物部の森

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日記風に書いてます。

堺文化財特別公開

2012年11月04日 | Weblog
 堺の歴史文化を物語る文化財等を期間限定で公開するイベント。
 普段は足を踏み入れることのできない寺社仏閣を見学することができる。ほとんどの箇所が有料だが、ボランティアのガイドもいて丁寧に説明してくれる。

■千利休屋敷跡
千利休が茶の湯に使用したと言われる「椿の井戸」が現存する。


■天慶院
信長・秀吉の時代に開かれた臨済宗大徳寺派の寺院。有名な茶室「大黒庵」がある。
(茶室など建物の中は撮影禁止のため外観だけ)


■海会寺(かいえじ)
現在地に再建される前の建物は秀吉の命によって建立されたと言われる。
中には入らず。


■南宗寺(なんしゅうじ)
信長よりも20数年前に堺を拠点に機内など13カ国を治めた三好一族の三好長慶が建立。


枯山水の石庭。風情がある。


■大安寺
応永元年(1394年)に後小松天皇の命により建立され、大阪夏の陣で焼失の後、慶安年間に現在地に移転してきたと言われる。本堂には狩野派の障壁画が描かれている。また各間では、若手アーチストのコラボにより現代アート作品が飾られていた。


こちらにも枯山水の石庭がある。


 どれも素晴らしい文化資産だった。「茶の湯」にも興味が出てきた。
 期間限定などとせず、もっと積極的に公開して観光客を呼び寄せたらいいのにと思ってしまう。いずれにせよ充実の歴史散策。各所でもらったパンフレットや小冊子などの資料はしっかり読んで復習しよう。
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