前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

勝山市議補選、久保こうじ候補が無投票当選!2議席回復!ゆきんこ保育園バザー、地域訪問活動。

2016年11月21日 | Weblog
昨日告示された勝山市議補選、定数1に日本共産党の久保こうじさんだけが立候補。なんと無投票当選をかちとりました!
立候補を模索していた保守系はあきらめたようです。
やっぱり日本共産党の2議席を! 無駄遣いをただし、暮らしを守る勝山市政を!の願いにこたえてがんばります!













  地元の、ゆきんこ保育園のバザー。昼に行ったら、食品は売り切れ続出。カレーをたべました。
元市会議員の西村高治さん夫妻とお孫さんも一緒にパクパク。







その後は後援会のみなさんと地域訪問活動。行く先々で日本共産党への期待もお聞きしました。
解散総選挙はいつあるかわかりません。しっかりがんばります!

 福井市で長年活動され、大阪に転居された前田他美子さんが亡くなられました。73歳。
私の選挙でもアナウンサーなどで大変お世話になりました。若いころはうたごえ運動でもがんばられていた、とお聞きしました。ご冥福をお祈りいたします。

ふくい味の祭典、今日まで。反貧困キャラバン。駆けつけ警護抗議の宣伝

2016年11月20日 | Weblog
福井県主催の「ふくい味の祭典」が福井市の産業会館で開催中です。松井議長や同僚議員のみなさんとオープニングに参加しました。
魅力的なお店、味、においが充満しています!
さっそく、美山と池田の蕎麦を美味しくいただきました。
 20日午後4時まで。美味しいふくいと出会えますよ!













反貧困キャラバンの集会に参加しました。
「下流老人」の著者、藤田さんの講演、その後のシンポ。私も実現に取り組んだ無料低額診療の急増や福井市、敦賀市の貧困事例報告。
セーフティネットの弱い日本を変えなくては!









  南スーダンへの自衛隊派遣は許されない!
 戦争する国づくり反対福井県連絡会、総がかりアクションのみなさんと、JR福井駅東口で、スタンディングしました。
 市民団体や社民党のみなさんとともに、日本共産党から金元衆院1区予定候補、西村きみ子福井市議、私も一言スピーチしました。


勝山市議補選、本日、藤野衆議院議員迎えて演説会。28日に福井県政市政懇談会

2016年11月19日 | 福井県政
いよいよ勝山市議補選です。定数1に、前回次点だった久保候補が挑みます。
告示前日本日19日は、藤野やすふみ衆議院議員、かねもと幸枝衆院福井1区候補を迎えて演説会を開催します。午後7時から勝山市教育会館。
明日20日は、午前9時から浄土寺の事務所で出発式。
ぜひ、ご参加ください。








12月議会がはじまります。
福井県政、市政懇談会を開催します。
西村きみ子市議、鈴木しょうじゅ市議、そして私がお話しします。
ご意見、ご要望をお聞かせください。
28日午後6時半から、福井県教育センター。


福井テレビの番組収録。なんと自民党県政会が解散。福井市9条の会宣伝行動

2016年11月18日 | 福井県政
 昨日は福井テレビの番組収録。県会自民党の斎藤議員、民進の糀谷議員、無所属の細川議員、そして私です。
県議会のチェックと熟議、について討論しました。
中身は?観てのお楽しみ。19日10時40分から。

 しかし、自民党県政会が欠席したと思ったら、昨日解散していた!番組では会派構成のままの表で説明され、わざわざ欠席したことまで福田アナがふれていたのに。・・・・・

 




  福井市9条の会は、福井駅頭で、南スーダンへの自衛隊駆けつけ警護活動反対、安保法制廃止、9条守れ❗️と宣伝を行いました。
海道弁護士、茂呂弁護士はじめ9条の会のメンバーが参加しました。
参院選を野党統一候補としてたたかった横山さんも出張のため通り、エールを交わしました。


新日本婦人の会のみなさんが福井県に要望活動

2016年11月17日 | 福井県政
 新日本婦人の会は16日、多田初江会長ら10名余が参加し、福井県にたいして教育、原発、子育て、介護などの各分野で要望活動をおこないました。要望活動は県議会議事堂でおこなわれ、私も同席しました。
 教育関係では、中学高校生が自衛隊への職場体験をおこなっている問題で、「戦争法により自衛隊の任務も大きく変わり、体験入隊はやめてください」と要望。県教委側は中学9校、高校8校でおこなわれていることを明らかにし、「キャリア教育の一環だり、集団行動の大切さを学べる」などと回答。会側は「全国では情勢が変わる中で職場体験先からはずしている自治体もうまれている」とはずすことを求めました。また、自殺者まででている教員の過重労働の是正について、「出産後に職場へ復帰するか悩んでいる女性教師もいる。働きやすい職場に改善を」と求めました。
 原発問題では、「原発再稼働はおこなわないこと。40年超の原発はすみやかに廃炉に」と求めました。県側は「県の原子力安全専門委員会でも厳正に安全を確認し、慎重に判断していく」と回答。
日本原電の原発の地元で生まれた女性は、「私の父は原発誘致にかかわった。原発事故が起こり、父は『絶対に安全だと聞いていたがだまされた』と言っていた。福井県が新たな安全神話の片棒をかつがないでほしい」と訴えました。 
 また、保育士でなくても保育園で働くことができる「規制緩和」をすすめていることについて、元保育士の女性は「専門でない人が親の意見をしっかり聞いて対応することなどできない。事故が起こりかねない。国の言うままに県が受け入れるのはやめてください。保育現場の低賃金重労働の改善こそすすめてください」と求めました。
 県側は「指導監査などでしっかり対応していく」などと答えました。
 現場の意見、苦悩を受けとめている女性のみなさんだからこそ、県の担当者の方々にも切実な、生の現場の声をとどけることができる、と思いました。







 
 

いきなり富山県のテレビ局からの取材

2016年11月16日 | 福井県政
 今日驚いたのは、富山県のテレビ局2社からいきなりカメラをまわされる取材をうけたこと。
 要望活動があり議会に登庁していたところ、富山県議会が福井県議会に議会基本条例の視察にこられ、そのテレビ取材の「ついでに」議員の取材も、となったようです。
 富山の方からネットで「テレビに出ていたよ」との連絡がありました。汗!かきました。
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=13095


■KNBニュース・・・県議会、県外議会の透明性などを視察   2016/11/16 18:31 現在


政務活動費の不正問題に揺れた県議会は16日、信頼回復をめざし、議会改革に取り組む県外の県議会を視察しました。

「開かれた議会の実現へ。議会改革のため富山の議員が訪れたのは福井県議会です」

16日午前、福井県議会を訪れたのは富山県議会の議会運営委員会のメンバーら11人です。

議員らは事務局から福井県議会の議員構成などの説明を受けました。

そして質疑応答へ。

今回の視察のテーマの一つは、議会の憲法とも呼ばれる「議会基本条例」についてです。

議会基本条例とは、議会のあり方や議員の責務を明文化したもので福井県議会はおよそ2年かけておととし3月に制定しました。

しかし、内容を見てみると「議員は県民の意思を把握し、県民の負託にこたえる」など、抽象的な理念ばかり。

山辺委員長は、「理念だけでは、実効性がないのではないか」 として事務局に具体的な成果を問う場面もありました。

福井県議にとっては基本条例の制定で何か変わったのでしょうか。

佐藤正雄さん「これまでオール賛成だった会派の方も是々非々で態度を表明されるようになったいいことではないか知事側と議会側と切磋琢磨してより県民のためになる政策を作っていくということでは議会基本条例の制定一つのステップになっている」

佐藤さんは、議会基本条例の制定までの過程が議論の活性化や知事との関係性に緊張感をもたらしたと話しました。

このあと同様に石川県議会も視察した一行。

山辺委員長は両県議会の広報紙や情報公開への取り組み方などが参考になったと述べ、富山での議会基本条例の制定に向けてさらにほかの県議会を研究したいと話しました。

山辺美嗣、議会運営委員会委員長「県によっては議会基本条例に基づく議会の計画を作って計画が達成されたかどうか検証する県もある、どういう方法がわが県にとって今までやってきた改革を整理したうえで作っていくのがいいのかもうしばらく検討が必要、議論したい」

今回、両県議会で聞かれたのは「議会基本条例の制定はゴールではなくスタート」だということ。

富山県議会の議会改革は始まったばかりです。

県議会は今月24日に開く議会運営委員会で今回の視察分を含む他県の取り組み例などを報告し、基本条例について議論を進める方針です。

自衛隊を内戦状態の南スーダンに、戦争法発動へ。閣議決定に抗議の宣伝

2016年11月16日 | Weblog
 憲法9条をやぶり戦争する国へ、内戦状態の南スーダンへの駆けつけ警護活動が閣議決定され、抗議の宣伝をおこないました。
衆院福井1区の、かねもと幸枝候補先頭に抗議の街頭宣伝を行いました。たくさんの皆さんから激励をいただきました。
 午前と夕方の2回の宣伝。午後は、日本共産党中央委員会総会での志位委員長の報告を聴いた後でおこないました。

みんな心配しています、日本の行く末と自衛隊のみなさんの身体を。
 総選挙で安倍政権を終わらせ、戦争法を廃止しましょう。そのためにも、野党共闘でたたかい、総選挙で安倍政権与党と応援団を少数派に追い落とし、野党連合政権をつくることがどうしても必要です。
 参院選の経験教訓をふまえてがんばりましょう!








総選挙、福井1区 かねもとさん、2区 さるはしさん、を日本共産党候補として発表しました

2016年11月15日 | Weblog

 きたる総選挙。
 昨日は、野党共闘の努力を参院選に引き続いておこないながらも、日本共産党の勝利目指し、福井1区に、かねもと幸枝書記長、福井2区に、さるはし巧前おおい町議、党嶺南地区常任を発表しました。
野党と市民の共同で安倍政権の暴走政治をとめ、平和と暮らしを守るために頑張ります!

 その後、同僚議員とともに自治会館で開催された農業委員大会参加、共産党の会議などで下。






宇野重吉の貴重な資料展示。マイナンバーの危険いよいよ。

2016年11月14日 | 福井県政
福井市出身の宇野重吉の貴重な展示を文殊公民館で観ました。昭和30年、はじめての民芸公演パンフレットをはじめ多数のパンフレット。
母校前での写真、手紙などなど。宇野氏の親友だった故松村氏の娘さんが「蔵」に保存されていた資料を提供したものです。
 文学館などでもきちんと整理して多くの方に観ていただいたらいいと思います。








 危険な動きではないか。マイナンバーで国民の頭の中と、お財布を監視できる仕組みづくりではないか?

福井県内の図書館がこんな物騒な計画に参加しないように各地で声をあげましょう!

■時事・・・・全国の図書館、カード1枚で=マイナンバーで来夏にも-総務省

  総務省は10日、社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度で使う個人番号カードについて、来夏にも全国の地方自治体が運営する図書館の利用カードとしても使える仕組みをつくる方針を固めた。個人カード1枚でさまざまな図書館の本を借りられるようにして利便性を高め、普及につなげる。
 総務省によると、図書館を設けている自治体は1350団体で、多くの自治体に参加を促す。
 新たな仕組みは、個人カード裏面のICチップに内蔵され、本人確認などに使う「マイキー」と呼ばれる部分を活用する。希望者はマイキーを使ったサービスのポータルサイトで事前に自分のIDを作成し、図書館側は利用カードの番号をポータルサイトに登録。例えば、自宅近くの図書館と別の自治体にある勤務先周辺の図書館を利用している場合、どちらの本も借りられるようになる。
 また、図書館の利用カードとして使えるようになると、本を借りるたびに本人確認を行える。このため総務省は、住民が利用カード更新のためにわざわざ図書館を訪れる必要がなくなるメリットもあるとみている。
 総務省は、個人カードの普及策を推進。民間のクレジットカードなどのポイントを個人カードに集約し、商店街での買い物にも使えるようにする考えだ。(2016/11/10-14:49)



    

 安倍政権の戦争法発動をやめさせ、廃止する国会と内閣をつくるためには、共産党と民進党が手をつなぐ必要があります!
参院選で11勝したのは野党共闘と市民の共同の力です。

■共同・・・民進に手つなごうと共産・小池氏   衆院選へ協力訴える

 共産党の小池晃書記局長は12日放送のラジオ番組で、次期衆院選での野党共闘を巡り、民進党を念頭に「私たちは『輸血をしよう』ではなく『手をつなごう』と言っている。A型の人とB型の人が手をつないでも死なない。選挙協力とはそういうことだ」と訴えた。

 昨年「血液型の異なる者同士の輸血はできない」とブログに記し、共産党との選挙協力を否定した民進党の野田佳彦幹事長の軟化を促した形だ。

 小池氏は「(協力に向け)共産党は脱皮した」と強調。安全保障関連法廃止や脱原発を挙げ「選挙は目的を達成するための戦い。一致点があれば手をつなぐ、それが野党共闘だ」と説明した。

藤野衆議院議員を迎え「秋のつどい」。政務活動費ネット公開陳情。3兆円もの新幹線、冷静な議論必要。

2016年11月13日 | 福井県政
昨日は、午前中は実家の仏事、午後は藤野やすふみ衆議院議員を迎えて「秋のつどい」。会場いっぱいの参加者から野党共闘や日本共産党のことなど質問も相次ぎ、藤野衆議院議員がていねいに答えてくださいました。解散総選挙もいわれますが、安倍政権を倒し、戦争法を廃止し、国民の命、自衛隊員を戦死させないためには、共産党と民進党が手をつなぐことがどうしても必要です。連合傘下の自治労幹部は「とくに小選挙区を考えると野党共闘すべきだ」と述べているそうです。その通りです。
 そのためにも、政策の一致点を明確にし、相互支援相互協力体制をつくり、当面の政権についての合意が求められます。
藤野衆議院議員も「安倍政権を倒すには野党共闘しかない。衆院は295選挙区もあり、参院選とは違う。相互支援体制が必要。共産党だけが一方的に取り下げることはしないし、それでは共産党としての国民への責任が果たせない」と強調しました。

 夜は近所の方のお通夜。私が選挙にでる際にポスター掲示などをお願いしたら気軽にOKしていただき、お元気な間はご協力いただきました。こういう地元のみなさんのご支援に支えられてがんばることができています。ご冥福をお祈りいたします。






 昨日の毎日新聞福井版。
県議会に政務活動費のネット公開を求める陳情書。
議員への配布にとどまらず、議会審議にかけることが必要ですね。




 昨日の福井県の地元紙は新幹線、小浜ー京都ルートの報道一面。
福井県から大阪まで3兆円の新幹線建設。一方、人口急減。生活保護受給者最大。債務1000兆円超え最大。
新幹線、リニアで財政破綻へまっしぐら?


福井県へ原子力防災訓練の内容で申し入れ・要望。原発ゼロへ市民行進、金曜行動

2016年11月12日 | 福井県政
 昨日は、原発行動の一日でした。
昼は、毎月11日の原発ゼロ目指す市民行進。私があいさつし、安倍政権がすすめる原発輸出でベトナムが日本から計画していた輸入を断念したことなどをお話しし、原発再稼働と海外輸出をすすめる政治を変えるためにがんばりましょう、などと訴えました。






 その後は、原発問題住民運動県連絡会、嶺南センターが福井県に8月に行われた原子力防災訓練をめぐって、要望、意見交換をおこないました。
 敦賀、若狭町、高浜町、美浜町など各地で「監視行動」をおこなったみなさんが現場での実態や、参加住民の声をふまえて要請をおこないました。きちんとした総括文書をまとめ、来年の訓練にいかすうえでも、よりひろく参加者や関係者の声を国も県も聴くべきでしょう。




 夕方は、再稼働反対金曜行動。4日におこなった政府交渉の内容をお話しし、「内閣府も規制庁も厚労省も問題のある答弁を繰り返した。きたる総選挙で安倍政権の原発推進を変えよう」などとお話ししました。

 本日12日午後2時から、藤野やすふみ衆議院議員が国政の現状と日本共産党の提案についてお話しします。福井市文化会館4階会議室です。ぜひご参加ください。





■原子力防災計画・訓練についての申し入れ
はじめに
関西電力高浜・大飯原発で、大量の放射性物質が放出される過酷事故を想定した広域避難(8月27、28日実施)の訓練が行われました。その前の8月12日、私たちは県に対して熊本地震を教訓にした複合災害に対応できるようにと申し入れを行いました。しかし中身については国(内閣府)と自治体が調整中のため発表は来週中になると述べるにとどまり具体的な回答はされませんでした。訓練を終えて2か月半がたち、福井県としてどうまとめを行っているのかお教えください。また私たちは、福井の2団体と京都の住民団体と連携し当日の訓練の監視行動を行いました。以下に改善が必要な項目を提起いたしますので、この要請項目についてご回答ください。

1、 関西電力高浜・大飯原発・広域避難訓練を終えて、まとめた内容の説明を求めます。  
あわせて、可能な資料提供を求めます。①8月27日、28日の避難計画全体の詳細な運用マニュアル②8月27日、28日の訓練それぞれについての、事故想定と訓練内容③住民の参加者数、うち県外避難訓練に参加した住民数とバス、自家用車の台数④京都、兵庫など福井県民を「受け入れる」側の自治体・市町村の役割、当日参加の職員数⑤スクリーニングポイントの場所⑥ヨウ素剤配布の場所⑦熊本地震などをうけて複合災害を想定した訓練内容について             
2、住民参加を基本にし現実的な様々な障害を前提とした実効性のある訓練にすること。             広域避難に参加した住民は圧倒的に少なく、避難したとみなすだけで終わった福祉施設もある。住民の実践を伴う訓練を実施すること。震度6以上の大地震を想定しながら、移動に支障はなく、自動閉鎖するはずの高速道路を使用し、渋滞を避けパトカーで先導した分刻みの進行としたが、現実的な様々な障害を前提とした訓練とすること。                           

3、緊急モニタリングを実施した後、その実測に基づき避難の発令をすること。            
緊急事態が8時に発令され、9時に前面緊急事態が発令された。その後避難に移行していて、緊急モニタリングが抜けている。5キロ圏は別にして、30キロ圏が避難に至るには、モニタリングが必要である。                                                      
4、安定ヨウ素剤の配布は、UPZおよび30キロ圏内外にも事前配布すること。            
安定ヨウ素剤の配布は、一人ひとり問診しながら配っていた。配布場所を抜本的に増やし、手際よくしなければ、放射性ヨウ素から人体を守ることはできない。配布スピードを速めることが重要であるが、最も効果的なのは、UPZおよび30キロ圏内外にも事前配布することである。安定ヨウ素剤を福井県内、全自治体住民分を準備し事前に住民に配布しておくようにすること。安定ヨウ素剤配布のシナリオを実効性あるものに改善し各府県統一すること。                         

5、天候による計画変更については、風速・風向、津波高の基準を明らかにすること。       
高浜町音海地区では、悪天候により陸上自衛隊のヘリが飛ばず、道路を使い汚染源の原発に向かって避難した。舞鶴市成生地区でも船舶による避難訓練が実施できなかった。住民とって安全に避難できない、中止では済まない問題である。若狭湾の気象データでは、当日の最高風速を超える日数が昨年1年間で182日もあった。天候による変更については、基準を明らかにすること。 

6、音海半島や大島半島の住民の避難は、地元にある漁船など使うことを優先すること。
 緊急時では、遠方から派遣する海保や自衛隊の船では避難が間に合わない。よって、地元にある漁船などを使うか、日頃から避難用の船を確保すること。                        

7、事故発生からスクリーニングポイント設置の訓練を行うこと。                      スクリーニングポイントの設置は、美浜役場や綾部球場のすべてで、事故発生の前日からの設営になっていた。これは、事故発生から短時間で設置できるかが、汚染を拡散させない命綱である。そこで設置が遅れ、渋滞すれば、スクリーニングポイントを勝手に超えていくことになり、汚染が拡大することになる。実際の事故を想定しスクリーニングを設置する訓練を行うこと。                                         
8、スクリーニングポイント設置計画は、実態に合わせ改善すること。                  受付や除染などが屋外で行われたうえ、スペースが狭く、汚染車両とそうでない車両が混在し、汚染が拡大する問題があった。屋外テントでの住民の検査・除染は屋内に変えること。水の確保と管理も現地で実際の事故を想定して改善すること。                                 

9、スクリーニングポイントで、車両除染の汚染水回収訓練を行うこと。                 
美浜役場では、汚染車両の除染訓練は行われなかった。また、綾部球場では、自衛隊の車両が並んでいて、防護服を着用して同隊員が砂地で除染していた。本来ならばシートを敷いて、自衛隊の放射能を保管できるタンクに移設するなど、汚染水の管理・回収を行うと説明をしていたが、実際は垂れ流し状態で、対応はバラバラであった。また、人体に対するシャワーによる除染・着替えもしていない。実際、水も出していないので、汚染水の管理・回収訓練もない状態であった。除染の汚染水の回収訓練についても行うこと。                                                      
10、スクリーニングポイントでの、必要機材の標準化を的確に行うこと。                 福井・京都・綾部で、必要機材の標準化がされていない。具体的な作業手順の問題と、機材と水の確保、汚染水の管理・処理の問題が重要である。敦賀市の千代田火災によると、除染用テントは「実用化はしていないが、今回、試験的に貸し出した。設営がわずか10分でできる優れもので、値段も5、6百万円で、広域批判訓練を受けて、大量に発注になるのでは」と言っていた。簡易型の車両汚染検査機も同様であった。 必要な機材の標準化については、適格に行うこと。                                        

11、行政の広域連携と、自衛隊と警察などの連携は、実態に合わせ改善すること。        自衛隊について言えば、京都(第3師団)と福井(第10師団)で各師団が対応したという。綾部は福井が近いので、福井から入るのかと言えば、あくまでも京都は第3師団のしきりであると説明する。事故が起こってから移動では実際には間に合わず、実態に合わせ改善すること。                                                        
12、自治体職員や消防署員、警察署員、民間のバス運転手、船の乗務員、消防団員など避難活動に携わる多くの人々を大量被ばくから守る対策を講じること。                     
最後の1人まで住民避難活動に責任を持つ人々が大量被ばくのリスクへの対抗処置が講じられていない。避難計画に携わる人々を大量被ばくから守る対策を講じること。                                                       
13、避難先の自治体の受け入れ態勢の確立を促すこと。                        
県外の自治体では、避難予定の体育館が別行事で使用できずに、他の施設に移動したところもあった。避難先自治体の受け入れ態勢の確立を促すこと。                                                         
14、必要な機器を福井県が管理して原発事故発生後に各スクリーニングや関係ポイントにどう運搬・設置するか明確な基準を示すこと。
以上

県議員会議を開催。TPP強行可決は許せない!12日に藤野衆議院議員迎え、つどいを開きます

2016年11月11日 | Weblog
 昨日は、県内の共産党議員の会議を開催しました。南県委員長と私から党の取り組みや12月議会準備などについて報告し討論しました。
久保こうじさんが出馬予定の勝山市議補選勝利めざす取り組みとともに、議会準備も怠りなくすすめなくてはなりません。

 衆院でのTPPの強行可決に抗議します!
12日に藤野やすふみ衆議院議員が来福し、安倍政権の暴走政治とのたたかい、日本共産党の提案をズバリお話します。
演説会ではなく、参加者のみなさんの質問にお答えする時間もたっぷりあります。
解散総選挙も取りざたされる情勢。ぜひ、ご参加いただき、日本共産党の提案をお聞きください。
12日土曜日午後2時から、福井市文化会館4階会議室です。



アメリカにトランプ大統領!新幹線で福井は?県議選公報

2016年11月10日 | 福井県政
 いや、驚きましたね。トランプ大統領。日本も核武装発言とか、軍事同盟応分の負担とか。TPP撤退は歓迎ですが。この先、不透明な状況が生まれるでしょうね。
 ただ背景は、アメリカ国民の貧困、苦悩が背景にあり、それがある意味チェンジ、となったのかもしれません。ただ歴代共和党の政策は格差拡大をすすめてきたのですから、今後の政策展開から目が離せませんね。


 昨日の朝日新聞。
新幹線の効果と地方負担の問題。
白山駅新設要望だが、さらに福井から東京への時間はかかることに。東海道新幹線の方が料金も、所用時間も、福井県民にとっては良いことに。
後の祭りとならないように。







 ようやくですが、歓迎します。
福井県議選で選挙公報発行提案へ、県会自民党。

■県民福井・・・選挙公報、県議選にも 自民、条例案を提出方針

 二〇一九年四月に予定される次の県議選から、県選管による選挙公報が発行される見通しとなった。県議会最大会派の県会自民党が八日の総会で、選挙公報の発行に必要な条例案を議員提案する方針を固めたため。

 今後、他会派の意向も確認しながら進める。

 県議会事務局などによると、都道府県で選挙公報の発行を定める条例がないのは福井を含め六県。

 県議選のたびに、全ての候補者の政見を紙にまとめた選挙公報が有権者宅に届けられないのは「不親切」「新人候補に不利」などの声が県民から出ていたという。

 県内の各市町では、首長・議員選の選挙公報発行のための条例を制定済み。国会議員と知事は公職選挙法に選挙公報の規定があり、福井県では県議選のみ選挙公報が出されていない。

 (尾嶋隆宏)

県議会決算委。ポスト「コシヒカリ」試食会。ふるさと納税。

2016年11月09日 | 福井県政
 昨日は県議会の決算審査。安全環境部から水月湖年縞施設に関わっての国とのやりとりの報告がありました。
私は、一般質問でも取り上げた災害時用の備蓄食品が大量廃棄されていた問題の改善策を要望事項とするように発言しました。
また、コシヒカリに代わる新品種の開発がすすめられていますが、開発中の4品種について試食会がおこなわれ、参加しました。
ランクづけはなかなか難しい。

 また、マスコミ各社からの取材や打ち合わせもつづきました。テレビ出演、となるとやはり緊張しますね。








 ふるさと納税で、減収自治体。税の自治体間での取り合いの様相・・・こういう問題点は最初から分かっていたことだが、本来の税の観点に照らして過度の運用が地方財政の基本を揺るがすようでは本末転倒だと思いますね。
 福井県も積極的に取り組むと同時に、逆に、地方自治体格差を不用意に拡大している現状の是正にむけた改善提言も必要でしょう。
 ほんらいの趣旨に照らせば、高額返礼品は廃止し、お礼状と粗品程度にすれば、真に応援したい寄付だけが集まるのでしょう。
しかし、これではふるさと納税と関連産業が縮小するでしょうから、・・・どうしたもんでしょう。



■神戸新聞・・・・2016/11/7 05:50神戸新聞NEXT

  ふるさと納税 県内自治体で11億円超「赤字」


  応援したい自治体に寄付をすると居住地の税金が軽くなる「ふるさと納税」で、集まった寄付よりも減った税収が多い「赤字」となった兵庫県内の自治体が、2015年は14団体だったことが神戸新聞社のまとめで分かった。赤字額は県が最多の約21億3千万円で、市町では神戸市の約8億9千万円が最も多かった。県と41市町の合計は約11億8千万円の赤字で、多くの財源が県外に流出している実態が浮かび上がった。(古根川淳也)

 ふるさと納税は、自分が選んだ自治体への寄付額から2千円の自己負担を除く額が、居住市町や県の住民税などから控除される。

 わずかな負担で豪華な特産品などがもらえるケースもあり、返礼品競争は過熱。一部の自治体に多額の寄付が集まっている。県内では昨年、南あわじ市の約4億6千万円を筆頭に、13市町が1億円以上を集めた。

 一方、住民が他の自治体に寄付をすれば税収は減る。総務省によると、15年のふるさと納税に伴う住民税の減収額(控除は16年度)は、県が約21億5千万円と都道府県別では5番目に多かった。神戸市は約10億8千万円で、いずれも寄付を受けた額を差し引いても赤字となった。

 県は応援したい事業ごとに寄付を募っているが、目を引く返礼品は用意していない。住民税減少分の75%は地方交付税で国から補填(ほてん)されるが、それを考慮しても約5億2千万円の歳入が失われたことになる。

 県の担当者は「返礼品目当ての寄付は制度の趣旨とは違う。共感して寄付をしたくなる事業を考え、PRしていきたい」と話す。

■現行制度は見直しを/橋本恭之・関西大教授(財政学)の話

 他の地域を応援したいという気持ちの寄付は尊重すべきだが、返礼品目当てが急増している現状は問題。地域間の税収格差を是正している面はあるかもしれないが、財源が流出すれば行政サービスが低下する可能性がある。現行制度では、高所得者が高額の寄付をしても自己負担は2千円と一律のため、公平性の点からも見直すべきだ。

街頭宣伝で政府交渉内容を報告。福井市の中核市移行について、気になる新聞記事が

2016年11月08日 | Weblog
 昨日は金元書記長、渡辺常任との朝の街頭宣伝、相談活動、共産党の会議、ご近所の方のお通夜などがつづきました。
街頭宣伝では金曜日の政府交渉の原子力防災問題や関電課長の過労自殺問題での国の対応などを報告し、無責任な姿勢を批判しました。
私は関電の味方ではありませんが、働いている方が自殺に追い込まれたにもかかわらず、規制庁や厚労省の無責任な回答を聴いているとこのような悲劇を二度とだしてはならないことを痛感します。もちろん背景には安倍政権の原発再稼働推進政策があるのです。





 福井市も中核市移行の方針で、私も県議会で保健所問題などを質問しています。
長野県の状況について地元紙が警鐘を鳴らしています。
 「独自施策の展開を図って保健所を設置した長野市は今、医師ら専門職の人材確保などのため、県との共同設置への切り替えを検討している。
 どこまで市独自の施策ができるのか。長野市の行方を見極める必要もある。」

 すでにある機能が県から福井市に移行しても住民サービス自体は大きく変わらないでしょう。長野市のように軌道修正をはじめるところもでているようです。

 住民への十分な説明もなく、中核市ありきですすめるのはたしかに問題がおおきいのではないでしょうか。



■信濃毎日・・・・中核市移行 住民合意あってこそ

 松本市が2020年4月の中核市移行を目指している。先週末には菅谷昭市長が阿部守一知事を訪ね、県から市への権限移譲の協力を求めた。

 中核市制度は地方分権の一つで、住民に身近なところでより幅広く行政を進めることが狙いだ。その方向性に異存はない。

 ただ、県内で先行して17年前に移行した長野市では保健所の設置を巡り課題が持ち上がっている。住民へのメリットが感じられないとの声もある。移行には慎重な検討が必要だ。

 中核市は、人口の多い市が都道府県の業務の一部を担う、地方自治法上の都市制度の一つ。政令指定都市に準じた事務と権限が移される。ことし4月現在で全国に47市ある。

 昨年施行の改正地方自治法で、人口要件が30万人以上から20万人以上に引き下げられた。この結果、24万人余の松本市も対象になった。市によると、中核市に移行すれば1700〜1800の事務が県から移される見通しだ。

 この多くを占めるのが、自前の保健所を持つことによる事務だ。伝染病の予防や食中毒対策のほか飲食店や旅館業の営業、温泉の利用などの許可業務から犬猫の保護まで幅広い。

 もともと松本市には県の松本保健所があり、市の保健所が新たにできても、市民の利便性が大きく向上するわけではない。むしろ、長野市のように住民が長野市保健所と県長野保健所を間違う混乱も懸念される。

 松本市は、保健所業務を持つことで市が取り組む「健康寿命延伸」の施策を一体的に進め、総合的な健康福祉サービスが提供できるとしている。

 同様に独自施策の展開を図って保健所を設置した長野市は今、医師ら専門職の人材確保などのため、県との共同設置への切り替えを検討している。

 どこまで市独自の施策ができるのか。長野市の行方を見極める必要もある。

 中核市移行に伴う事務経費の増加分は国からの地方交付税に算定されるが、施設整備は原則的に自治体負担になる。長野市は保健所新設に約30億円を投じた。費用対効果をどうみるかも重要だ。

 中核市移行の研究は3月の市長選で菅谷氏が掲げた公約の一つだ。それで市民の理解が得られたかは疑問もある。移行ありきではなく、メリット、デメリットを含め市民に丁寧に説明し、合意形成を図ることが欠かせない。

(11月7日)