だけど、実際にはああいう事故を起こしてしまった。その反省の上に立って新基準をつくったけれども、まだまだ諸外国に比べれば不十分な基準のまま再稼働を認めようとしているというのを一番国民が心配しているのである。実際、今回のような御嶽山の噴火もあったが、やっぱり火山の問題はどうなのかというのも、今川内原発ではテーマになってきている。やはりそういうことを含めれば、非常に不十分だと言わざるを得ないと思う。
 それで、実際に原子力規制委員会の審査の次は、福井県の場合は独自に原子力安全専門委員会というのを開くことになる。
 ちょっと1点お尋ねしたい。安全環境部長も読んでおられると思うが、こういう「ENERGY for the FUTURE」という雑誌があって、これは原子力専門というか、PR雑誌なのであるが、ことしの春の号に、今、福井工業大学の教授をされているが、前の原子力安全対策課長の来馬さんと委員長の中川さんとかが対談されている。この対談の中で、それはそれぞれのお立場だからいいのであるが、民間の方はお立場だからいいのであるが、中川委員長自身もさきの大飯発電所についての福井地裁の判決を中身がない判決だというように、かなり厳しい口調で理解しがたいということで、かなり厳しく批判されているわけである。これは、要するに、こういうことが公になっている雑誌で、県の原子力安全専門委員会の委員長の立場におられる方が、最初からこういう形で福井地裁判決を批判するということになってくると、この後議論をされても、最初からそんな色めがねで見ているのかということになってしまうという懸念が出てくると思う。その辺はいかがか。


◯安全環境部長  今後の再稼働のさまざまな判断に当たって、当然、県の原子力安全専門委員会の審議の中で、県民の立場に立った観点でさまざまに議論していくことになろうと思う。中川委員長におかれては、これまでもそういう委員長としてのお立場で公平、公正に判断なされているところであって、これからの運営に当たっても、そのような立場で臨まれるものと考えている。


◯佐藤委員  多くの国民の共感を呼んでいる福井地裁判決を、内心はともかく、公のこういう文章になるところで正面から「中身がない」などと批判する人は不適切である。そのことは申し上げておきたいと思う。


            ★

 また、福島原発事故後、民主党政権の下で大飯原発の再稼働が強行されましたが、その際も私は中川委員長あてに要望をおこないました。
これに対しても、中川委員長は私との面会にも応じず、原子力安全対策課を通じて、「応じられない」との口頭回答がきただけ、という不誠実な対応でした。

 

■2012年年4月16日に提出した要望書です

福井県原子力安全専門委員会

      委員長 中川英之様

                    日本共産党福井県議会議員団  佐藤正雄


 福井県の原子力行政についていつも熱心なご活動に敬意を表します。

先日、14日に枝野経済産業大臣が来福され、西川知事、県議会議長に大飯原発再稼働について要請がなされました。

しかし、先生も御承知のように国民県民の間では「福島原発事故も終わっていないのに再稼働は心配だ」との広範な反対の声があります。

 そこで、福井県原子力安全専門委員会として、かかる世論に専門家の立場から応えていただきたく以下の点を要望いたしますので、委員会におはかりくださるようお願いいたします。

              記

① かつて、福井県が組織した「もんじゅ安全性調査検討専門委員会」では専門家の委員による討議の後、傍聴している県議会議員、住民からの質疑をうけつけ、「県民目線で議論を尽くす」という努力をされていました。

 「もんじゅ」の時以上に、原子力のすすめ方についての県民世論が高まっていることを踏まえて、「県議会議員からの質疑」「住民からの質疑」の時間を設けていただきたい。

② 議事について、電力事業者と原子力安全・保安院という「原子力推進の立場」の説明だけでは、「抜け落ちる視点」があると思います。福島原発事故をふまえ、国の各種委員会では従来原子力に批判的な学者も構成員に加えて議論しています。県の委員会としても「安全性、必要性」について政府の説明を分析検証している県内外の専門家・機関を参考説明人として招いて慎重に議論していただきたい。

③ 委員会として「結論」をまとめるにあたり「素案」の段階で、県民の関心にこたえてなるべく全委員出席のもとで「県民説明会」を開催していただきたい。

  その際、県民からの意見聴取と回答に十分な時間を保障してください。        以上




明日、高浜原発再稼働に向けた福井県の専門委員会開催。快晴の朝倉氏遺跡で曲水の宴

2015年05月06日 | Weblog
  いよいよ明日です。高浜原発再稼働にむけた福井県原子力安全専門委員会が開催されます。
 傍聴可能です。傍聴を希望される方は、7日(木)14 時 00 分から 14 時 30 分までに県庁3階304会議室にて整理券をお受け取りください。
 再稼働反対!住民の監視をつよめましょう!



  昨日は快晴、朝倉氏遺跡では曲水の宴が催され同僚議員のみなさんと参加しました。
朝倉氏の栄華がしのばれ、もの悲しさも感じる石像群にも野の花を手向けました。









あらたな生命力




曲水の宴の会場








開会前に県立大学学長ご夫妻と歓談、下谷学長は宴者をつとめられました




大野市の田村家住宅、芝桜の里。7日に再稼働に向けた福井県原子力安全専門委員会

2015年05月05日 | Weblog

  昨日は連れ合いの実家・大野市の親戚へ選挙結果報告とご挨拶に。お義母さんや、義妹、姪、甥たちと歓談。
帰り道に、大野藩の家老だった田村家や芝桜の里へ。
 田村家は中も復元されすばらしいし、家の周りの土塁も見事に残っているのは見ごたえがあります。
 芝桜の里ではお祭り中。里いもやお酒などを買っていたら、ばったり栄市会議員と。親戚の方々と来られたそうでパチリ。








           ★

 連休明け7日に高浜原発再稼働をすすめようとしている福井県の原子力安全専門委員会が開催されます。
市民団体のみなさんは中川委員長の解任を西川知事に求めています。

 議論が注目されます。傍聴できます。


<開催要項>

第 80 回 福井県原子力安全専門委員会の開催について

みだしの委員会について、下記のとおり開催しますのでお知らせします。

     記

1 日 時
2015年5月7日(木) 15 時 00 分 ~ 17 時 00 分

2 場 所
福井県庁 6階 大会議室(福井市大手3丁目17番1号)

3 議 題
(1)福島第一原子力発電所事故を踏まえた安全性向上対策の実施状況等
について(美浜・大飯・高浜発電所)
[関西電力㈱]

(2)県内原子力発電所の新規制基準適合性審査等の状況について
[原子力規制庁]

4 その他
・一般傍聴席数には限りがあります(50 席)。傍聴を希望される方は、
7日(木)14 時 00 分から 14 時 30 分までに県庁3階304会議室にて整理
券をお受け取りください。
・14 時 30 分時点で一般傍聴席数を超えていた場合は、整理券をお持ち
の方の中から抽選とさせていただきます。


(問い合わせ先)

原子力安全対策課 担当:四方、有房

電話番号:0776(20)0314、FAX: 0776(21)6875

9条の会、浦田一郎明治大学教授講演会に300人。デモ行進も

2015年05月04日 | Weblog
昨日は、憲法記念日。
県内各地の9条の会が主催して、明治大学の浦田先生の講演会がアオッサ県民ホールで開催され約300人が参加しました。選挙などもあり、準備の遅れが心配されましたが、多くの方に時宜にふさわしい講演を聞いていただくことができました。参加されたみなさん、ありがとうございました。
 集会後は有志のデモ行進がおこなわれました。また、浦田先生を囲んでの9条の会有志の懇親会も開催され、おおいに語り合うことができました。

 安倍政権が今月にも戦争するための法案を国会提出し、8月にも仕上げるとオバマ大統領に「誓約」したことは許されないことです。
 9条の会をはじめ市民運動もおおいに盛り上げて、戦争への野望を阻止していきましょう!

 

 講演される浦田先生




 開会あいさつは9条の会ふくい 吉川弁護士







 デモ行進のあとで






今日午後2時から、福井市アオッサで憲法集会。あらためて福井県議会の改憲意見書をふりかえる

2015年05月03日 | 福井県政
  いよいよ本日、5月3日は憲法記念日です。
 福井市では明治大学の浦田一郎教授が「集団的自衛権の容認で日本はどうなる」と題して講演します。

 5月3日午後2時から 福井駅東口アオッサ8階県民ホールです。参加費500円、高校生以下無料。
 ぜひご参加ください。



 昨日は、あいさつ回りや町内会合、選挙で「放置」していた資料類などの後片付けなどでした。
町内会合では「期待にこたえてがんばってください」「人物本位で応援しました」「県議会での論議に注目しています」「市議も2人当選してよかったね」などと激励が寄せられました。ありがとうございます!

 選挙中に結婚式をあげた親せき宅も訪問、明治時代の蔵を大改装して新居とされたそうで、日本建築の継承としても素晴らしいことだと思います。










  今日の憲法記念日、赤旗の1面は「世論は反対が多数派」と、産経や朝日の調査でも改憲反対が多数であることを報じています。
思い出すのは、昨年の12月議会。日本会議の請願で、マスコミの世論調査で改憲賛成が多数、と論じて改憲議論促進の県議会意見書採択を求めた内容でした。

 私は、議会運営委員会で、「請願書の文面を見ると、国民の世論の過半数が常に改憲を求めているというような趣旨で請願がなされていたと思う。しかし、それには、事実の誤認がある。今年で見ると、いろいろなマスコミの世論調査、NHKを初め、各新聞社の調査を見ても過半数を超えている例は1件もない。だから、事実誤認に基づく議会への請願が委員会で可決されたからといって、それをそのまま認めるというわけにはいかないと思うのだが、その辺の事実関係の認識の間違いがあるのではないか。」と指摘しました。

 国民世論への誤った認識のもとで改憲議論が推進されることは許されないと思います。





          
            ★



 昨年12月県議会では日本会議提出の請願採択、自民党会派単独での改憲議論推進の意見書が強行可決されました。
日本共産党もふくめ他の会派がすべて反対または賛成しないという状況で、改憲暴走の安倍政権と連携する地方議会での自民党の暴走が浮き彫りになりました。

 本会議では日本共産党の佐藤県議だけが反対討論。自民党は賛成討論をおこないませんでした。


■2014年12月16日 福井県議会最終日 議会運営委員会 憲法改憲議論推進意見書問題


◯関委員長  特に発言もないようなので、ただいまの説明のとおりとする。
 次に、議題4「意見書案の提出について」を議題とする。本日、協議いただく意見書案は4件である。事務局の説明を求める。


◯議事調査課参事  
 次に、資料No.5の「国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書(案)」については、自民党県政会の関議員を提出者に、自民党県政会の7名の賛成者とともに議長あてに提出されたものである。この意見書案については、当委員会で協議し、委員全員の賛成が得られれば、議運の委員長を提出者、各委員を賛成者とする議員発議として、また、委員全員の賛成が得られない場合は、提出者の議員発議として、本会議に提出することになる。以上である。


◯関委員長  それでは、資料No.5の「国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書(案)」について、提出者から説明を求る。


◯吉田委員  これについては、文面が資料No.5でお手元に行っていると思うが、昭和22年5月3日の施行以来、約70年間憲法改正が行われていない。よしあしは別として、憲法改正に向けて当然、開かれた議論をすべきであろうという形で、自民党県政会からの発案として提出した次第である。よろしく取り扱い願う。


◯関委員長  ただいまの説明について、質問等があれば、発言願う。


◯山本(正)委員  私どもの会派では、これまでもいろいろ議論もしてきたが、後半部分に書いてある「憲法は、国家の基本規定」──最高法規であり、これをそれぞれ議論することは自由でいいと思うけれども、これまでの政府の方向なりを考えると、集団的自衛権の問題やそちらのほうに流れる可能性も十分あるので、私どもはあくまでも平和憲法を守る、あるいは三権によるきちんとした対応をしていくということで、これには賛同できないので、よろしくお願いする。


◯佐藤委員外議員  確認であるが、請願が出されていたけれども、これとの関係はどうなっているのか。


◯吉田委員  請願が委員会付託されて、委員会で議論をしている。その時に全会一致ではなかったので、こういう話をさせてもらっているわけである。


◯佐藤委員外議員  今、民主・みらいは反対だと言っていたので、これは、自民党県政会だけの賛成だったと思うが、請願書の文面を見ると、国民の世論の過半数が常に改憲を求めているというような趣旨で請願がなされていたと思う。しかし、それには、事実の誤認がある。今年で見ると、いろいろなマスコミの世論調査、NHKを初め、各新聞社の調査を見ても過半数を超えている例は1件もない。だから、事実誤認に基づく議会への請願が委員会で可決されたからといって、それをそのまま認めるというわけにはいかないと思うのだが、その辺の事実関係の認識の間違いがあるのではないか。


◯吉田委員  皆さん方の主張は当然、いろいろあると思うが、この件については自民党県政会で提出して、結論を得たいと思っている。


◯佐藤委員外議員  そうではなく、そもそも委員会で採択された請願書の文面そのものに事実誤認があるのに、それがそのまま採択されてしまったということがおかしいのではないかということを尋ねている。


◯石橋委員外議員  それはそれで採決して、意思表示したのだから、それで結構かと思う。
 確認するが、この意見書案は、請願に基づいたものという考えで出されているのか。私の賛否にかかわってくるので。


◯吉田委員  そのとおりである。


◯佐藤委員外議員  私が言っているのは、県議会にいろいろな請願、陳情が文書で出されてくるが、そこに書かれている内容が間違っていた場合、そもそもそれ自体がおかしいということになるのではないか。請願の団体がどういう調査に基づいて文言を書いたかわからないが、常にいろいろな世論調査で国民の過半数が改憲を求めているというのは、私が見たところ、NHKでも、通信社、マスコミでも、今年やった調査では一つもない。だから、そもそも事実誤認をもって、県議会に請願をしたのは、おかしい。自民党も、国民の過半数が望んでいるという認識のもとに採択したのだと思うが、そうではなく、前提が狂っているのだから、もう一度審議をし直すことが、必要になるのではないかという意味合いも含めて、言っている。


◯吉田委員  委員会へ差し戻して、もう一度、委員会で審議すべきということか。

      〔「必要ない」と呼ぶ者あり〕


◯石橋委員外議員  それも含めて、採決しているのだから、そこをどうのこうの言うものではないと思う。


◯吉田委員  全般的に、今までの請願や陳情の文章が100%正しいかどうかということは、私どもとしても把握できない場合もある。だから、一般的に、請願として出された文書に関しては、おおむねその趣旨を認めて、新たに作り上げた文書で意見書を出させてもらうということであり、今回もそのようにさせてもらったと思っている。


◯佐藤委員外議員  いずれにしても、意見書となると、福井県議会名による意見書になる。自民党県政会単独で出したとしても、多数で可決されれば、福井県議会名で意見書が提出される。今、民主・みらいも反対。公明党は慎重など、会派によって態度が分かれているわけだから、自民党だけが望んでいるからといって、今回の議会で無理やり通すということは、避けていただきたいと思うが、その辺はどうか。


◯斉藤委員  この場は、委員会で全会一致でなかったらどうするか、というだけのことで、議会運営委員会の名前で出すのか、そうでないかということを決めるだけのことである。今までも、自民党だけが賛成する意見書はたくさんあったのだから、ことさらここで議論するような話ではなく、議会運営委員会で全会一致でないということであれば、そういうこととして取り扱いを粛々としてやっていただきたいと思う。


◯関委員長  請願書において、趣旨が違う点があろうと、今、議会運営委員会に出ているのは、この意見書の文面だけである。もちろんいろんな情報をもとに出された請願書であろうと思うが、その真偽を確かめることをしていたらきりがない。この場においては、この意見書について、賛成するか、反対するか、そういった決め方でよいと思う。


◯佐藤委員外議員  斉藤委員が言う趣旨も、議会運営としてはそのとおりの面もある。ただ、国民の過半数が望んでいるという認識で進めるのと、過半数が望んでもいないという認識で進めるのとでは、また違ってくると思うので、意見として、慎重審議を求めているということである。


◯関委員長  ほかに意見はないか。

      〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯関委員長  それでは、ほかに意見もないようなので、ただいまの議論を踏まえて、委員の了承をいただけるかを諮る。
 発議第76号「国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書(案)」について、賛同いただける方の挙手を求める。

      〔賛成者挙手〕


◯関委員長  委員全員の賛同が得られなかったので、本意見書案については、提出者の議員発議として、本会議に提出することとする。


             ★



■改憲議論意見書に反対討論

◯7番(佐藤正雄君) 日本共産党の佐藤正雄です。
 ただいま提案されました、発議第76号国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書案につきましては、さきの反対討論で述べた総務教育常任委員会で採択された改憲を目指す請願採択に基づくものであり、反対であります。
 本会議に先立つ議会運営委員会におきましても、提案者の自民党委員からは、よしあしは別として議論を求めていく旨の趣旨説明がありましたが、憲法擁護の立場ではなく、改憲の立場であるからこそ議論を求めているものであります。衆議院選挙を受けて記者会見した安倍総理は、自民・公明両党で憲法改正の発議に必要な3分の2以上を確保したことを踏まえ、最も重要なことは国民投票で過半数の支持を得なければならない。国民の理解と支持を深め、広げていくために自民党総裁として努力したいと述べ、憲法改正に重ねて意欲を示したとマスコミで報道されております。
 また、戦争をする国づくりを進める集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備についても、支持をいただいたわけだから、実行していくのは政権としての使命だと述べ、来年の通常国会で関連法案の成立を期す考えを強調しています。
 しかし、ことし行われたマスコミ各社の世論調査では、軒並み改憲賛成の数字は下がっており、多数の国民は改憲を望んでおりません。集団的自衛権行使についての反対の世論も多数であります。比例代表選挙での支持率が33%しかない自民党が、小選挙区制度によって議席の多数を得たからといって、民意をゆがめた政策のごり押しは許されません。
 安倍政権の危険な改憲と戦争をする国づくりを後押しする役割を果たす本意見書には反対であります。

福井県中央メーデーで連帯あいさつをおこないました。明日は、憲法記念日集会です。

2015年05月02日 | Weblog
  いよいよ明日、5月3日は憲法記念日です。
 明治大学の浦田一郎教授が「集団的自衛権の容認で日本はどうなる」と題して講演します。

 5月3日午後2時から 福井駅東口アオッサ8階県民ホールです。参加費500円、高校生以下無料。
 ぜひご参加ください。


 昨日は、福井市中央公園で開催された福井県中央メーデー集会に参加。日本共産党を代表して連帯のあいさつ、「戦争する国づくりなど民意無視の安倍政権を打倒しよう」などと訴えました。朝から気温がぐんぐん上昇、暑いなかでの集会とデモ行進でした。
 大野市の栄市議も農民連代表でTPP反対を発言しました。
 集会後は、鈴木市議、山田常任とともに街頭から参加者激励の宣伝行動をおこないました。参加者のみなさん、おつかれさまでした!




 夜は、再稼働反対金曜アクションに参加。私も、関電が60年運転を申請した安全軽視の姿勢の問題や、県議の原発推進の姿勢の問題などを報告しました。






  挨拶まわりのなかで、「当選おめでとう」と草餅をいただきました。
美味しい‼


福井県議会第一回世話人会開催。5月3日は憲法記念日のつどいに集まろう

2015年05月01日 | 福井県政
  昨日は福井県議会の第1回世話人会が開催され、各会派の委員会割り当てなどが決められました。私は監査委員については自民独占ではなく、第2会派ふくめて割り当てを見直すように求めました。また、議会改革検討委員会の早急な立ち上げと審議も求めました。
  新しい県議会がより民主的で公平な運営になるようにがんばりたいと思います。




  福井県議会では費用弁償制度がつづいています。実質的な交通費以上の支給がおこなわれているため、全国でも見直しの議論がおこなわれています。
全国では共産党が提案し、いったん廃止し、実費支給へ、の提案などもおこなわれています。
新しい県議会でも不透明な支給方法を見直すことが必要です。

 私は昨年度分を、福島原発事被災自治体である富岡町への義捐金として送金しました。





 5月3日は憲法記念日です。
 明治大学の浦田一郎教授が「集団的自衛権の容認で日本はどうなる」と題して講演します。

 5月3日午後2時から 福井駅東口アオッサ8階県民ホールです。参加費500円、高校生以下無料。
 ぜひご参加ください。