湯島の名店を巡る

Ｔさんに湯島へ飲みに連れて行ってもらう。
一軒目は「シンスケ」、界隈では老舗の居酒屋だ。


落ち着いた雰囲気。大阪で言うと明治屋を彷彿とさせる。客筋も近所の「旦那さん」みたいな品の良い人が多い。


ビールを二杯飲んでからは秋田の両関を燗で。
Ｔさんはあまり食べ物を注文しない。二人で三品ほど。この後はバーに行くと聞いてたので、もうちょっと腹ごしらえしたいなと思ってたら、お勘定。
店を出てから、「ここ寄りましょう」と春日通りの向かい側にあるラーメン屋「大喜」へ。ここで「鶏そば」を食べたのだが、これが絶品。Ｔさんはここで腹を膨らますつもりで、「シンスケ」ではあまり注文しなかったのだ。予算的も抑えられるし。粋なハシゴの仕方やねえ。


そこから最後、近くのショットバー「ＥＳＴ！」へ。ここもすごく評価の高い店らしい。


店へ入ってその良さがすぐ分かった。棚には酒のボトルがずらり。カウンターの奥には白衣を着たベテランのマスター（もう完全におじいちゃん）がニコやかに迎えてくれた。ＢＧＭは耳をすませばかろうじて聞こえる程度の音量でジャズが流れている。


ギムレットと余市ストレートで締める。


最高の湯島名店巡り。Ｔさんには前回の「岩手屋」に引き続き良い店を教えてもらった。本当に感謝である。
曰く、「Ｍさん（私）が東京に居る間に連れていきたい手持ちの店がまだ８軒ある」。
どこでも連れてって～。