前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

戦争法案反対で宣伝、対話活動。日経コラムで歩道橋のことを考えました。

2015年05月26日 | Weblog
昨日は金元書記長、山田常任との街頭宣伝。戦争法案問題で、これまで福井県庁や福井市役所も「就職先のひとつ」という言い分で自衛隊募集に協力してきています。しかし、憲法9条を事実上葬り、「戦死するリスク」が飛躍的に大きくなるとすれば、従来のように自衛隊募集に協力することは見直すことが必要になります。自治体にはかつての徴兵業務で多くの町や村の若者を戦死に追い込んだ苦い教訓があります。知事、市長、県や市の職員がいまこそ、「戦争法案反対」の声をあげる時ではないでしょうか。

 この点で、かつて有事法制である国民保護計画の問題を県議会で質疑した際に、「命令にしたがわない県職員はどうなるのか」との質問に、「処分される」との答弁があったことを思い出します。
 良心から「戦争業務」を拒否した際には「処分」されることになるのです。そのような県庁、市役所、町役場にしてはなりません。






 昨日の日経のコラムに歩道橋のことが書いてありました。

私が1期目の時、もう10数年前になると思いますが、当時、福井大学前に歩道橋がありました。
近所のかたから「歩道橋はあまり利用されていないし、歩道が狭くなっており危ない。撤去してもらえないか」との相談があり、驚きました。

 だいたい「信号をつけて」とか「安全標識をつけて」というのが相談です。「安全装置をなくして」というのは初めてでした。

 そこで何度か現場を観察し、たしかに「利用者が少ないこと」「巨大な歩道橋の橋脚のため、雨などの日には歩道ですれちがいが困難で危ないこと」を確認し、県庁の担当課へ相談しました。

 当時、共産党内からも「安全のための歩道橋設置は共産党も全国的に提案してすすめてきたもの」との声も寄せられました。

 私も慎重な検討をお願いし、県庁内でも独自に利用状況の調査をおこなっていただきました。
 その結果、福井大学前歩道橋が撤去されたのです。

 また、当時、「ピア」の近くの歩道橋、これは現在もあります、が、腐食している、との連絡をうけて調査。たしかに階段に穴が開いていたりしてひどい状況で、こちらもただちに改修工事をおこなっていただきました。

 高齢化とともに、歩道橋の利用はますます減るかもしれません。時代のニーズにこたえた安全対策がもとめられますね。
コラムを読みながらそんなことを思いました。